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ぼんぼん社長㉖ アニューオーガニックファーム開店 毎日note連続1099日目
皆さんこんにちは、ぼんぼん社長井上 剛典です。
前回は日本に帰国後リハビリ生活というモラトリアム期間を始めたという話でしたが、今回はようやくやりたいことが明確になり、「アニューオーガニックファーム」のオープンに向けて準備期間に入りました。
アニューというのは当時全国に約500店舗あった自然食品の店のフランチャイズなのですが、元々はすべて社員から独立したオーナーばかりだったんです。
運営しているのがナチュラルグループという会社で、スタートは「宣伝講習販売」というおじいちゃんおばあちゃんを会場に集めて健康食品や羽毛布団の販売を中心に営業していた会社でした。
催眠商法とも揶揄されていましたが、定期的にイベントを行い高額商品を販売するという、非常に高収益ですが少し胡散臭さのあるビジネスを展開していました。
そんなナチュラルグループが、時代の流れに乗りイメージアップを図るためにフランチャイズとして固定店舗化し健康食品や乾物、調味料だけでなく無農薬野菜なども販売を始めた時期だったんです。
フランチャイズですがほぼ社員が独立した方ばかりで、どうしても健康食品が販売の中心となりおまけで野菜やお豆腐を売る店舗が多い中、何店舗かは世の流れに合わせて野菜や日配品を積極的に販売していました。
そんな中、私のような純粋な外部からのフランチャイズで自然食品の店として野菜や日配品をメインに販売したいというのはナチュラルグループからもイメージアップになりありがたく受け入れられたんですよね。
開店準備のために研修という名の旅行をしばらくするのですが、今振り返ってもぼんぼん体質が根っから染みついているのでお客様気分でした。
静岡に店舗販売を頑張っている店舗が多いということで、三島、藤枝、富士宮、静岡など数店舗で研修と言いながら、お店を見てはおいしいものを食べながら7店舗回らせていただきました。
同時に自分のオープンする店舗の設計や準備に入るのですが、私がこだわったのが無農薬野菜と無添加食品を使った「お弁当」を作ることだったんです。
これが結果として経営を圧迫することになるのですが、食への情熱がありどうしても外せませんでした。
きっちり原価計算すれば、1食1000円以上になる食材を使いながら、600円で販売するという、売価ありきでスタートしてしまったんですよね。
オーストラリアでの経験があるので、ここでも適当さを発揮し「何とかなるんじゃない」というおおざっぱさでやってました。
今考えれば本当に未熟ですが、当時はそれでも何とかなると思っていたんですよね。
実際に健康食品は収益率が高かったので、しっかり販売していれば収益は良かったはずですが、なぜか生鮮食品にこだわりがあり当時は健康食品の販売に力を入れていませんでした。
今なら、バリバリ健康食品を販売し経営を成り立たせていたと思いますが、当時は理想だけは高く本当に若かったですね。
また、立地も母の会社の土地に建てるという選択で、今ならもっと立地も考慮したと思いますが、場所ありきで始めてしまったんです。
そんな感じで私の最初の起業はスタートしました。
今思えば、勢いも大切ですが計画も大切ですね。開店してからの状況はまた次回に続けます。
今日の一言
起業の時は予測と計画、勢いのバランスが大切
成長するための実践行動
・スタートアップの時は勢いが必要だが事前の予測と計画も大切
・立地ありきで店舗ビジネスをスタートしない
・理想と収益のバランスを取る
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