読書記録1冊目『ファスト&スロー』
内容
主にヒューリスティクスとバイアスについて解説する、行動経済学のポピュラーサイエンス本。
超絶おもしろ行動経済学実験が多数紹介されており、出典明示度も非常に高い。内容はここでは紹介しきれない。
直観的な「速い思考」と、思慮深い「遅い思考」を分けて取り扱う。特に我々は直観的な「速い思考」に関しては意識することなく使用している。
人の合理性は、我々が感じているよりも遥かに低い。
感想
自分の経験と照らし合わせながら楽しく読めた。
自分が思う「合理的」「論理的」が、根拠に乏しく虚弱なものだと思い知らされた。
ただしこれらの実験は再現性が無いと批判の声も多数あるので、もっと新しい行動経済学系の本も読んでみたい。