ロールはほどほどに
少しずつ認知度が上がってきているマーダーミステリー。そのため、マーダーミステリーの楽しみ方が多様化してきていて、様々な属性のプレイヤーがマーダーミステリーを遊ぶようになってきていると感じています。
私がマーダーミステリーと相性が良いと考えて、最初に訴求した層は「脱出ゲームをよく遊ぶ層」だった訳ですが、今でもその見立ては間違っていなかったかな?と思っています。
もちろん、マーダーミステリーと相性の悪い部分も若干あって、マーダーミステリーは論理パズルではないので、全てのピースが公開されたからといって全ての情報が集まるわけではありません。そのゆらぎを是としない場合は、納得できない部分もあるかもしれませんが、概ね楽しんで貰えていると思います。(脱出ゲームの制作側の方には気に入って貰えないこともしばしばありましたが・・・)
相性が良い部分としては、脱出ゲームはストーリー性や演出などもあるものの、基本的には協力して解を求めるゲーム(というかパズル)であって、その部分がブレないからです。また、脱出ゲームには「ロールプレイ(役割を演じる)」が存在しない、或いは、存在しても必須とならない程度であると感じていて、そこもマーダーミステリーと非常に相性が良いと思いました。
「ロール重視」は実は結構厄介
最近「エモいブーム」で、マーダーミステリーのキャラクターとして「ロールをすることでよりエモいですよ」みたいな作品が多くなってきましたが、この傾向は結構危うい傾向だなと思ってみています。
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マーダーミステリー白書
マーダーミステリーについて私(かわぐち)の考えや、ちょっとした情報などを書いて行こうかと思います。
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