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夢のような特等席!エコパスタジアム「砂かぶり席」徹底解剖!

「砂かぶり席」ってご存じですか?

大相撲で使われる言葉で「土俵に最も近い席」のことです。溜席(たまりせき)とも呼ばれます。土俵上の戦いで砂が飛んでくるほど近い席というところから名づけられています。

転じて、相撲以外のスポーツでもグラウンドに最も近い特別席などに名付けられることがあります。

今回はその「砂かぶり席」を体験してきたので、是非紹介したいと思います。

対象試合は、2024年8月11日にエコパスタジアムで行われた、明治安田J1リーグ第26節「ジュビロ磐田 vs 鹿島アントラーズ」です。


締め切りギリギリで購入

ジュビロ磐田では、「砂かぶり席」としてエコパスタジアムで開催される試合で販売されます(座席数限定)。

以前から存在は知っていて、一度は「砂かぶり席」で観戦したいと思っていたんですが、なんせ値が張るんですよね。

1席:15,000円

悩みますねえ。

いつもチケット販売サイトで、「購入する」というボタンをクリックする直前まで行くんですが、悩みに悩んで諦めるという腰抜けっぷりを発揮していました(苦笑)

しかし、今回は鹿島アントラーズ戦。更に残留のためにも絶対に負けられない戦い。白熱すること必至。高いけど、今回こそ砂かぶり席で観てみたい。

それでも悩んでいた所、公式SNSで以下の発信が!

残り僅か!

焦る私(我ながらちょろいサポーター)

そうだ!3rdユニ(夏季限定ユニフォーム)を諦めたと思えばいいんだ!

3rdユニフォームは20,000円前後するため、これも迷った末に諦めた代物。ユニフォームの替わりに夏の思い出を買ったと思えばいいんだ!

Jリーグチケットでついにポチりました!
紙チケットなのでセブンイレブンで発券!

ついに買っちゃいました


第4ゲートに集合

試合当日。

チケットや公式サイトには、集合場所として

「第4ゲート」

と書いてあったんですが、エコパスタジアムのゲートは東西南北に合わせてE・W・S・Nゲートの4つしかなかったはず

第4ゲートの存在を知りませんでした。

ちょっと心配しながら周辺を探すと、エコパアリーナ入口から北側、スタジアム外にトンネル状の入り口があってそこが第4ゲートでした。

第4ゲート

受付ではマッチデープログラムと席番号を記したネームプレートが渡されます。

マッチデープログラムとネームプレート


スタジアム内へ!

スタッフの案内に従ってスタジアム内へ!

トンネルを抜けた先にスタジアムが見える

普段は入れない入り口なので、ワクワクしますね。

いざ!スタジアム内へ!

ピッチレベルからの入場。特別感がたまりません。

ピッチレベルで入場

バックスタンド側にずらっとならんだ、30席の砂かぶり席が
広告看板の裏側に位置しています。

これが砂かぶり席

ここが私の25番の座席。ジュビロのエンブレムが印字されたカッコイイ席。この椅子が欲しいなあ。

砂かぶり席の座席

隣同士も適度にスペースがあるのがイイですね。私は一眼レフカメラなどそこそこ荷物も持ち込むんですが、全く支障なくゆったり座れました。


全 景

座った場所からの全景はこんな感じです。

ホームゴール裏方面
メインスタンド方面①
メインスタンド方面②
アウェイゴール裏方面

臨場感抜群!予想以上の近さです。

エコパスタジアムは陸上トラック併用施設なので、普段スタンドから観戦する際はどうしても選手までの距離が遠くなってしまうのが難点。

しかし、さすがは砂かぶり席。エコパスタジアムでこの近くで見られるのは最高です。


注意事項

砂かぶり席にはいくつか注意事項があります。
詳しくは公式サイトのリンクを貼りますのでをご覧ください。

その中でも特に注意すべきなのは以下。

・動画撮影NG(フラッシュ無しの写真撮影はOK)
・ハーフタイムを除き、席から離れられない。
・食事NG(飲み物はOK)
・飲酒した状態での観戦NG
・アウェイグッズNG
・小学6年生以下NG
・車椅子観戦NG
・雨天時、遮るものが無い(傘禁止。ポンチョ等で観戦)

特に注意なのが食事ができないこと。
スタグルは、入場前に済ませましょう。


試合開始

写真を撮ってきましたので紹介しますね。

特に砂かぶり席サイドでの攻防は本当に迫力があります。

カメラ構えていて、ボールが飛んでくるんじゃないかというスリルも味わいながら夢中でシャッターを切りました。


歓声の圧力がスゴイ!

印象的だ合ったのが大歓声の圧力

バックスタンドを背にして観戦するので、背後からの轟く歓声がものすごく新鮮。更にはホーム・アウェイゴール裏、メインスタンドからも大歓声が届くので四方八方から歓声に包みこまれる感じ

これは予想してなかった発見でした。

この歓声を経験するだけでも砂かぶり席で観戦した甲斐がありました。


試合終了後は選手と大接近!

試合終了後は、選手達がバックスタンドに挨拶に来てくれます。この鹿島戦は、磐田の逆転勝利だったこともあって選手・スタンドのサポーター共に大興奮の状態。

試合の詳細については、別のnote記事にしていますのでそちらもご覧いただけると嬉しいです。

バックスタンドに来てくれた選手達にも大接近してエールを送ることができます。

川島永嗣
伊藤槙人
鈴木海音
リカルドグラッサ、ブルーノジョゼ、マテウスペイショット
松原后

選手に手が届くような距離で声を掛けたり、写真を撮ったりできるなんて最高過ぎる。砂かぶり席ならではの特権です。

最後は暗転演出による「ジュビレーション」

サックスブルーのペンライトが無数に輝くその光景は美しいの一言。勝利でこの瞬間を迎えられたのは本当に幸せでした。




迷いに迷って観戦決めた「砂かぶり席」ですが、一言、

「最高です」

値は張りますが、その値段だけの価値がある席ですね。夏休みの良い思い出になりました。その経験にお金を払ったとして十分もと取れると思います。

今年はエコパスタジアムの試合はもう無いので、また来年の開催を楽しみに待ちたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。

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