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羽藤ゼミ6期生の社会連携の成果 (瀬戸内カレッジ2021)

流通科学大学羽藤ゼミ6期生が3年次に取り組んだ社会連携プログラム、瀬戸内カレッジの成果がJR西日本のおでかけネットにて公開されました。学生が約1年かけて取り組んだプログラムの成果です。今回の発表では、アイデア・プレゼン賞をもらうこともできました。

瀬戸内カレッジとは

JR西日本・自治体・大学が連携し、若者視点を活用した地域活性化、旅行需要の喚起、学生の成長機会の創出を目指す産官学のプロジェクトです。これまで北陸、南九州、新潟、瀬戸内エリア等で毎年実施してきました。一連の取組みを通して、参加学生と地元協力者の間で交流が生まれ、地域と連携強化の促進、大学生による若者目線での旅行プランや地元の課題解決に向けたアイデアの提案、および自主的な地元PRを展開してきました。2021年度も瀬戸内エリアを対象とし「瀬戸内カレッジ」を実施します。

2021瀬戸内カレッジ

学生が検討した課題

今回、我々は松山市に協力してもらい、小学校高学年の子供がいつファミリー層をターゲットにした提案を行いました。今回はそのなかで、課題に入るまでの導入部分、そして具体的な提案に入るまでを紹介します。具体的な提案はJRのHPを御覧ください。

はじめに、松山市が抱える課題は2つあると考えられます。第1は、2泊しない問題です。以下のスライドからわかるように、松山市の人気スポットは道後温泉や松山城、松山市中心部に密集しており、1日あればすべて見て回ることができます。道後温泉があるので一泊にはつながるのですが、二泊にはつながらないという問題があります。旅行の際、宿泊を伴うかどうかによって1人あたりの消費金額は2,3倍も変わるといったデータもあります。そこで、1泊2日を2泊3日に伸ばすことこそが松山市には求められていると考えました

第2に課題は、子供にとっての魅力不足という点です。もちろん、松山市には子供が魅力に感じる施設はたくさんありますが、それが知られていません。実際、人気スポットは道後温泉や松山城など、必ずしも子どもたちが好むような場所ではありません。実際、データを確認しても、観光客の多くはファミリー層ではありません

こういった2つの課題を念頭に、学生はファミリー層に対して2泊3日の満足できる旅行を提案することが松山市には求められていると考え、具体的な提案を行いました。

そこで学生が考えた旅行のテーマが、夏休みの自由研究も一緒にできちゃう旅行です。2泊3日で松山市のさまざまなスポットを訪問しながら、そこで国語や社会、理科、図工に対応した自由研究が行える、といったものです。

手前味噌になってしまいますが、面白いテーマで提案内容も学生らしい視点で取り組みも楽しめました。

具体的な提案

以下のリンク、そして電子パンフレットから学生のおすすめスポット、提案を確認できます。

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関西大学 羽藤雅彦/羽藤ゼミ
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