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未来の子どもたちが「木」を描く時は・・
台風が過ぎて、もうすっかり秋になった。
今日は昼間「涼しい」という表現を通り越して、少し寒かった。
今週ソウルの方では最高気温15度、最低気温は6度まで下がるという。
半島はそろそろ、秋から冬の準備に入った。一週間程しかない秋は、いつもせっかち過ぎる。
家の前のいちょうの木も、可愛い「銀杏」の実が今回の台風ですっかり落ちてしまった。そして、艶があった葉っぱも乾き出して、そろそろ黄色くなろうとしている
真向かえのもみじの葉っぱも、上の方が赤くなり出した。
紅葉の始まりだ!
しかし・・・あれっ、ちょっと待てよ。
普通「木」というのは・・・
幼い頃から「木」を描く時って、もくもくした葉っぱを中心に描くだろう。(せいぜい冬の間は「葉っぱなし」状態で描くかもしれないが、ごく一般に木といえば「葉っぱ」を中心に描く。)
でもよくよく考えてみれば、葉っぱのない木の状態もそれなりの期間ある。
結局、木の主体は「幹」であり「枝」であり、それよりも土の下にある「根っこ」だろう。
あくまでも「葉っぱ」は、木を華やかにしてくれる「装飾品」に近い。今の時期の紅葉を見ても、着飾る感じがするではないか。
だから、未来の子どもたちが「木」の絵を描く時は、是非「根っこ」を中心に「幹」と「枝」を描いて欲しいと思ってしまった。
大きな木であれば、太い根っこを土の奥深くまで、力強く支える絵を描ける子どもたちになったら、「見える」ものだけにとらわれない「目」を育てることができるのではないだろうかと。
これからの時代、こんな想像力や創意性を育てる「教育」があったらいい。
もしかしてもう、こんな教育をしている幼稚園がどこかにあるかも知れないが・・。
なんて、友人である「いちょうの木」を見つめながら、心臓部にあたる「根っこ」を想像しつつ、こんなことを想ってみた♡
いつか、近い将来、孫と一緒に~(笑)
いちょうの木の「根っこ」のお絵かき、してみようかな~?!
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