日々の一貫性が人に任せられる力になる No.234

あなたは周りの方を信頼し任せる事が出来ていますか?

昨日は関西APRAの例会で豊産業株式会社様のベンチマークに参加させていただきました。

豊産業様は2年前から環境整備に取り組まれ、この2年で素晴らしい進化を遂げられていますが、豊産業の石川社長とお話をする中で気付かせていただいたのが、これだけの変化が出来たのはトップダウンではなく、メンバーを信頼しメンバーに任せたからだという事です。

会社でもその他の組織でも一人で出来ることは範囲も狭く、出来る事も限られていますが、各部署のリーダーやプロジェクトのリーダーに火がついて、自発的に動いてもらえるようになると、出来る事の範囲は一気に拡大し、行動は加速します。

その際に大切なのはただやってもらうという依頼ではなく、相手を信頼し任せるという事です。任せられるという事は責任と権限を同時に渡す事ですので、相手の主導になります。
中小企業の社長はワンマンで何事も自分でやらないと気が済まないというタイプの方が多いと思いますが、そこを思い切って任せてしまうと任せられた方もやりがいが出来て自分の想いをもって行動します。

そこで問われるのは社長の普段からの言動になります。普段から言行一致の行動をされていれば、任せられた方も安心してついていくことが出来ますが、普段から一貫性が無く朝令暮改を繰り返すような社長ですと部下も安心してついていくことが出来ず、主体性が発揮できません。

社長の普段からの行動がこういった時に社員の方の反応として出ますので普段から一貫性を意識して行動する必要があります。
この人に言われたらやるしかないと言わせる力は普段の行動の積み重ねですので日々積み重ねていきましょう。

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二代目社長の伴走者 井上 剛典
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