静岡サッカーユース世代の躍進を!-「FOOT×BRAIN」視聴-
「サッカーだけではなくて人間教育の部分も上手く改善してあげるとサッカーも自然と伸びてくる。」
清水エスパルスユース監督の澤登正朗さん。
高校生世代の選手育成に対し「しっかりとした人間教育をしていかないと、その部分でつまづいていることが多い」そうだ。
8月28日のBSテレ東のFOOTxBRAINを視聴。
かつてはサッカー日本代表を多数輩出していた静岡県だが、現在は伊藤洋輝(元ジュビロ磐田、現VfBシュトゥットガルト)ぐらいだ。
番組内で静岡の若者へのインタビュー映像があったが、静岡がサッカー王国と感じている人はあまり多くはないようだ。
戸田和幸さんは、
「他の地域のサッカーレベルの底上げがなされた結果。それ自体は良い事。静岡はやや遅れをとった。」
まさにその通りだろう。
清水エスパルスとジュビロ磐田は何年もJ1上位に食い込めていない。
更に、私が応援するジュビロ磐田は昨年まで2年間をJ2で過ごした。今年はJ1に返り咲いたが現在最下位。若者たちが静岡をサッカー王国と感じないのも無理はない。
やはり、アカデミー出身の選手達からトップチームに昇格し、活躍することに期待したい。
ジュビロ磐田も前田遼一さんが今年からU-18の監督となり、若手育成に励んでいる。澤登さんや前田さんのように、かつてJリーグで大活躍した方々が古巣のアカデミーの選手達を指導する姿は頼もしい。
そして冒頭の澤登さんの人間形成がひいてはサッカー秘術向上につながるという視点は、多感な高校生世代を育成する上で本当に必要なことなのだろう。
既にユースでの静岡ダービーで火花を散らしている両者。
切磋琢磨して、近い将来再びJ1で磐田と清水が優勝争いする姿を夢見る。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。
(トップ画:Keith JohnstonによるPixabayからの画像)