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羽藤ゼミ7期生の社会連携の成果 (瀬戸内カレッジ2022)

流通科学大学羽藤ゼミ7期生が3年次に取り組んだ社会連携プログラム、瀬戸内カレッジの成果がJR西日本のおでかけネットにて公開されました。学生が約1年かけて取り組んだプログラムの成果です。昨年度に引き続き、アイデア・プレゼン賞をいただきました

瀬戸内カレッジとは

JR西日本・自治体・大学が連携し、若者視点を活用した地域活性化、旅行需要の喚起、学生の成長機会の創出を目指す産官学のプロジェクトです。これまで北陸、南九州、新潟、瀬戸内エリア等で毎年実施してきました。一連の取組みを通して、参加学生と地元協力者の間で交流が生まれ、地域と連携強化の促進、大学生による若者目線での旅行プランや地元の課題解決に向けたアイデアの提案、および自主的な地元PRを展開してきました。2022年度も瀬戸内エリアを対象とし「瀬戸内カレッジ」を実施します。

2021瀬戸内カレッジ

学生が検討した課題

今回、我々は山口県周防大島町に協力してもらい、大学生の合宿旅行をターゲットにした提案を行いました。今回はそのなかで、課題に入るまでの導入部分、そして具体的な提案に入るまでを紹介します。具体的な提案はJRのHPを御覧ください。

周防大島町は近年観光客数が減少傾向にあります。観光地として周防大島町を考えた際、大きく3つの課題があると考えられます。第1は、宿泊施設の絶対数が少ないという点。大きさが違いますが、淡路島と比較しても1/7程度の宿泊施設しかありません。

第2は、交通アクセスが悪い点です。車での移動が前提になってしまいます。これは周防大島町というよりも、離島あるいは農村部全体が抱える課題です。

第3は、PR方法が悪い点です。現状でも新聞に折込チラシをしたり、バスの社内広告をしたりといったことをしていますが、これだけではリーチする層が限られてしまいます。こういった点を改善することで、周防大島町の魅力をより多くの人に伝えられると考えました。

ターゲット

こういった課題を解決するため、ターゲットにすべきと定めたのが合宿目的の大学生です。そもそも、合宿では個人旅行とは異なる場所が訪問先として選択される傾向があります。個人旅行では東京や北海道、沖縄等有名観光地になってしまいますが、合宿ではより自然を感じれる場所が好まれる傾向があります。

さらに、合宿といっても部活動とサークル・ゼミではガチさが違います。そのなかでターゲットを絞るのであれば後者のサークル・ゼミです。その理由は3つ。第1に、部活動では練習が大半で観光に費やす時間が少ない、それは現地での消費金額が少ないことも意味します。第2に、部活動では合宿地がある程度決まっている一方で、サークル・ゼミではそういったことはあまりありません。第3に、市場規模としてもサークル・ゼミの方が大きいことがわかります。サークル・ゼミのデータは重複もありますが、それぞれ合宿に行く場合は異なるグループで行くのでその点を気にする必要はありません。

そんな大学生に提案する旅のテーマは「アオハル」。コロナの影響で満足にアオハルを体験できなかった学生たちに、もう一度アオハルを味わう旅行、それを提案することが今回の目的です。

具体的な提案

詳細については以下のリンクにまとめられているのでそちらで確認してください。そして電子パンフレットから学生のおすすめスポット、提案を確認できます。



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関西大学 羽藤雅彦/羽藤ゼミ
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