忙中閑あり　No.960

2021年8月17日 07:30

先日お盆に半日お休みをいただき、ずっとやりたかった書斎の掃除と玄関掃除をしたんですね。

朝６時に起きて玄関と風呂の掃除をしながら「ああ～幸せだな～」って思ったんですけど、皆さんこの感覚ってわかります？

掃除をしながら、やっぱり自分は掃除が好きなんだというのを再認識した瞬間であるのと同時に、やってと言われると嫌なのに、自分がやりたいと楽しみになるのがわかりました。

不思議なもので、暇な時に掃除をしてた時は妻に「やってやった感」たっぷりに「玄関掃除しておいたよ」とアピールしていましたが、今日は完全に自分の楽しみと思えたのでアピールはしませんでした。

これは、忙しい中にようやく時間を見つけて自分の好きなことをしているという感覚か、時間があるから家族のためにやってやってるという感覚かの違いですよね。

皆さんも同じだと思いますが、やってくれるのはうれしいけど、それをドヤ顔でアピールされるとちょっとイラっとしますよね。

同じことをしていても、自分の気持ち次第で相手の受け取り方も全く変わり、家族全体が幸せになります。

そう考えると、忙しい時に楽しいと思えるなら、そうでないときも自分の気分の持ちようで楽しく感じられるはずです。

わざわざやってやった感をアピールせず、自分が楽しんでやっているという気分で取り組めばお互いに幸せを感じます。

暇な時はやらされていたと思っていた掃除が、実は自分がやって楽しいを見つけた瞬間でした。

皆さんも自分のとらえ方一つで、楽しいと感じたりそうでないと感じたりすることが沢山あります。

自分が何が好きでどんな時に楽しいと感じるのか、一度向き合ってみると、多くのことが楽しめるということに気が付きます。

その多くが、腹ペコの時に食べるおにぎりがめちゃめちゃおいしいのと同じで、そのありがたみを感じられるかどうかがポイントです。

私も、暇な時に掃除をしていても、やらされてる感いっぱいでしたが、めっちゃ忙しくて、暇があったらやりたいと思っている時に掃除が出来たら「あ～幸せ」ってなるんですよね。

やらされているとか、やらないといけないと思っていることも、自分の考え方次第でやりたいことにできるんです。

一度やらないといけないことや、やらされていると思っていることをリストアップしそのリストの中で、やってみたら実は良いことを探してみてください。

例えば私も、時間があったときは惰性でやっていたランニングですが、今は全くやる時間がありません。

以前は「しんどいな～」と思っていたのですが、今なら終わった後に「めっちゃすっきりした～」と言えます。

ということは「忙しくてできない」とか「お金がなくてできない」というような制限があり、その中で取り組むことが喜びにつながるんですよね。

皆さんも今は嫌々やってると思っていることも、今後絶対にやってはいけないと言われたと考えてみたら、その価値がわかるかもしれません。

もしこれをやってはいけないと言われたらどう思うか考え、楽しみを見つけていきましょう。

今日の一言
やらないといけないことも制限があると楽しみに変わる？

成長するための実践行動
・自分がやらされていると思うことをリストアップする
・もしそれを絶対にやってはいけないと考える
・その中に楽しみを見つけて、普段からその気持ちで取り組んでいく

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