「浅く広い」知識を持つ人は成功する!
皆さんは、「浅く広い」知識を持っているだろうか?「浅く広くなんて特長がなくて嫌だ、1つのことに深く狭く極めたい」と言ってひとつの事に努力し続ける人もいるだろう。
しかし、そういった人は成功しやすいのか?
私はノーだと思う。
1つのことを極めるとプロフェッショナルと言われる。ノーベル賞を取ったり、サッカー選手ではバロンドール賞を取ったり、大学の教授になったり、と1つのことを極めると、名誉が手に入ると思っている人が多いと思う。だか、このようなプロフェッショナル達は、本当にその分野だけを極めているだけなのだろうか?実は、彼らも「浅く広い」知識を必ず持っている。
「海」を想像して欲しい。水深を知識量だと例えると、世界一深いマリアナ海溝は、陸からすぐの所にあるだろうか?周りの浅い海から、どんどん深くなっていく。それが海だ。
知識も同じだ、「広く浅く」知ることによって、深い知識へとたどり着くことが出来る。「広く浅い」知識がないと、それ以上深く知ることは出来ない。色んなアプローチを知ることで、解決できる問題もあるだろう。
そうすると、今度は「樽」の中に水が入っていくように知識が溜まっていく。樽は板の継合わせだ。ひとつでも板が外れると水はなくなってしまう。樽のように複数の知識(板)が積み重なり、知識は溜まっていくのだ。
「浅く広く」を軽視している人は、1つの板だけが立派だが、他の板はボロボロで、知識(水)は溜まっては行かない。
つまり、「深い」知識を得るさいも、「浅く広い」知識は必須と言える。
全く関係のない事柄でも役に立つことがあるかもしれない。「浅く広い」知識を得た上で、「深い」知識の習得に頑張って欲しい。