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ブランデー香る自家製コーヒー酒|金澤屋流お家カフェVol.8
珈琲とお酒。どちらも嗜好品でどちらも好き。という人も多いでしょうか。
それぞれに主張性があるのですが、一緒にコラボしても美味しいって知ってましたか!そんな代表とも言える絶品スイーツ。「自家焙煎珈琲のブランデーケーキ」
たっぷりとお酒を染み込ませた珈琲ケーキ。なんとそのお酒は、ただのお酒ではなくブランデーで時間をかけて抽出した贅沢なコーヒー液。つまりコーヒー酒。たっぷりとケーキを漬け込み熟成させたのが「自家焙煎珈琲のブランデーケーキ」一口でふんわりほろっと酔いそうな大人スイーツ。珈琲とお酒の相性が抜群によくなんとも贅沢な気分に包まれます。このコーヒー酒、実は自宅でも作れるんです。金澤屋珈琲店直伝、コーヒー酒のススメ。アレンジも幅広く楽しめるほか原料から拘ればまさに十人十色。楽しんでみませんか!
コーヒー酒の味わい=選ぶお酒✖️選ぶコーヒー豆✖️熟成期間
一言でいうとこの法則。選ぶお酒の種類、珈琲豆、そして寝かせる熟成期間で風味が変わります。お酒と言えば、アルコール度数が25%以上のもので無味無臭のものであれば基本的に珈琲酒を作ることができます。コーヒー豆は、浅煎りでも中煎りでも深煎りでも作ることが可能ですが、出来上がりの風味が強いのはやはり中深煎りから深煎り。色の付き具合もしっかりと。寝かせる期間は最低1週間。それ以降漬け込むほどに色もしっかりとしてきますが、後はお好みで。
使うお酒どれがいい?
色々試したことがあります。手始めに果実酒用のホワイトリカー。価格も安価で手頃ですが珈琲酒にした時になんとなく一体感にかけました。
美味しいなーと思ったのは「ブランデー」「ウィスキー」「ウォッカ」他にも「ジン」「ラム酒」でも。お酒特有の個性とコーヒーの持ち味が合わさり絶妙のハーモニーです。とりあえず、自分の好きなお酒、自分の好きなコーヒーを合わせてみるのもいいかも知れません!ちなみに私のお気に入りは、ヘネシーVSブランデー、スカイウォッカ、スコッチウィスキー。癖があるのはウィスキーとのコラボ・•・
コーヒー酒の材料と必要なもの
<材料>※出来上がり約800ml コーヒー豆100g ブランデー900ml お好みで氷砂糖
<必要なもの> 保存容器(透明で広口が良い) 豆を取り出す網杓子
<おすすめのコーヒー豆> 中煎りから深煎りのコーヒーがおすすめ。コロンビア、インドネシア、百万石ブレンド、極み
コーヒー酒の仕込み期間
漬け込み期間の目安。浅煎りの珈琲豆ほど時間がかかり深煎りのコーヒーほどより早く仕上がります。おすすめは、ある程度味がでた段階でコーヒー豆を取り出します。どんどんコーヒー豆がお酒を吸水して量が減っちゃうこともありますので。2週間から3週間で完成。
取り出したコーヒー豆は
真っ黒。😅
捨てるのがもったいない位いい香りしてますよ。香りだけでも楽しんで。
基本的に漬け込む比率はコーヒー:お酒=1:9です。沢山作りたい時は調整して作って見てくださいね。
コーヒー酒の仕込み方
保存容器をしっかりと煮沸殺菌しておきます。熱湯で煮沸や、アルコール殺菌などしめる蓋部分もしっかりとしておきましょう。氷砂糖はお好みで。もし入れる場合は、お砂糖が溶けるのに1ヶ月はかかりますので計算に入れておきましょう。コーヒー豆、お酒を入れます。コーヒー豆は、豆の状態でつけます。そのまま蓋をして涼しい場所で熟成させます。瓶に、作った日付やコーヒーの種類をメモしておきましょう。完成したらコーヒー豆は取り出します。そのまま涼しい所で保管コーヒー酒の出来上がり。
コーヒー酒の楽しみ方
そのままストレートやオンザロック。
牛乳で割って甘味をつけてカルーアミルク
炭酸で割って飲む。
洋菓子ケーキにかける。
バニラアイスクリームにかける。
コーヒーゼリー、プリンの隠し味に。
かき氷のシロップに仕込んだ事もあります。
バリエーションが広くて楽しめます。
市販のコーヒー酒、珈琲リキュールといえば
珈琲リキュールと言えば、スーパーでも並んでいる定番すぎる王道
甘い珈琲リキュール
「カルーア」 牛乳で割ると甘くてコーヒー牛乳のようなお酒になります。甘みの強い珈琲リキュールドリンクやお菓子のアレンジにもよく使われます。カルーア以外でも沢山珈琲リキュールはあります。甘くない珈琲リキュールテキーラを使用したマニアックな「パトロンのXOカフェ」
甘さ控えめドライな印象。大人向けのリキュールです。テキーラの味わいも珈琲のコクといった味わいも残るより本格的なコーヒーリキュールその中間爽やか系の珈琲リキュール、ラム酒の一種中性スピリッツを使用した「ティア・マリア」
爽やかなコーヒーの苦味を味わうことができるすっきりとした口当たり。
珈琲リキュールも色々あり最近は、日本酒などで作ったのも見かけます。が自分で作ったコーヒー酒ほど香りが良いものはありません!
コーヒー豆は、焙煎したての新しいもので作るとぐぐと美味しくなります。
アレンジ幅も広く保存も効きますので、トライしてみて下さいね!