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ペーパーヒーローズ

---2020年
人類は、未知のウイルス「デビッドウイルス」により、全人口の3分の1を失った。

5年を費やし、遂に人類はデビッドウイルスの脅威に打ち勝つことが出来た……と思われた矢先、ウイルスは人の命のみならず、種そのものに多大な影響を与えていたことが判明する。
特に影響が顕著だったのは、致死率の低かった20歳以下の若年層。デビッドウイルス終息後、この若年層の中に特殊な能力を持つものが多数現れた。
 
ドーム球場軽々と持ち上げる者、別人に擬態する者、脳さえ損傷していなければ、身体を失っても全て再生してしまう者……彼らの能力は「ギフト」と総称され、当初は特別視されていたが、その数は年々爆発的に増え、ギフトを用いた犯罪が社会問題になっていた。
 
政府は、ギフトを悪用する者を「ギルティス(Guilty's)」と呼称し、ギルティスに対抗するべく、ギフテッド(ギフトを持つ者)による対ギルティ組織「アルバトロス」の設立を宣言する。
 
アルバトロスは、ギフテッドを対象にテストを実施し、合格した者に超法規的権限を持つヒーローライセンスを交付した。ヒーローライセンスを得た者は、アルバトロスに所属し、ヒーローとして活躍の場と厚遇を受けられる。
 
いつしか、ヒーローは子供たちの憧れの職業となり、報酬が高い事もあって、希望者が後を絶たない人気の職業となったが、ライセンスを取得し、報酬を得ながらも、全くヒーローらしい活躍をしない者も増えて行った。
 
人々は、そんな「活躍をしないヒーロー」を、ライセンスを持っているだけのヒーロー……「ペーパーヒーロー」と呼ぶようになっていった。
 
この物語は、そんなちょっと頼りないペーパーヒーローたちの活躍の物語である。

活躍……するの?

ということで、現在、執筆しているマーダーミステリーをちょい見せです。70%くらい出来ているので、まだ30%ほど練らないといけません(汗)

5月中に公開できるのか?(恐らく5月中に完成させて6月公開?)

8人シナリオ、プレイ時間は2時間、公演時間は3時間ちょっとになる予定です。個性あふれるペーパーヒーローたちが、ある事件の解明に挑みます。

個人的に「ヒーロー」とマーダーミステリーの相性って良いと思うんですがいかがでしょうか?

だって、色々とこじつけなくても「ヒーローなら犯人探すでしょ?」ってなもんで、「なんで犯人探さないといけないんだっけ?」「警察に任せればよくない?」みたいな疑問が払拭できるので(笑)

いつもの「笑いあり、涙ある?、感動ある?」といった「かわぐち節」で作っておりますので、公開の際には、気楽な感じで挑んでいただけると嬉しいです。

この先、マガジン購読の方には、8人の個性溢れるキャラクターも紹介させていただければと思います。

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