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見えない人を可視化する。目を背けないで可視化する。
第71回カンヌ国際映画祭で、是枝裕和監督がパルムドール賞を受賞した。
日本の映画界で、一番好きな映画監督がこの賞を受賞したので、とてもうれしい!!
(☟以前、是枝監督著の本を読んだ時の記事です。)
2004年第57回カンヌ国際映画祭では、映画「誰も知らない」で主演男優賞(柳楽優弥)を史上最年少&日本人初受賞という快挙にも、当時大変驚いた。
また今回は去年カズオ・イシグロ氏のノーベル文学賞受賞後の、是枝監督のパルムドール受賞ということなので、日本の外にいる日本人としてはとても誇らしく、大変励みになる!!
社会の中で見えない人を「可視化する」こと。
目を背けたくなっても「背けないで可視化」すること。
この言葉は昨日NHK のインタビューで、是枝監督が映画「万引き家族」をつくる際、意識していたことだと言っていた。
なるほど、これはある意味、芸術全般を携わる人たちすべてに当てはまることではないだろうか、と思った。
特にここnoteの住人たちは、世の中にまだ「可視化」されてないことを、文章を始め写真・絵・イラスト・漫画など独自の表現で、「可視化」に日々努めているのではないだろうか。
しかし実は私は、書くときに多々迷い感じる。
こんなことを書いてもいいのだろうかとか、読んだ人はどう思うだろうか、などなど。
だけど結局、是枝監督のように誰もまだ表現してないことを、誰よりもしっかりと表現できるよう・・・
「目を背けないで可視化」することが、必要とされているならば、迷うことなく「可視化」していこうと思うことができた!
是枝監督が、今の時代における「関係性」を、「家族」という形で「可視化」したように・・・
今の私ができることは、人と「母なる大地(地球)」や「歴史」という、人間と時間・空間との「関係性」を中心に、人間の尊厳を「可視化」させていきたいと、心から思った!
子どもたちが日々楽しくワクワクできる環境を、つくっていけたらいいなと心から思うから♡
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