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本当にあった怖い話

お久しぶりになってしまいました。こんばんは。
今回は、マーダーミステリーの店舗をやっていて本当にあった怖い話をちょろっと書いてみようかなと思います。

言える範囲で

もちろん言えないこともあります。あと、ゲーム中の珍プレーの話もありますが、基本リアルに怖い話です。でもホラーでもないです。

開幕5分でハンドアウトをほぼ読み上げるプレイヤー

マーダーミステリーは各々に何かしら目的があり、その目的のために情報に秘匿性が生まれ、各自、情報の全開示をしにくくなっていると思います。まあ、情報を全開示しちゃうと犯人役の方が不利になってしまいますから、そこはある程度コントロールが必要なわけです。

故になるべく情報が早い段階で開示されないように、また、開示するかしないかのジレンマを楽しんでもらうためにも上手い目標の設定が必要になって来ます。これってマーダーミステリーの醍醐味みたいなものかと。

しかし、ある公演で、2人のプレイヤーが開始5分でハンドアウトの内容をほぼそのまま発表してしまうという珍事が起こりました。脱出ゲーム畑の方々だったのですが「独自目標より犯人捜し(協力目標)の方が解くべき謎」と割り切って解決に向かったのかもしれません。決してルール違反ではありませんが、2時間かけて少しずつ共有する(して欲しい)内容を5分で終わらせてしまいました。これには肝を冷やしました。

ただ、とても勉強にもなって「目標が無かったり機能していないとこうなるんだな」ということも分かりました。(当該シナリオの目標はちゃんと機能していましたが、もしそういう目標が設定されていなかったらこういう展開に容易になるであろうことを体験として実感しました)

勉強になりましたが、本当に怖かった(汗)ゲームが破綻するんじゃないかと冷や冷やしました。

参加者が一人多い

ホラーみたいな見出しですが、なんてことはない、とあるテストプレイでいざゲームを始めようとした際に、プレイ人数よりプレイヤーが1人多かったことがあったという話です。

「人数が少なくてゲームが出来ない」ということは想定していましたが、多くなってしまうことは全く想定しておらず。テストプレイだったので私がプレイヤーから抜けることで事なきを得ましたが、ほかならぬ私がテストプレイをするための会だったので、もう一回、人集めからやり直しに。

まあ、でも良かったです。公演でやってたら目も当てられない(汗)

なぜ1人多かったかと言うと、誘ってない方が誘われていると勘違いして来てしまったからでした。でも、その人の感想も聞きたかったので、遊んで貰ったこと自体は良かったなとも。

怖い話ですが、結果的に良かった微笑ましい事件です。

独自中止判断事件

これはお客様が来なかった話なのですが、「忘れていた」や「体調が悪い」ということではなく、「開催の連絡が無いので中止だと思って行かなかった」ということを言われた案件です。

幸いなことに、1人欠けても遊べるシナリオだったため事なきを得ましたが、本当に参ってしまいました。

というのも、当初は「開催の連絡が無いので中止だと思って行かなかった」と仰っていたのですが、前日に電話をかけた履歴があり(お電話には出られず)そのご連絡をすると「着信履歴を見て電話は中止の連絡と判断して行かなかった」と言われてしまいました。

「お客様が完全に来られない」という案件は、この件を含めて過去に2回しかなく、その1回目にあたる案件では、当日お客様に電話したところ「すっかり忘れてて仕事で福岡にいます、すいません」と言われました。その公演も1人欠けても出来る公演だったこともあり、とりあえず何とかなったのですが、「忘れてた」って必ずしもお客様だけの責任でもなく、リマインドも大事だなと思ったわけです。

これを反省として、以降はお申込みの方全員に(グループの場合はご予約された代表の方に)必ず電話とメールでリマインドを入れるようにしました。もちろん、連絡がつかない方もいらっしゃいますが、出来るだけ同じことが起きないように努めています。

そんななかで、メールも送ったうえで、電話(着信履歴)がダメと言われたことにかなり凹みました。正解が分からないなと。

個人的には「もう何をすればよいのか分からない」という点で、この件が今までで一番怖い出来事となっています。


他にももうちょっとありますが、流石に書けない内容もあるので伏せておきます(すいません)

その代わりと言ってはなんですが……マガジン購読の方には、3つめの話のその後(怖いのはその後だったりします)についてちょっとだけ書きたいと思います。


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704字
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