ジュビロサポーターがヤマハスタジアムでアウェイ体験した話。
「まさか?ビジターゴール裏にいたの?」
いやいや、そうではなくて。
ちゃんとジュビロのユニフォームを着て観戦していました。
私が今回座ったのは、ヤマハスタジアムメインスタンドのビジター寄りの席。下の写真の「この辺」です。
今回観戦したのは、2024年8月25日、明治安田J1リーグ第28節「ジュビロ磐田 vs 北海道コンサドーレ札幌」
試合の振り返り記事は下記note記事にしていますので、そちらをご覧いただけると嬉しいです。
メインスタンドは基本的にホームのジュビロサポーターが座りますが、ビジターサポーターが座れる場所があります。
上の写真の「この辺」に示した所。すなわち、メインスタンドのビジター寄り(北側)の席は、ビジターサポーターがビジターグッズを着用して応援しても可能な席なんです。
いわゆる、ホームサポーターとビジターサポーターの「ミックス席」。
私は、普段カメラを構えながら落ち着いて観戦したいので、もっぱらジュビロサポーターしか座らないバックスタンドで応援していますが、たまにホーム寄りのメインスタンドにも出没します。
しかし、試合当日の天気予報は雨。
そこそこの雨量になりそう
というのも、今回は私以外の家族も帯同することになったため、雨に濡れない屋根のあるメインスタンドで観戦することにしました。
ところがチケットを買おうとしたのが試合直前だったため、メインスタンドのホーム寄りの席は既に全席完売。
一方で、ビジター寄りの席は僅かに残っていたので、今回やむなくミックス席のビジター寄りの席を購入したという経緯になります。
試合当日。
試合開始直前にヤマハスタジアムに着いたので、既に座席はほぼ埋まっている状態。
案の定、私達の席周辺はコンサドーレサポーターさんに囲まれています。
そう言いながら、後から来た私たちは、コンサドーレサポーターさんの前を横切りながら席に座りました。
そんなジュビロのユニフォームを着た私の姿を見たコンサドーレサポーターさんは、小声で
という、改めて確認するような声が聞こえてきます。
さすがにビジターゴール裏に近いこともあって、コンサドーレのチャントもガンガン耳に入ってきますね。精神的にきついなあ。
試合開始前の選手紹介。
ジュビロの選手が「いざ!」の掛け声と共に一人一人紹介されていきますが、コンサドーレサポーターの激しいブーイングが!
と自問自答したくなるくらい、アウェイスタジアムで観戦している気分になってきました。
試合は、試合開始早々の前半9分にコンサドーレが先制。
私の周りのコンサドーレサポーターさんは、立ち上がり、大歓声と共にガッツポーズ。
しかし試合はまだ始まったばかり。
まだまだこれから。
と思いながら試合は進みましたが、ジュビロは一向にゴールを決めることができず。チャンスはつくるものの、枠を外したり、コンサドーレのゴールキーパーやディフェンダー陣に阻まれます。
そのたびに、コンサドーレサポさんの
「いいぞ(岡村)大八!ナイッスー」
などの声に苦虫を嚙み潰す思い。
その後もジュビロは得点することはできず、0-1でコンサドーレリードのまま時計の針は進んでいきます。
後半も35分を過ぎ、残り時間も10分を切ったころ、私以外のジュビロサポーターが試合を諦めて退席する姿が。
「もう諦めているジュビロサポーターがいるねwwww」
というコンサドーレサポーターの声が。
もう悔しくて悔しくて。
そんな想いも空しく、試合終了間際の44分コンサドーレはダメ押しの2点目を決めてしまい、周辺のコンサドーレサポーターの盛り上がりは最高潮に。
一方の私は、これ以上ないくらい小さくなってました。
試合終了のホイッスル。
ジュビロの敗戦が決まるや否や、私たちはそそくさと席を後にしました。
ヤマハスタジアムに居ながらにしてアウェイ観戦のような体験でした。
ジュビロ勝利のときならば、
とばかり、大きな顔で優越感に浸れる席だと思うのですが、今回みたいにジュビロ惨敗の場合は、大騒ぎのビジターサポーターさんに囲まれながら、ただただ静かにするしかないという、地獄のような時間を過ごすことになります。
勝って、大きな優越感に浸りたいならおススメします。
但し、今回みたいに負けの場合は非常に精神的ダメージ大きいです。
ある意味貴重な体験をしたホーム札幌戦の観戦記でした。
はあ(溜息)。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファンサポーターに歓喜が訪れる事を願って。