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腹筋に効かない理由はこれ!ピラティスで変化を感じるための3つのテクニック

お世話になっております!

今回はつくば店の藤元が担当致します!


先日解剖のリアルセミナーの講師を担当させていただきました!



みなさん予習バッチリで、素晴らしかったです!


小難しい解剖の知識をわかりやすく、ピラティスやヨガ・トレーニングなどに繋げてお話しさせていただきました!


受講していただいた方の反応が直にわかるため、
「これ理解できてるな」「この言い回しはあまり伝わってないな」 など


非常に勉強になった反面、
人に何かを伝えるのが好きなんだなと改めて感じることができました!


来年度もオンラインセミナーだけでなく、
マシンピラティスなどのリアルセミナーも担当させていただきます!


根拠のあるアプローチがしたい方はぜひご参加お待ちしております!







では、本題に入っていきましょう!



今回のテーマは腹筋です。


「腹筋って大事だよな」 と、誰しもが理解できていると思いますが。

ちゃんと腹筋を効かせることができているでしょうか?


例えば、こんなエクササイズで

『首が辛いです…』とか



こんなエクササイズで

『どこも効いてないです…』『腰が疲れます』とか


こんな経験ありませんか?


お腹を使う感覚が理解できていなければ、
いくらエクササイズしても腹筋への効果はありません。



ですが、解剖と腹筋が働きやすいPointを理解できていれば
確実に腹筋を効かせて、

お腹が薄くなってきました!」「ズボンが入りやすくなりました!」

と変化を出せるようになります。



今回は明日から使えるPointをお伝えしていきます!!





腹筋の簡単な解剖学


腹筋を鍛えたいのに、腹筋の構造が理解できていないと
どうやって鍛えたらいいかわからないですよね?

まずは、腹筋について簡単におさらいしていきましょう。


みなさんご存知の通り、腹筋は4つあります。

・真ん中にある腹直筋(シックスパック!)
・1番表面にある外腹斜筋
・その下にある内腹斜筋
・1番深い位置にある腹横筋
 
全部肋骨についている!


ここまではよく聞く部分だと思います。



今回チェックしておいて欲しいのが
腹筋って結構後ろまでついてるよ ということ。

写真を見ていただいてもわかる通り、骨盤(腸骨稜)の後ろ側までベッタリついております。


これを見ると、なんとなく腰の筋肉とかにも影響しそうな感じがしてきませんか?


体幹って、こんな感じでお腹側から背中側までつながることで
コルセットのように安定させてくれています。



で、お腹と背中の筋肉を繋いでいるのが、
胸腰筋膜というものです。



この図で、お腹と腰を繋いでいるのが、胸腰筋膜です。


胸腰筋膜とは、名前の通り筋膜状の組織です。

この筋膜があることで、腰部を安定させてくれます。

お腹の筋肉以外にも広背筋や大臀筋とも繋がっているのが特徴です。

今回腹筋を効かない方にはこの胸腰筋膜の影響が非常に重要になります。



なぜ腹筋に効かないのか?よくある3つの理由


腹筋に効かないパターンで多いのは、以下の3つです。

①反り腰で背部がガチガチ
②肋骨が広がって、息を吐くのが苦手
③そもそもお腹を使う感覚がわからない

それぞれ解説していきます!




①反り腰で背部がガチガチの方


これはお客様で非常に多いパターンの一つではないでしょうか?

広背筋や脊柱起立筋・多裂筋などの背中の筋肉は骨盤を前傾させる筋肉です。

そんな方には、
いくら腹筋をやってもお腹を使う感覚が入りにくい のが現実です。


理由は先ほど紹介した
『胸腰筋膜』が深く関係してきます。


「胸腰筋膜は、お腹の筋肉と背中の筋肉をつなげてコルセットのように体幹を安定させる」 と先ほどお伝えしました。


胸腰筋膜につながる筋肉は、ざっくりと
お腹側→「腹横筋」・「腹斜筋」
背中側→「広背筋」・「大臀筋」 
です。

綱引きをイメージするとわかりやすいのですが、
背中側の筋肉とお腹の筋肉で綱引きをするようにして体幹を安定させています。


この綱引きをしているときに、
背中側の筋肉が過剰に働いているとどうなるでしょうか?

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