砂漠を横切るラクダのように【2-(3)】
【2011-03-20 16:18/無事だけど~10日目~】
雨が降りそうな灰色の今日。まだまだ余震、続いてますね。
気持ちも滅入り、心と体に溜まった緊張が疲労となって、ずっしりと重くのしかかってきます。
眠れるときは眠ってしまおうか――。
睡眠がとれてるうちは大丈夫な気がする。
あとは、この行き場のない気持ちをどうするか……。
ここにいて、この普通じゃない生活を続けながらそれにも少し慣れ、もうどこにも行けないような、ここから出られないような、二度と日常には戻れないような、不安と絶望と無力感に包まれる今日。
むしろ今は、この心のまま日常が再開することのほうがずっと怖い。
どうすれば、またあのビル街に戻れるのか……。こんなときに誰の助けにもならないような、“なくていい”と思うような会社・仕事に戻れるのか……。
天気は気分をこんなにも左右する。
そして、日々蓄積されている簡単に言うと「疲労」が重い重い今日。
もう今日は、そのまま書き残そう。
“はじめまして”のnoteに綴っていたのは「消えない灯火と初夏の風が、私の持ち味、使える魔法のはずだから」という言葉だった。なんだ……私、ちゃんとわかっていたんじゃないか。ここからは完成した『本』を手に、約束の仲間たちに出会いに行きます♪ この地球で、素敵なこと。そして《循環》☆