2024 J1 第19節「ジュビロ磐田 vs セレッソ大阪」 超主観的振り返り
また追いつかれちゃったよ・・・。
2024年6月22日、ジュビロ磐田は、ホームヤマハスタジアムにセレッソ大阪を迎え撃ちました。
ようやく梅雨入りですね。
ヤマハスタジアムで現地観戦しましたが「This is the 梅雨」という天気。英語力≒0ですね(ニアリーイコールゼロ)。大雨ではないんですが、しとしと降り続く雨。
嫌ですね。
私のようにヤマハスタジアムのバクスタ民は濡れネズミになる季節。屋根つけて欲しいねえ。写真撮りたい私にとって雨は大敵。カメラ専用のレインコートでなんとか撮影しますが、扱い難いったらない。
そんな梅雨入り最初のヤマハスタジアムの入場者数は13,287人!日曜日とは言え雨天では10,000人前後かな?と思っていましたが、予想以上の客入り。これはひとえにこの方達のお陰。
≒JOY(ニアリーイコール JOY)の皆さんが来場してくれてスタジアムライブを行ってくれました。ニアジョイって略すんですね。ニアジョイのファンの皆さんがヤマハスタジアムに来てくれたことが大きかったと思います。
SNSでは、ライブはもちろんサッカーの試合も楽しめたという投稿も見られて嬉しい限り。これをきっかけにヤマハスタジアムに足を運んでくれる人が増えてくれればいいなと。その点ではこの企画は良かったですね。
ちょっと笑ったのは、セレッソ大阪のコルリさんが、トラメガでニアジョイのファンに向けて「これも何かの縁です。セレッソを応援しませんか?」と呼びかけていたこと。それをかき消そうとしたのかどうかはわかりませんが、ジュビロのゴール裏からはすぐさまチャントを歌い出しました。
前置き長くなりましたが、結果は今回も勝ち切れず1-1のドロー決着。梅雨空のようにもやもやの残る試合となりましたが、振り返ります。
スターティングメンバー
ジュビロ磐田
前節アウェイFC東京戦で途中出場して戦線復帰したジャーメイン良がスタメン出場。ジャメ&ペイが復活です。山田大記はベンチスタート。中村駿がベンチ外となり鹿沼直生がベンチ入りです
サブゴールキーパーは、坪井湧也から杉本光希に交代となりました。
セレッソ大阪
2019年から磐田を応援している自分としては、舩木翔がセレッソ大阪のスタメンとしてぶつかってくることは感慨深いものがあります。成長したね(しみじみ)。
2020年に育成型期限付き移籍でC大阪から当時J2の磐田に加入したのが舩木翔。ただ当時コロナ禍だったため現地に殆ど行くことができず、大久保グラウンドの練習公開も全て中止。また舩木翔のリーグ戦6試合276分の出場に留まったこともあり、プレーをあまり見ることができなかったのは残念でした。
得点ランキングトップに躍り出たレオセアラ選手。サブには、福岡時代に対戦したジョルディクルークス選手、元藤枝の渡邉りょう選手などタレントが揃います。
尚、毎熊晟矢選手は6月21日にオランダへの移籍が発表され、チームを離れました。登里享平選手は負傷離脱中。香川真司選手は5月11日の神戸戦を最後に出場していません。
前半攻め続ける磐田
セレッソの強度と速さに負けない戦いをして欲しい。磐田は序盤から攻めかかります。
17分、ジャーメイン良がヘディングで落としたボールを松本昌也へパス。松本昌也はミドルレンジから積極的にシュート!枠内を捉えてましたが、GKキムジンヒョン選手に弾かれてしまいます。
35分には松原后からパスを受けた平川怜がシュートを放ちますがこれはクロスバーの上!
あまりの決定的だったので、DAZN見返すと横内監督は思わず頭抱えてましたね(苦笑)
松原后のゴラッソ!磐田先制!
前半は両チームスコアレスで折り返しました。振り返ると前半の攻撃で1点でも取っていてほしかったですね。
48分にはマテウスペイショットがヘディングシュート。これはGKキムジンヒョン選手に止められます。
51分には上原力也のミドルシュートから始まる波状攻撃。金子翔太、ジャーメイン良、マテウスペイショットがゴール前に攻めかかりますが、ゴールに押し込めることができず。
後半もなかなかゴールを割れなかった磐田でしたが、52分、磐田のコーナーキック。キッカーは上原力也。ジャーメイン良が空中戦で競り合ったこぼれ球は後方へ。そこに待ち受けていたのは松原后。胸トラップし、ボールが地面に落ちる前に左脚でコントロールショット!
ドライブ軌道を描いてゴールネットに突き刺さるゴラッソ!磐田ようやく先制!
再三の決定機に決められない状況が続いていたので、もやもやしていたのですが、この梅雨空を吹っ飛ばすかのように沸きあがったヤマハスタジアムのジュビロサポーター。
この瞬間。この歓喜の瞬間を観るために生きてるんだよなあ。
最高っす。
またも追いつかれる。
もう一点取って突き放したい。
しかし、75分セレッソのコーナーキック。レオセアラ選手がヘディングシュートが突き刺さり同点に追いつかれます。
「また追いつかれたよ・・・・・。」
しかも磐田の苦手なコーナーキックでの失点。
前節アウェイFC東京戦でも1-0でリードしていながら後半30分過ぎに失点してドロー決着。今回も虎の子の1点を守り切ることができずドロー決着。
上位のセレッソから勝ち点3を奪う絶好の機会を失ってしまう悔しい結果に終わりました。
シーズン前半戦終了
2024シーズンも19節を終了し、これで前半戦終了。
横内監督は今シーズン初めの新体制発表記者会見で「勝ち点40。取れた時点で上の順位を目指す」として目標を掲げました。
中間地点のジュビロ磐田の現在地はこちら。
勝ち点20で目標ギリギリ。
誤解されがちなんですが、勝ち点40は最低限の目標であって、できるだけ早い時期に到達して、上位を狙うことが狙い。勝ち点40は通過点に近い目標だと捉えています。
この数字について、横内監督は満足していません。
そうなんですよね。勝たねばならなかった試合をいくつも落としてるんですよね。特に痛かったのは、アウェイ東京V戦、ホーム鳥栖戦、アウェイ札幌戦の3試合で3連敗してしまったこと。
順位を争うであろうチームに敗戦してしまったことが今回の結果に大きく響きましたね。東京V戦でジャーメイン良が負傷離脱したことや、川島永嗣も不調で戦列離れた時期だったことも大きく影響したと思います。
後半戦は、前半以上のペースで勝ち点を積み上げたい。直近J1で戦った2022年、2019年と夏場は非常に苦しい戦いを強いられた磐田。このことはnote記事でも書きましたが、鬼門の季節とは言わせない戦いを見せて欲しいです。
この日、Jリーグ通算200試合出場のセレモニーを行った松原后。先制点のゴラッソも決め、勝利で飾りたかった。次節への意気込みを自身のSNSで発信しています。
かつては、大津祐樹が担っていたサポーターとのSNSでの繋がり。今は松原后が発信してくれます。次節は水曜日なのですぐにやって来ます。切り替えて勝利を目指しましょう。
次節は、6月26日水曜日のナイトゲーム。
ホームヤマハスタジアムに東京ヴェルディを迎え撃ちます。前回アウェイゲームでは2-0から2-2に追いつきながらも最後の最後で勝ち越しを許してしまった悔しい試合。そしてジャーメイン良が負傷した試合。
あの悔しさを全てぶつけて、勝ち点3を奪いましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。