NHK『クローズアップ現代+』 “改名”100人~私が名前を変えたワケ~
水曜日のNHK『クロ現プラス』は、
独特な切り口での社会派の番組が多めです。
今回のテーマは『改名』。
年間4000人近くが改名依頼をしているお話です。
出演者が番組冒頭に、マイケルジャクソンの「ビリージーン」の挿入曲と
一緒に名前と改名後の名前を、手書きボードで紹介されていました。
驚きました......。
そんなに改名したがっている方がいるとは。
『改名』したい理由はさまざま。
キラキラネーム、元受刑者、トランスジェンダー、
お坊様の改名、過去からの解放。
逆に、キラキラネームにしたい!という女性の方もおられました。
キラキラネームの方は、やはり苦労されているのが分かりました。
ツイッターで一時期、話題になった『元・王子様』さんも取材されていて、
自分がつらいだけでなく、親もおかしいと思われてしまうと、
心の内を語ってくれたのが印象深かったです。
他の方も、難しい漢字、独特の読み方の人が多数。
名前を正しく説明するのは、なかなか大変だなと(^^;
現場の学校の先生にも取材されており、
名前の読み間違えてしまう可能性があるため、
かなり気を使っておりました。
トランスジェンダーでは、YouTuber『キットチャンネル』の
英翔(エイト)さん、奏太(ソウタ)さんが紹介されており、
改名許可証を見た時の感想が
『こんな紙切れ一枚で俺の人生は左右されるんだなって思ってしまいました』
この意見に唸りました。とても印象深かったです。
専門家のお話も、とても面白かったです。
ビックデータの専門家の『宮田裕章』さんと
名づけの歴史、名前を研究されている『小林康正』さんとの対談です。
昔の日本は、場面ごとに名前を変えていたけれど、
明治以降は、徴兵など、ただしい識別をしないとけないため
1人1つの名前になっていったと。
ただ、今後は名前以外にIDなど、
違う媒体で人を認識することもできる世の中のため
名前が人々に開放されていく...。
そんな、未来像を語られておりました。
インターネットの世界では、通り名(ハンドルネーム)が一般的です。
この世界では、自分に合った、好みの名前を好きなだけ語れます。
ちなみに私の通り名の『かなった』は、4か月ほど考えました。
完全に「考えすぎちゃったパターン」です!(笑)
最後に、NHKの公式の言葉を引用させていただき
しめたいとおもいます。
~あなたにとって、名前とは?~
自分にとって名前とは『ファッション』
親からもらった最初の『贈り物』
名前は『人生』なんだと思います
父からもらった『呪い』でした
『大切な宝物』
名前は『爆弾』なんですよ
『記号』です。『識別番号』です