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今年も横内監督がジュビロ磐田の指揮を執ること。
実は、例年になく、安心感も感じています。
ジュビロ磐田は、明日2月24日、ホームヤマハスタジアムでJ1リーグ開幕戦を迎えます。
相手は昨年のJ1王者ヴィッセル神戸。
あるサッカー解説者が勝敗予想しているのを見ましたが、やっぱり「神戸勝利」。
J1王者とJ1昇格組の対戦ですから、サッカー解説者じゃなくても世間の大多数は神戸勝利と予想すると思いますけどね。それは仕方ないと思ってます。
もちろん、私も厳しい戦いになるだろうと思うし、簡単に勝ち点が取れる相手だとは思っていません。
一方で、今年のジュビロ磐田には、例年にない安心感も感じるんです。
「ジュビロサポーターの贔屓目だろ?」
と言われそうですが、まあ、その点は否定しません(笑)
この安心感は何から生まれているか?というと、今年もこの方がいてくれるからです。
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横内昭展監督。
私は2019年の途中からジュビロ磐田を応援しているんですが、これまで毎年監督が交代していました。
以下が2019年以降のジュビロ磐田監督の変遷です。
2019年:名波浩→鈴木秀人→小林稔→フェルナンドフベロ
2020年:フェルナンドフベロ→鈴木政一
2021年:鈴木政一
2022年:伊藤彰→渋谷洋樹
2023年:横内昭展
2024年:横内昭展
2019年以降、毎年スタートの監督が違うんです。
昨年2023年、選手補強禁止という前代未聞の 罰ゲーム ペナルティを受け、J2からのスタートとなったジュビロ磐田。
そんな厳しい状況のチームに監督として就任してくれた横内監督、そして残ってくれた選手達。
2023年の始動日のミーティングで、横内監督は残ってくれた選手達に頭を下げて「ありがとうございました。」と感謝の気持ちを示しました。
そして、1年でのJ1復帰を果たし、15人の新戦力を加え、今年も横内監督がジュビロの指揮を執ってくれる。
昨年の経験やチームの状況を熟知したうえで指揮をしてくれる。
この安心感たるや。
このような気持ちは初めてです。
2024年2月22日に公開された【EMOTIOS】では、今年の始動日のミーティングの様子を公開してくれました。
「昨年に引き続き監督をさせていただきます 横内と申します。よろしくお願いします。」
この挨拶だけでも安心感を感じる。
2019年以降、フェルナンドフベロさんや鈴木政一さんなど、前年から引き続き指揮を執った例はありますが、いずれも前年途中からの就任でした。
前年通して指揮を執り、そして翌年も監督を務めるのは、2019年以降は横内監督のみ。
そして、JFA時代から共に仕事をしてきた藤田俊哉SDが強化部責任者として支えてくれる。
先日の「KICK OFF ! SHIZUOKA」では、横内監督と藤田SDの対談が実現。
ジュビロの監督と強化部責任者が対談する様子がTVで公開されるなんて本当に驚きました。こんな画は観たことが無かったので。
ジュビサポ6年目ですが、監督と強化部責任者がTVで対談するのなんて初めて観ました。
— 神田川⚽Júbilo&Bonita (@kandagawa1975) February 18, 2024
横さんと俊哉さんが、JFA時代から今に至るまで、常にコミュニケーションとってることが良くわかる。
YouTubeにアップされたら、多くのジュビサポさんに観て欲しい貴重な回。#ジュビロ磐田 https://t.co/caht9OQ6xr
昨年に引き続き横内監督が指揮を執り、コミュニケーションを密に取ることができる藤田俊哉SDがバックアップしてくれる。
これも安心感を与えてくれる要因の一つに思います。
2024年2月23日。
ヴィッセル神戸との決戦前日。
磐田市内は冷たい雨が降りましたが、ジュビロの選手達は大久保グラウンドで最後の練習に励んでいました。
決戦を前に選手達に激を飛ばす横内監督。
昨年、横内監督はチーム内競争を促し、大胆なターンオーバーを織り交ぜ、チーム全員で戦い抜いてJ1復帰を勝ち取りました。
「ベンチ入りできない選手も含めて全員で戦う」
今回飛ばした激は、昨年同様に一丸となって戦う姿勢を見せました。
これには選手に対しては奮起を、そしてサポーターには(少なくとも私には)安心感を与えてくれる言葉に思いました。
サッカー解説者や世間一般のジュビロに対する評価は低いでしょう。
でも世間をあっと言わせて欲しい。
ここ数年のジュビロとは全く違う所を見せて欲しい。
ジュビロはJ1に挑むチャレンジャー。
でも、大谷翔平の有名なセリフ「憧れるのは止めましょう」じゃないけど、王者神戸リスペクトし過ぎる必要は無いと思います。
一泡吹かせてやりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。