感動創庫🄬LFCで本当にあった「伝わらない話」 No.298
あなたは人に自分の言いたいことが伝わっていなくて苦労していませんか?
先日私も弊社感動創庫🄬LFCで実際に感じたのですが、「正しく物事を伝える難しさ」です。
今回は署名のお願いを課長の皆さんを通して全社の皆さんに正しく書いていただくというミッションでしたが、口頭で伝えようとしたのでなかなか伝わらず大変でした。
課長からも「サンプルコピーを渡していただけませんか」という声がありましたが、そのコピーを作って渡すというひと手間を省いた事と、これくらい伝わるだろうという考えがうまく伝わらない根本的な原因でした。
これはどちらも自分が理解しているという事は相手も理解できているという考え方からスタートしているところが問題で、人に何か伝えるときは常に相手の視点でゼロから考えなければいけません。
伝えようとする方は自分の中にイメージがあるので、その絵を見ながら話をすれば、自分が理解していることは省略し伝えますが、相手にはその省略された部分は伝わりません。
トップのイメージ図はよくあるワークですが、口頭で左側のような図形を描いてもらう伝達なのですが、出来上がると右側のように全く違ったものになってしまいます。
こういった口頭でのコミュニケーションのトラブルを回避するために大切なのは
・書いて見せる
・自分がやって見せる
・自分も知らないという前提で伝える
という事だと思います。
1番目2番目は単純にビジュアルとして見せるという事ですが、それも出来ない時は3番のように自分も全く知らない前提で考えるという事が大切です。
相手の立場に立って考えるといいますが、これがなかなか難しくできません。
中には伝えるのが得意だという方もいらっしゃると思いますが、そういった方は必ず相手の視点で物事が見えている方だと思います。
「伝えた」のと「伝わった」の違いは相手が行動にまで移したかどうか、要はあなたの話を聞いて相手がやってくれたかどうかです。
行動を伝達するだけでもこれだけ大変なので、普段から自分がどのような表現をし、どのように伝えているかを一度見直してみてはいかがでしょうか。
コミュニケーションの基本はこのような事ですが、さらに相手の感情にフォーカスしたり、寄り添う行動があるかどうかという事が相手の行動に反映されるかという事にもつながりますが、その話はまた次回お伝えします。
今日の一言
相手に「伝わる」ためには相手の視点で話をする
11月20日にじゅうろくプラザでセミナー開催します。
今回は上記の内容のようなコミュニケーションについてお伝えします。
当日はもっと詳しくお話しさせていただきますのでご興味のある方は下記ページご覧ください。
https://inoue-kando.com/news/detail/8
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