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ジュビロ磐田 松本昌也の凄さは出場時間にある。 ―月間MVP受賞―

ジュビロ磐田のJ1昇格決定から10日。

2023年11月22日、ジュビロサポーターにとって嬉しいニュースが!

松本昌也が11月度のJ2リーグKONAMI月間MVPを受賞!

所で、

「過去に磐田から月間MVP選ばれたことあったかな?」

私が磐田を応援し始めたのは2019年。

2023年までの5年間で、磐田の選手が月間MVPを受賞した記憶がありません。

念のため、2019~2023年の直近5年間の受賞履歴を調べてみましたが、やっぱり磐田からは1人も選ばれていませんでした。

(月間ベストゴールは、2021年8月度に遠藤保仁が選出されてます。ホーム東京V戦での直接フリーキックです。)

磐田が前回J2優勝した2021年でも月間MVPの選出はありませんでした。

最後に磐田の選手が受賞したのは2015年10月度のジェイ。

磐田からは約8年振りです。
それゆえに今回の松本昌也の受賞は快挙と言えます。

受賞理由は、第41節ホーム最終節水戸戦でのゴール。
そして、J1昇格を決定づけた第42節アウェイ栃木戦での逆転ゴールが評価されました。

【第41節 ホーム水戸戦】

【第42節 アウェイ栃木戦】

また、磐田がJ1復帰できた要因の一つとして、第38節静岡ダービーの敗戦後、3勝1分の負けなしで突っ走った事が大きいと思います。

特に静岡ダービー直後の第39節アウェイ徳島戦。

2020年、磐田は徳島にダブルを食らいました。今季も第12節ホームで徳島に3失点で敗戦。苦手なイメージが強い相手でした。

その徳島相手にアウェイで快勝。勝利をほぼ決定づけたダメ押しの3点目のゴールを決めたのが松本昌也でした。

アウェイ徳島戦でゴール 松本昌也


静岡ダービー敗戦を引きずることなく逆転昇格を掴み取ったのは、大事な終盤戦で好調を維持した松本昌也が見せた勝負強さによるものが大きかったと思います。




加えて、松本昌也の凄さは、毎年コンスタントに出場し続けるその力量にあると思います。

以下は、2019年以降のジュビロ磐田の出場時間トップ10です。

【2019年:J1】

【2020年:J2】

【2021年:J2】

【2022年:J1】

【2023年:J2】

この5年間、トップ10ランクインし続けているのは松本昌也ただ一人。

しかもこの5年間、磐田は8人の監督が就任しています。監督が替わると選手に要求する内容も当然変わるはずです。それでも松本昌也はどの監督になっても要求に答え、試合に出場し続けています。

2021年に磐田加入後、常にスタメン出場し続ける鈴木雄斗も同様なのですが、松本昌也は複数のポジションで戦えるので、監督にとって起用しやすいポイントなのかもしれません。

また大きなケガや体調不良が無かったことも大きいと思います。そのコンディション調整は素晴らしいと感じます。


2017年に磐田に加入した松本昌也は、来年8年目を迎えます。この間、2回のJ2降格を経験しました。

来季は再びJ1に舞台を移して戦う磐田。松本昌也も中堅からベテランに差し掛かって来る世代。そして磐田を引っ張っていく世代。

昨年J1で悔しい思いをしました。

そのリベンジを果たすため、松本昌也が再びJ1で活躍するのを楽しみにしています。


月間MVP受賞、本当におめでとう!


最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田と松本昌也のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。

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