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目の前の事に真剣に取り組むと道が開ける No.464

私の住む岐阜市もコロナさんが猛威を振るい、街から灯が消えてしまったような状況です。飲食業界の方は大打撃だと思いますが、早い段階から持ち帰りに切り替えられるお店もあり、皆さん知恵を絞って行動されています。

今できる事にフォーカスされている方はこんな状況でも前向きに行動されているので、行動されている方とそうでない方の差は開いていくのだと思います。

飲食業界も大変ですが、それ以上に大変なのが旅行業界です。先日ビッグトラベルの林さんとお話をさせていただきましたが、ここ2カ月の売り上げが昨年比90%減と言われていて、かなり厳しい状況のようでした。

しかし、ただ待っていてもどうにもならないので何とかしようという事で高級な宿に特別価格で泊まれる新たな企画をプランニングしたり、何かできることをやろうと前向きに行動されていました。

そうやって必死に行動していると不思議な物で、偶然が重なり今皆さんが必要としている除菌剤の代理店の権利を頂けるようになったそうです。

「幸運の女神には前髪しかない」と言いますが、必死に行動しているとそうやって必要なタイミングで現れたものを捕まえる事が出来るというのは事実ですね。

チャンスが現れた瞬間を見事に捕まえ、当面の仕事としてその仕事を始められたというのはそれだけアンテナを張り、必死にやっていた結果だと思います。

また、ただ除菌剤を販売するだけではなく、コロナが終息したら旅行に戻ってきてもらえるようなプランも考えながら仕事をされていました。

「目の前に起きる事に常に真剣に取り組み、自分のためでなく相手のための行動をする」というのがビジネスの黄金律ですが、これが出来ていない方が非常に多いと思います。

普段から出来ていないのに、特にこういった非常事態になるとさらに視野が狭くなり、目先の利益しか見えなくなりがちです。

そこを間違えず「お客様のため」というポイントを外さず行動すれば、コロナが終息した時にはお客様も戻ってきてくれると思います。

今自分が生き残るためだけでも大変な厳しい状況の中でもどうすればお客様のためになるかを考え、未来につながる行動をしていけば必ず良くなるとアドバイスさせていただきました。

林さんには「お客様のために」という視点があったので、この先も大変ですが必ず乗り越えていけると信じています。

厳しい環境ですが、今できる事に集中して取り組んでいきましょう。

今日の一言
相手のためにという視点を持ち全力で取り組む



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二代目社長の伴走者 井上 剛典
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