ぼんぼん社長㊵　感動創庫🄬ＬＦＣ④　毎日note連続1152日目

2022年2月26日 09:09

皆さまこんにちは、元ぼんぼん社長の井上　剛典です。

二代目社長の伴走者として毎日後継社長のサポートをしています。

昨日は「伝わる」話し方講座を行いましたが、リアルオンライン含め約２０名の方にご参加いただき、「分かりやすい」「色々と考えさせられた」と喜びの声を頂きました。

前回は感動創庫ＬＦＣで次期社長なので偉そうにしていて「等身大の自分」で過ごせず、輪に溶け込めなかったという話でした。

そんな状態で打ち解けられないまま過ごしていきますが、予定通り社長就任のタイミングは来るんですよね。

父から社長交代をしていざ自分が社長になったのですが、人間すぐに変わる物ではありません。

相変わらず鎧を着たままでしたが、少しずつメンバーとも打ち解ける努力はするようになりました。

元々人見知りで、あまり人と一緒にいるのが苦手なのですが、そんなそぶりは一切見せず八方美人にふるまうことは出来ます。

少しずつメンバーとも関係を深めていき、物流の仕事も覚えてきました。相変わらず専務には現場に入ってくださいと言われ続けていましたが、本当に忙しい時に少しはいるくらいでお茶を濁し続けていました。

物流の中心の仕事ではなく、突発的に入る単発の仕事の方が知識の差が無いので実力がばれずそんな仕事ばかり選んでやっていたんですよね。

物流の仕事を身に付けるのにかなり時間がかかり、もっと素直に最初から物流の現場に入っておけばよかったと何度も思いました。面倒なことこそ積極的に取り組む必要がありますね。

徐々に仕事も覚え、仕事が安定してくるとサボり癖が出てきます。当時のＬＦＣは「日本で一番大切にしたい会社大賞」を頂いて、社員数も一番多い時期でした。

専務の号令の元、人数もしっかりいるので任せておけばほとんどの仕事がすべてまわってしまうんですよね。

社長室をもらったので、社長室にこもっていると何をしていてもわからないので居心地がよく、気が付けばネットでサバゲーのグッズを注文したりしてましたね。

コロナで状況は一変しましたが、２０１９年以前の世の中が安定している時の社長って本当にやること無かったんですよね。

特にＬＦＣでは父がしっかりと基盤を作ってくれていたおかげで、専務がいる間は最終の決済と、社員教育をするくらいで仕事が回ってしまいました。

今は時間管理をしているので正確な時間がわかり、毎月約３００時間を仕事に充てていますが、当時は月１００時間も仕事をしていなかったんですよね。

私のまわりにもそんなほとんど仕事をしていない社長がいましたが、皆さんその状況にあるのは自分の実力だと勘違いしています。

先代や社員の皆さんが今まで積み上げ、今もやってくれているのを自分の実力と勘違いし、未来への努力を怠ります。

これが会社が三代でつぶれるメカニズムですが、ちゃんとした経営者は未来に向けて積み上げをするんですよね。

私も学んでいたので知識だけはあり、未来の積み上げのために何かしないといけないと思い経営理念の策定を始めます。

社長になった３年で自分独自の経営理念を策定しようと色々なセミナーに行きまくり、学びを進めていきました。

セミナーに参加する中で経営理念の大切さに改めて気付き、先代の意志を継ぎ自分の想いを込めた理念を何とか策定しました。

そこから理念の浸透を進めていきますが、まだ他にも勘違いが多く簡単には浸透しなかったんですよね。

コロナの状況でも変わっていない経営者を見ると「目を覚ませ！」とお伝えしたいのですが、まだ気が付いていない方もいらっしゃいます。

そんな方のサポートをしていきますので、ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。初回無料でご相談させていただきます。

まわりにそんな社長がいらっしゃったら是非お声がけください。

今日の一言
二代目社長は先代が築いた土台を自分の実力と勘違いしがち

成長するための実践行動
・世の中の環境が良ければ社長は仕事しなくても会社は回る
・むしろ番頭さんに任せた方が良い場合も
・コロナのような状況で実力が試される

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