見出し画像

【ローマ字おしゃべりキーボード】小学生のローマ字おけいこサポートツール(1)

★はじめに・・・3年生がローマ字を習うことは?

ボクの学級(特別支援学級知的クラス)にはA子さん(4年生)の子がいます。国語の学習は、漢字練習・読み取りプリント・音読を中心に本学級で(交流学級ではなく)やっています。

A子さんは、3年生までは通常学級に在籍し、今年度より支援学級に編入してきました。

交流先の4年生(通常学級)クラスでは、ローマ字タイピングの練習をすると先週の週案に記されていました。

A子さんも、日常的にタブレットを使っています。検索機能も上手に使っていますが、ローマ字変換は使いません。内蔵のひらがな50音キーボード、または音声入力で事が足りるからです。

ローマ字入力の必要もなければ、その良さも全く実感できないのです。

新指導要領では、ローマ字を小学校3年生から習うことになっています。それまでは、ずっと4年生からでした。

3年生からローマ字を習い始めることにも、2年生が分数を勉強することにも、4年生が都道府県の漢字を書けるようにする(読めるだけじゃなく)ことにもボクは違和感を感じています。

それはさておき

A子さんも、前年度、3年生の国語でローマ字の勉強をしたのですが・・・

「きらい!にがて!めんどくさい!」という感触をもってしまったようです。

一般的に、ローマ字学習用に「ローマ字練習帳」を副教材として購入して宿題用として使わせることが多いようですが、新出漢字と計算練習ドリル学習だけでお腹いっぱいの子にとっては、プラスαのローマ字は、・・・・想像するにあまりあります・・・

そこで・・・カネッチアプリはいかがでしょう?

少しの遊び心が、ローマ字学習へのハードルを下げるかも知れません。

★こんなアプリです。

【ローマ字おしゃべりキーボード】

                →ここから

※3年前に作ったものを一部修正しました。
 1.ボタンサイズ・文字サイズを変更
 2.外付けキーボード(A~Z)(スペースキー・←矢印キー)に対応
 3.表示文字を見やすく
 4.起動の高速化
 5.ローマ字文を登録・再生ができます。

★ローマ字学習用ツールとして作成しました。
 
<使い方>
(1)緑の旗をクリック (キーボードが配置される)

起動画面 

(2)キーをタッチすると、アルファベットが入力される。 BSは一文字消し、スペースは1マスあける。黒板消しは全部消す

画面タッチまたは、外付けキーボードで入力できます

(3)緑の〇ボタンで大文字・小文字の切替

大文字入力もできます。

母音は、文字枠(うすい赤)がつくので、入門期の子どもたちには読みやすいです。

(4)左上の人物をクリック・・・日本読み 
  その下の人物・・英語読み(翻訳機能あり)
 ※ただし、英語読みを優先するので、期待していたような読み方にならないときがある・・・たとえば

竹(たけ)とうったのですが・・・

日本語読み・・・「テイク」 英語読み「take」:(取る)と読んでしまいます。

文字をスペースで区切ると「たけ」と読みますが・・・

こういうお間抜けなアプリです・・・残念

(5)左下「ローマ字一覧表」をクリックするとローマ字表が表示される。(繰り返しクリックして切り替える)
 手元にローマ字一覧表がない場合は便利

(6)ローマ字文を登録・再生・抹消できる

キーボードから入力したローマ字文を登録してのちほど、再生したり、文ごとに抹消したりできます。

ローマ字文を読む練習にもなります。

登録した文リストをランダムに表示して、読みを確かめる練習にも使えます。

★おわりに・・・
旧版を大幅に見直しました。(3年前の記事をご覧ください。開発コンセプトは変わりませんので・・)


機能は向上していますが、ローマ字を正しく読めないこと、長音(伸ばす音)に対応できないままです。
入力できる文字数は20文字、ローマ字変換はできません。(そこが利点なのですが・・・)
あくまでもローマ字に親しむための一助として使用するために作ったツールです。

以下、初版メモ引用
★このソフトのおもしろみは、ローマ字を日本語読みと英語読みを比べることができることです。
外国人(英語を話す人)にヘボン式がよいことを実感することができます。
★ローマ字でしりとり遊びするなど、使い方によっては楽しめます。紙メディアでは絶対にできない学習ツールだと自負する次第です。 2021年7月 カネッチ


いいなと思ったら応援しよう!