「お客様」と「店員」の時代は終わった
皆さんは、お店に訪れた際に自分は「お客様」だと思っているだろうか。お店側の人間は「店員」だと思っているだろうか。
このように考える時代は、終わりを迎えようとしている。
お金を払うのだから、「偉い」と言う考えは人間として本能的なことなのかもしれない。なぜなら、お金が、モノの最上位にあるからだ。物物交換が基本のこの世の中で今の時代、お金は最上位であり、たくさん持っている人が、より上に立っているだろう。どんな時代でも、最上位のモノを沢山持っている人が、人の上に立ってきたからだ。
話を戻そう。
お金を持っている人(お客様)が持っていない人(店員)より上の立場に立てる時代は終わったということだ。お金がモノの最上位ではなくなったからでは無い。
この世の中のモラルが変わってきたからだ。
現代では、イクオリティー(平等性)が重視されている。「性」「権力」「富」など、色々あげられる。つまり、どんな人もどんな国もどんなモノも平等に生きましょうという流れだ。
そんな中で、客と店員も平等になろうとしているのだ。
つまり、
お客様がいるからお店がやって行けます。というのだけではない。
お店が売っているから、客が買うことができるのだという考え方である。
お客さん=店員さん
となる。これを理解出来ていないと、モンスターカスタマーと呼ばれてしまうのだ。
逆に言うと、上記のような考え方をすることで平等性を理解しやすくなるだろう。
皆さんも社会の波に合わせて、柔軟に生きていただきたい。