マーダーミステリーシアター「演技の代償」雑感

本日より始まっております、マーダーミステリーシアターと題された動画コンテンツをリアルタイムで視聴してみました。

2/20(土)14:00公演✨キャスト✨（50音順）#浅利陽介 #奥野壮 #桐山漣 #黒木ひかり #前山剛久 #実咲凜音 #演技の代償 #マーダーミステリーシアター #マダミスシアター pic.twitter.com/Y42hWXYqT2

— マーダーミステリーシアター『演技の代償』 (@mmtheater2021) January 30, 2021

北軽井沢の山中にある別荘で起こる殺人事件。
別荘には外から出入りした人間はおらず、容疑者は宿泊していた6人のみ。という状況で、6人の役者がそれぞれの人物となって犯人を捜す、犯人は逃げ切るという、いわゆるマーダーミステリーを模した構成です。

今回は、演者さん達が即興で犯人捜しをしている様子をリアルタイムで流していく方式で、リアルタイムで視聴できないユーザー対応としてアーカイブも1ヶ月残るという親切仕様。

更に言えば初回は、仮面ライダーWとジオウ、ウィザードのソラが出演していて、そこにストレイジのオオタユカ隊員が居るという、特撮好き大歓喜な豪華な顔ぶれ。テレビドラマでお馴染みの浅利さんや、自分は宝塚に明るくないので存じ上げないのですが、実咲凜音さんも宝塚ファンの方に刺さるキャスティングなのでしょう。原案もぎぐるさんということであれば、とりあえず観るっきゃない！という感じでした。

こういったキャスト陣は非常に引きがあって良いですし、他にも、オープニングムービー＆タネ明かしムービーが用意されていたり、感想戦が用意されていたり、何より、各人物視点が用意されていて、特定の人物の背景や、休憩時間にその人物を演じている演者さんの考えを観ることができる試みが見せ方として非常に上手いな！と思いました。

こういう観点から「好きな演者さんを観るという意味で自分はとても楽しめた」と前置きさせていただいたうえで……

マーダーミステリーとしての出来は０点でした。

やっていることは、ほんのり謎解きテイストな人狼でしかないなと。

ぎぐるさんから「原案のみです」と聞いてはいたので、ゲーム部分に不安がありましたが、ここまでとは……

ネタバレのない範囲で具体的にダメだった内容をつらつらと書いていきたいと思います。