情報量を計算していますか?
みなさんは天才ですか?
煽りではなく、この世には間違いなく天才が居ます。
天才の種類にもよりますが、情報処理の得意な天才は居て、マーダーミステリーに於いても、押し寄せる波のような情報量を的確に処理して作戦立てて、プレイヤーを誘導する人はいます。
ええ、古川洋平さんです(笑)
私が知っている中で冴えたるは古川さんですが、まあ、そんな人はそうそう居ないわけです。みなさん自分のシナリオ(ハンドブック)を読み解くだけでも結構大変で、更にそこに知っているものから知らないものまで、カードなどで情報が出て来ると、見落としや失念が必ず出てきます。
マーダーミステリーを作っていると、特に初めて作る際など、色々な情報を盛り込みたくなる方も多いと思いますが、人は処理できる情報量がある程度決まっているので、作品の納得感を上げるためには、どれだけ情報量を絞れるかがカギになると思っています。
これは自戒の念を込めて。
私も最初に作ったアレは、本当に情報量が多くて「ごめんなさい」って思いました。(カードの情報量は自分の基準内ですが、ハンドアウトの情報量が多かった……)
海外ローカライズ作品も情報量削り切れないやつがあったりします。
ほんますいませんすいません。
他の方の作品でも、特にテストプレイ段階ですと、カードが100枚とかあることがザラで、いやいやいや、本当に100枚なんて情報の精査できないですよ!っていう事が結構あります。
情報量は多いほど良いなんてことはありません。
どれだけ的確に配置できるかが作者の腕のみせどころです。
(自戒の念を……)
どのくらいの情報量が妥当か
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マーダーミステリー白書
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