#a0028 記帳代行が大事だと思う理由

税理士事務所の業務の中で、会計関連の業務は、業務の大半を占めるわけで、会計業務とどのように捉え、経営の戦略に結び付けていくのかということは、私は大事だと思っています。

会計業務の選択肢としては、会計ソフトの入力を税理士事務所が担う、いわゆる、記帳代行と、会計ソフトの入力をクライアントが担いそれを確認する、監査スタイルに大別されます。

現在、私は、両方を受託していますが、どちらかを優先しようとは思っていませんが、それぞれに関して受託の要件を設けています。

つまり、その要件を満たさない場合には、いずれも受託せず、依頼を断るか、もう一方の選択を促すようにしています。

業界の中では、記帳代行については、面倒だからやりたくない、事務的で、非創造的で、プロが担うべきものではないと考えている人や、そのように考え、確認スタイルが理想だと宣伝している会計ソフトベンダーもありますが、私は、記帳代行は、税理士事務所において、戦略的に重要だと思っています。

記帳代行に対する私の考えについてご紹介します。


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