CUP NOODLE にんにく豚骨(カップヌードルとんこつ)&辛麺(焙煎唐辛子のコク旨しょうゆ) 雑感
災害時にはカップヌードル。
停電になればカードも電子機器も使えない。スマホも充電がなくなれば使えない。必要なのは水と食料。
カップヌードルは水だと20分待てばできるそうだ。
カップヌードルにんにく豚骨のコマーシャルをよくやっているので気になっていたら、買い物に行ったときに売っていたので、一緒に気になっていたカップヌードル辛麺と買った。
インスタントラーメンは、日本発の世界食だ。
1958年、一番最初にできたチキンラーメンには、お世話になった。働き始めてからも、マグカップ用のチキンラーメンで軽い昼食や夜食にしていた。今でもあるのかな。
湯を注ぐチキンラーメンに対して、鍋で煮る出前一丁ができた。ゴマの花はじけるごまラー油もいいけど、たまに、麺をゆでた鍋にみそを入れ、味噌ラーメンにして食べたこともある。当時は味噌ラーメンがまだ発売されてなかった。
そして、カップヌードルも発売されると、よく食べた。いろんな味ができたが、買うのは普通味かカレー味。今回ちょっと浮気してみた。
カップヌードルミュージアム大阪池田にも行き、マイカップヌードルファクトリーで自分だけのオリジナルカップヌードルも作った。
チキンラーメンからカップヌードルへ続くインスタントラーメンの流れを作ったのが安藤百福。カップヌードルミュージアムにも展示してあるし、ホームページにも書かれている。
そうそう、新発売二つを買ったのだが、一緒に並んでいる他のインスタントラーメンの商品を見ると、「有名店の味ラーメン」がたくさんある。本物とインスタントは全然別物だ。だから、本物の味に近づけるためにいろんなものを入れる。添加物によって人工的に本物らしい味にする。
さて、カップヌードルはどうだろう。
カップヌードルのホームページを見ると、カップヌードルの原材料の産地がある。アメリカ、中国はじめ、世界各地から材料を集めている。
健康に対する取り組みのページもある。塩分が少ないということと三大栄養素とカロリーがあるということ。
ネットを探すと、原材料の説明もある。たん白加水分解物とか増粘多糖類、乳化剤ってなんだ。そんなものが入っている。
買ってきた商品の掲示を実際に見てみよう。
にんにく豚骨
●原材料名 油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料、香味調味料)、スープ(豚脂、ポーク調味料、糖類、でん粉、小麦粉、香味油、植物油脂、チキン調味料、香辛料(にんにく)、食塩、粉末しょうゆ、クリーミングパウダー、ポークパウダー)、かやく(味付豚ミンチ、にんにく、きくらげ、味付卵、ねぎ、紅しょうが)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸Ca、かんすい、増粘多糖類、pH調整剤、香辛料抽出物、カロチノイド色素、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、フラボノイド色素、酸味料、乳化剤、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、野菜色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
辛麺
●原材料名 油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料、香味調味料)、スープ(豚脂、糖類、でん粉、香辛料、小麦粉、ポーク調味料、食塩、粉末しょうゆ、キムチパウダー、粉末みそ)、かやく(赤唐辛子、味付豚ミンチ、味付卵、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、炭酸Ca、香料、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、乳化剤、ベニコウジ色素、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
こういうものが入って、味が作られている。
我々が料理するときは、何を使うか考えながら使う。でも、調味料の中身までは考えない。めんつゆに何が入っているかは考えずに使う。めんつゆの中身、知っていますか。
現実に我々はそういう食品を食べている。
生きるために食べる食品。中身が何か知らないより、知っている方がよいだろう。知って食べるのがましだろう。
少しでいいから、中身を考えながら食べたいもの。