読書記録2冊目『エヌビディア 半導体の覇者が作り出す2040年の世界』
内容
時価総額世界一となったNVIDIAがどのように発展してきたかについて解説する書籍。
NVIDIAは元々ゲーム機などの用途でGPUを開発していたが、AI用の演算にGPUが不可欠になり、急激に需要が伸びた。
GPUそのものだけでなく、顧客が目的に応じてGPUを利用するための開発環境を提供しているのがNVIDIAの強み。
実際は本書はNVIDIAのことだけでなく、半導体の仕組みや半導体業界全体についても触れられている。
感想
「発明は必要の母」とは言い得て妙で、AI演算のために開発されたわけではないGPUが、AIの発展に大きく貢献しているのが面白い。
ただし参考文献が少なく、しかもその中にwikipediaが入っていたりしたので、本の内容自体があまり信頼できないと感じた。