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良い習慣が良い人生を作る③ 言葉の力No.661

「良い習慣が良い人生を創る」by剛典

今回は数日にわたって良い習慣作りについて書いてみたいと思います。自己紹介以来の連作になりますので、長くなりますがお付き合いください。

3回目は習慣を身につけるための「言葉の力」について書いてみたいと思います。

習慣と言葉がどんな関係があるの?思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は習慣を身につけるには言葉がとても重要なんです。

皆さん普段使う言葉ってどれくらい意識していますか?人は意識できている行動は1割で、無意識の行動が9割と言われています。

同じように言葉も、口から出る言葉が1割で脳内で使われている言葉が9割だと言われています。

脳内で使われる言葉って何?と思われるかもしれませんが、皆さん物事を考える時にほとんどの事を言葉にして考えます。

例えばお腹が空いた時に衝動的に何か食べたり、手当たり次第に何か食べるという方はいないですよね。

皆さん必ず「何を食べようか」と言葉にして意識して「お昼はカレーにしよう」とか「昼から眠くなるといけないのでサンドイッチにしよう」など、回答も言語化してから行動します。

こういった頭の中で使われている言葉を、内的言語やインナーカンバセーションと言いますが、習慣もこの内的言語で作られるので、普段どんな言葉を使っているかがとても重要です。

常に使っている言葉が、雑で荒々しいものだと自然と行動も荒々しくなってきますし、きれいな言葉遣いをしていれば所作もきれいになってきます。

街でよく見かける風景で、若い子たちが

「マジ」
「やばい」
「うける」

だけで会話が成り立っているのを見かけますが、こういった若い方の頭の中はこんな単語で出来ているのです。(最近の子はもう少し違う言葉を使うと思いますが、それほど内容に違いはありませんのでご了承ください)

言葉が行動を決めていくとすれば、「マジ」「やばい」「うける」が中心の思考となり、その言葉に合わせた行動をしていくようになります。

あまり人生が良くなっていく感じはしないですよね。

普段から頭の中に回っている言葉がたとえば

「ありがとう」
「相手のために」
「人にやさしく」
「素直に生きる」

という言葉を普段から意識していれば、行動もそれに伴い優しく丁寧な行動が出来るようになってきます。

良い習慣を身に付けるにはこの、内的言語の力を借りる必要があります。ではどのようにすれば内的言語を変えていけるのでしょうか。

ポイントは、正しく言語化する事と、繰り返しをの言葉を使い意識する事です。簡単に言えば、紙に書いて繰り返し読むと徐々に意識に落とし込めるようになります。

具体的な習慣化の方法については明日書いていきますね。

今日の一言
習慣化のために普段使う言葉を意識する
成長するための実践行動
・言葉が自分の行動を作っている事を理解する
・普段自分がどんな言葉を使っているか意識する
・その言葉が良い人生を作る言葉かを確認し、良くなければ修正する

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