ぼんぼん社長㉘　アニューオーガニックファーム③　転換期　毎日note連続1109日目

2022年1月14日 08:54

皆さんこんにちは、元ぼんぼん社長井上　剛典です。

先日知り合いの方と話をしていて、井上さんって「ぼんぼん社長」を名乗っているけど、実際は「元ぼんぼん社長」ですよねって言われました。

確かに今は多少更生して、昔のような状態ではなく、以前がぼんぼん社長だったのも事実なので、今回から「元ぼんぼん社長」と表記させていただきます。

ちなみに今日も書いているシリーズの内容は「ぼんぼん社長」時代の話なので、タイトルは引き続きぼんぼん社長にしておきます。

前回は「アニュー・オーガニックファーム」という自然食品の店を勢いだけで始め、もう少しやり方があったはずだという話を書きました。今回はそのお店がその後にどうなったかをお伝えしていきます。

若気の至りであまり計画も無く、体力勝負でスタートしたアニュー・オーガニックファームでしたが、年数がたつと固定客も出来てきてある程度安定してくるようになったんです。

最初は大変だった発注や在庫管理の仕事も慣れてこれば、ある程度の労力で出来るようになってきました。

以前は７時前に店に入り、片付けが終わると２２時過ぎるというの通常でしたが、８時前に店に入り２０時には終われるようになってきたんです。

また時代も少しずつオーガニックや自然食品という認識が高まり追い風を感じられるようにはなってきました。

それでも時代が完全にオーガニックの認識が出来たわけでは無く、自然食品の認知が少し高まった程度だったんですよね。

時代を読むのも大切ですが、先を行き過ぎるのも結果が付いてこず苦労をしますね。

こうやってほどほどの状態で運営していたのですが、余裕が出てくると少しずつ良くない自分が出てきます。

一時はやめていたパチンコやスロットですが、この頃また再開してしまったんですよね。時代は４号機が爆裂しだしたころで、AT機が猛威を振るい景気の良い話が聞こえてきます。

また、今とは違いある程度技術と知識があれば確実に勝てる時代だったんですよね。

朝お店に出勤し、店の準備が出来てパートさんが出勤してくると配達と言って店を出ます。そのままパチンコ屋に向かい、朝一で勝てそうな台を回ります。

良い台が無いとそのまま店に戻って仕事をするのですが、勝てそうな台が見つかるとそのまま昼過ぎまでスロットを打っていました。

そうやってある程度制限をもってやっていたので、ずるずるやり続けて負けることもなく、かなり勝率も上がるようになったんですよね。

正直お店で稼ぐよりもスロットの勝ち分の方が多い月も結構ありました。そんな生活をしていた時に衝撃的な台がデビューします。

それが「ミリオンゴッド」という台なんですよね。

当時やっていた方は思い入れのある方もいらっしゃるかもしれませんが、この台が本当に「ヤバい」マシンでした。

勝つときも負ける時も10万円くらいは軽く行ってしまうというスペックだったんですよね。

そんな台なのですが朝一である条件で打つと勝率が格段に上がるようになっていて、その条件に合う店が岐南町にあったんです。

今でも覚えているのは2002年の12月に朝一の天国モードからGODを2回引き12時までに24,000枚出たんです。5.5枚交換だったので勝ちは43万円ですが、この月は人生初の月間の勝ち額が100万円超しました。

こんな状況でスロットは絶好調でしたが、お店は相変わらず低空飛行を続けていました。

安定はしているのですが、低いところで安定している中スロットで生活しているような状況で、出てくるのは「これでいいのか」という思いです。

変化のために「何かやらないといけない」のはわかっているけど何をやっていいのかわからない、という非常にもどかしい状態だったんですよね。

そんな悶々とする日々を過ごしながら、店の方でも収益を求め健康食品の販売に力を入れていくようになります。

収益を目指して自分がやりたい事ではないところに力を入れているとひずみがだんだん出てきます。

私にとって徐々に店の仕事が「辛いもの」になってきました。

長くなりますので、今日はここまでにしてまた次回に書きたいと思います。

今日の一言
本当にやりたいことをやらないと力が出ない

成長するための実践行動
・本業で結果が出ることを最優先で行う
・結果が出ることに集中して取り組む
・余裕があるときこそ本業に注力し拡大を行う

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