楽しければ,できなくてもいいのです。#できるかな
物心ついたときにNHKの教育番組見ていたら『できるかな』という番組をやっていました。出演していたのは、ノッポさん(高見のっぽさん)。
「できるかな」は子供向けの工作番組なのですが、回を重ねるごとに、どんどんセットが大きくなっていきまして、最終的に番組自体が舞台のようでした。まるで演劇を見ているようだったのですよね~。しかもノッポさんはしゃべりませんので、キートン映画のような感じです。
ですので「おしゃべり」という役の方がおりまして、初代は『つかせのりこさん』でした。つかせさんの軽快なしゃべりと、ゴン太くんの「ウホ!ウホ!」というしゃべり方。そこに無言劇をするノッポさんの演技が子供心に楽しかった記憶があります🤗
そして、ゴン太くんが、カワイイですよね~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
あとで知ったのですが、ゴン太くんって実際の動物ではないのですね。僕はタヌキか熊なのかな?と勝手に思っていたのですが、謎の生物らしいです。NHKがキャラデザインを依頼した人に『実際にいる動物じゃないけど、カワイイ生物』という、かなり無茶ぶりな依頼をした結果、このようなキャラクターが誕生したようです。
おかげで、唯一無二のカワイイキャラの誕生!素晴らしい✨
ゴン太くんは、声もいいですよね!
ノッポさんが作る世界は、基本的に段ボールとペットボトル。身近なものが多いです。ナレーションも最後に
「みんなも遊んでみてね!おんもしろいからぁ~♪✨」
と言われるのですが、セットが、すごい大がかりなものなので、正直、小学生の子供が作るには厳しいものがあります😂
ですので、いいなぁー1回でいいから作って遊んでみたいなぁと、いつも思っていました。
番組を20年やられていたので、僕自身も大きくなり、なかなか見る機会が減りまして、当然最終回は普通に学校に行っていましたので見ることはできず😅
そうしたところ、先週NHKがノッポさんの追悼番組ということで、最終回と選別された2話、そして、高見のっぽさんが出演されていた『グラスホッパー物語』を放送していました。
懐かしかったですね。見るとわかりましたが「本当だ!ノッポさんがしゃべった!」と思います。そして、息切れしていたので、一生懸命に番組を作っていたんだなと改めて知りました。
この番組の中で、ノッポさんが配膳ロボットを作る話があります。
あれから40年たちました。実際にこうなっている現実。
実際にファミレスのガストで見かけますよね😂
『できるかな』が本当にリアルに出てきてしまう世の中にびっくりです。
この配膳ロボットで、ノッポさんも食事されたことあるのかなと思いを巡らせたりしました✨このロボットを作った人は年齢的に番組を見ていた人と勝手に想像しております🤗
多くの人に影響を与えたノッポさん。
個人的には、もっと長生きしていただき、色々な話を聞きたかったです。当時のチャップリンのようなキートン番組を見て育った世代の僕としては、いまだに思い出します。
ノッポさん!
あの頃の小さい人は、結構、大きくなりました。
おかげで僕は、寂しくない小学生時代を過ごすことができましたよ。
そして、たくさん楽しませていただき本当にありがとうございました。