ある閉ざされた孤島で…こと「マインドハンター」
映画の備忘録用にと昨年noteを作るも見事3日坊主になってしまったので、今年はぼちぼち更新していこうと思います。
というわけで久々のnoteはこちら。
「マインドハンター」(2005)
皆大好きダイハード2のレニー・ハーリンが放つ、クローズドサークルサスペンス映画!
巷では東野圭吾さんの「ある閉ざされた雪の山荘で」が絶賛公開中という事ですが、閉ざされてる具合は負けちゃいませんよ!
軽くあらすじを説明すると
心理分析官になるべく無人島の訓練施設で超難関の最終試験に臨むFBI訓練生達。
しかしシミュレーションであるはずの試験で本物の殺人事件が発生!
この島には自分たちしか居ないはず…一体誰が…
という王道のクローズドサークルもの。
出演者達も豪華で
リーダー気質のジェイク役にクリスチャン・スレーター
賭け好きだが洞察力はピカイチのルーカス役にジョニー・リー・ミラー
過去に妹を惨殺されその過去を引きずるサラ役にキャスリン・モリス
最終試験場を用意し皆の今後を握る教官役に名優ヴァル・キルマー!
そして試験当日いきなり飛び入り参加する怪しすぎる地元警察官ゲイブにL.L.Cool.J!
他にも「パシフィック・リム」のテンドー役で有名なクリフトン・コリンズJr.や「ハムナプトラ」イムホテップをここぞという時に見捨てるアナクスナムン役のパトリシア・ベラスケスと言った「お!顔は見た事あるぞ!」な役者が集合しております。
こういう映画は大体犠牲者が出てから次の犠牲者まで長々とした会話や、退屈なシーンが挿入されがちなもんですが、今作は違います。
次から次に誰かが死に、疑心暗鬼に陥り、容疑者が絞れたかと思うとそいつが死ぬ、そして誰も死んでない時でも気が抜けない状況が続くという1秒たりとも気が抜けない作りとなっております。
犯人の行動は当然ながら、犠牲者達をもプロファイルする事により「なぜ彼・彼女が何番目に死ぬ事になったのか」等ちゃんと心理分析要素も盛り込まれている所がポイント高いです。
現時点でU-NEXTでしか配信しておらず、見る方法が限られているのが残念な所ですが、ブックオフに行けば大体500円棚にありますんで、『「ある閉ざされた雪の山荘で」に2000円払うのはなぁ…』と思っている方はこちらでクローズドサークルの雰囲気を楽しむのはいかがでしょうか。