悩みすぎに要注意　No.745

皆さま悩みは多い方ですか？

良く悩むという方は何に悩んでいらっしゃいますか？

仕事や人間関係、健康や子育てなど悩みは多いと思いますが、あまり長い時間悩んでいるのはもったいないと思います。

というのは「悩む」のは、正解の無いものに対して思考を続けているからです。

「考える」のは正解があるので最後には結論が出ますが、「悩む」のは正解がないため、いつまでも堂々巡りをくりかえし、結果にたどり着きません。

最終的には自分が決めるしかないのですが、その時間が長ければ良い結果が出るわけではありません。

この悩んでいる時間は全く生産的でないので、出来るだけ減らした方が精神衛生上も良い結果になります。

例えば、ビジネスをしているとやってみなければ結果がわからないことが数多くあります。

新商品を開発して販売するということも、本当に売れるかどうかはお客様にかかっているのでわかりません。取引先との交渉も相手の状況によって返事が変わるので結果はわかりません。

結果がわからないからといって、ずっと悩んでいても結論は出ず、「やってみなければわからない」というのが結論です。

長く悩んだから良い結果になるかといえばそうではなく、行動が遅くなることで出遅れて、かえって結果が悪くなることもあります。

悩むのをやめるのも一つの選択肢ですが、まずは行動を起こすのが一番の解決策になります。

それでも行動を起こせない方が多いんですよね。それはなぜかと言うと、その方は悩んでいる事でメリットがあるからなんです。

悩んでいるかたは、「悩んでいる自分はかっこいい」「現実逃避をしている」「誰かが助けてくれる」など色々とメリットがあり、悩み続けます。

中でも一番のメリットは「結論を出さなくて良い」という点なのが大きな問題です。悩んでいる間は行動を起こさなくて良いと言う選択を自分でしていて、YESなのかNOなのかの結論を出していないんですよね。

そんな方たちは、人生を前に進めたくないのか、誰かに背中を押してほしいのかどちらかなのではないでしょうか。

解決策は２つあり、まず一つは落ち込みを選択せず、前向きな行動をすることです。

前向きな行動とは、姿勢を良くし、大きな声で元気に動くことです。えっ、そんなこと？といわれるかもしれませんが、心と体はつながっているので行動を変えれば気持ちも変わります。

ここで大切なのは、気持ちは落ち込んでいても表情や行動は元気なふるまいをする事です。

笑顔にしていると楽しくなるといわれる通り、笑顔でニコニコしながら怒れる人はいません。

悩まず、まずは行動を意識する事で、前向きに進んでいきます。

もう一つは目標を明確にすることです。

「何のために」やっているかが明確になっていれば迷わず進むことが出来ます。目標が無ければ終わった時に達成感を味わうこともなく、喜びがありません。

例えば、これからマラソンをする時に一番きついのが、「私がいいよ」と言うまで走り続けろと言われることです。

ゴールが明確なのでしっかりそこまで全力で取り組むことが出来ます。

目の前の事を全力で取り組むというのも大切なのですが、何も目標が無く全力で取り組める方も非常に少なく、一般的に目標があるから頑張れる方がほとんどです。

お昼ご飯にかつ丼とチキンサラダが有った時に、ダイエットという目標があれば迷うことなくチキンサラダを注文できます。

皆さんも悩む時間はもったいないので、行動を意識するか、目標を明確にして悩まず進んでいきましょう。

今日の一言
悩みは行動か目標が解決してくれる

成長するための実践行動
・悩む時間はもったいないと認識する
・常に前向きな行動を意識し、まずは行動に移す
・目標を明確にし、どうしたらその目標に向かうかを考える

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