2023 J2 第25節「モンテディオ山形 vs ジュビロ磐田」超主観的振り返り
難敵モンテディオ山形に敵地で勝利!
2023年7月9日、J2リーグ第25節。ジュビロ磐田はアウェイで ”難敵” モンテディオ山形と対戦。DAZNでリアタイ視聴しました
「梅雨空の7連戦」第5ラウンドは、3-1でジュビロが勝利!
NDソフトスタジアム山形での勝利は、2014年6月28日以来約9年振り。
さらに、さらに、シーズンダブル!
これは、モンテディオ山形に対しては初です。
あの山形にシーズンダブル。非常に嬉しいですね。
それは過去の苦しい戦いがあったからです。
”難敵”モンテディオ山形
ジュビロサポーターの多くの方はご存じと思うのですが、モンテディオ山形とは過去の対戦で苦戦を強いられていました。
2021年までの山形との戦績は以下の通り。
2021年までリーグ戦12回戦って3勝しかしていません。前回ジュビロがJ2優勝した2021年も唯一山形にはダブルを食らいました。
そして何と言っても2014年のJ1昇格POは・・・これは辛いので、もうやめときます。
前回対戦振り返り
今年の前回対戦は3月4日、J2リーグ第3節。
ホームヤマハスタジアムでの対戦。
開幕の岡山戦は敗戦。第2節山口戦はドロー。未勝利で迎えた第3節が、"難敵"モンテディオ山形でした。
前節山口戦で山田大記が負傷離脱するというアクシデントもあり、厳しい試合を覚悟でヤマハスタジアムに向かいました。
ジャーメイン良のPKで先制しますが、今季特に序盤戦の泣き所だったセットプレーで失点。残り時間15分を切り、何とか勝ち越し点が欲しいと願っていた時に後半33分松本昌也が倒れ込みながらゴールに押し込んで勝ち越し!!
モンテディオ山形から今季初勝利をあげました。
スターティングメンバー
やはり前節ホーム金沢戦のメンバーに対しGK三浦龍輝を除き、フィールドプレーヤーを総替えしました。もうお馴染みになった横内監督が作り上げた「2チーム」体制。連戦でもスタメン選手は1週間空けて出場できる体制が定着しつつあります。
気がかりは後藤啓介がベンチ入りしていなかったこと。次戦の天皇杯3回戦ヴィッセル神戸戦に照準を合わせているならば良いのですが。
ドゥドゥが先制ゴール!
前半27分、松原后のスローイン。ドゥドゥが戻して松原后がクロス。金子翔太がヘディングシュートしますがクロスバーに跳ね返されます。そのこぼれ球をドゥドゥが押し込んでジュビロ先制!
スローで見ると叩きつけるようなシュートで、ブロックに行った山形の選手達の上を超えてゴールに入ったのですごい技術だと思いました。
しかし、試合終了後のドゥドゥのインタビューでは、
でもドゥドゥが言うように結果ゴールとなり、ツイていることも大事なことなのでしょう。
ドゥドゥはチームトップの6得点目。
昨年不遇の1年を過ごしたドゥドゥですが、ジュビロにとって欠かせないプレーヤーになりました。
ジャーメイン良が追加点!
後半10分、松原后のコーナーキック。ジャンプ一番ドンピシャヘッドで2点目!
後半開始早々の追加点。残り時間に対し、気持ち的に更に有利に進められるゴールでした。
ジャーメイン良は今季5点目。キャリアハイを更新中です。
山形が意地を見せる。
2-0となったジュビロ。もう1点取って試合を決めたいと思っていたのですが、山形が一瞬のスキを逃しませんでした。
後半16分、鈴木雄斗から金子翔太へのパスを野田裕喜選手がインターセプト。田中渉選手に繋ぎます。そこから絶妙のスルーパス。抜け出した横山塁選手に渡ってしまいます。リカルドグラッサも全速力で追いかけますが間に合いません。三浦龍輝と一対一の状況でシュート。1点を返されます。
クリーンシートで終えたかった試合でしたが、カウンターにやられました。この抜け出す攻撃は前半から山形は行っていたので、嫌な感じはしていました。
試合終了後、横内監督も前半から背後を取られるプレーが難しくさせたことをコメントしています。
このゴールを皮切りに山形の攻撃がジュビロゴールを何度も襲いかかりました。
さすが山形。簡単には勝たせてくれません。
松原后 が試合を決める!
流れが山形に傾いていましたが、後半37分、鈴木雄斗がボールを奪い、ファビアンゴンザレス、金子翔太とボールを繋ぎます。
金子翔太が右サイドをドリブルで運んでクロスを上げます。GK後藤雅明選手がパンチングでクリアしますが、そのこぼれ球をボックス内に走り込んで来た松原后がボレーシュート!3点目!
この3点目で試合をほぼ決めました。
金子翔太のクロスからの松原后のシュートという、元清水エスパルスの二人が絡んでの得点。今はジュビロのために戦ってくれる金子翔太と松原后には本当に感謝しています。
リカルドグラッサが負傷
CBの要としてジュビロのゴールを何度も救ってくれたリカルドグラッサ。
後半28分、イサカゼイン選手と交錯。暫く倒れ込んでしまいます。左腕と腹部?を痛めたように訴えていましたがプレー続行。
そして、後半アディショナルタイムに入った後半47分。リカルドグラッサが倒れ込んでしまい。担架でピッチ外に運ばれました。鈴木海音と交代です。
これまでジュビロのピンチを何度も救ってくれたリカルドグラッサ。イサカゼイン選手の交錯の影響かどうか断定はできませんが、大事で無いことを祈るばかりです。
ブラボー!
試合終了後、ジュビロ磐田公式YouTubeチャンネルに「【Go on.】episode11:3位浮上」として、試合終了直後の動画が公開されました。
殊勲の3点目のゴールを決めた松原后。7月1日ヤマハスタジアムでの大分戦で披露されたばかりの松原后のチャント。
松原后はトラメガをもってゴール裏サポーターと共にそのチャントを歌う姿。いやあ遠征されたジュビサポさんが羨ましいですね。遠く山形まで応援に行った皆さんへの御褒美でしょうね。
今度はヤマハスタジアムでもやって欲しいなあ。
そして、私が大好きなロッカールームでの横内監督のミーティング。今回は、最後に山本康裕が素晴らしい仕事をしてくれます(笑)ぜひ動画をご覧頂きたいと思います。
横内監督はYouTubeの動画やDAZNの試合終了後インタビューでも語っていますが、今回の試合内容には決して満足していません。
山形の攻撃を抑えるのに時間がかかった事、警戒していたショートカウンターで失点してしまったこと。
失点したことに対し横内監督は
と強く選手達に激を飛ばします。そして、これからもっと突き詰めることを選手に要求しました。
横内監督と選手達は、もう次の試合の勝利しか頭にありません。その背中を押したいと思ってます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。
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