そうなのだ……去年『街とその不確かな壁』を読んだときからずっと、読み返したかったのだ☞『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の「ハードボイルド・ワンダーランド」の部分を（ピンクの彼女、本当に大好き。入院していた話は私に刺さりすぎる）。こんな話、どうしたら思いつくんだろう？

そんなこんなで、相変わらず「物語」に救われる日々。久々に読みたくて、本屋で文庫本を手にしたんだけど角が折れてて（きれいなものが欲しくて）、図書館から借りてきた。『国境の南、太陽の西』　そこに「物語」があるだけで、私の日常は保たれる。そうだよ、最近「物語」が枯渇してたんだ…☁︎☁︎

ところで、年末年始の読書はこちら☺︎　図書館で予約した本って、いつも不思議な（絶妙な）タイミングで順番が回ってこない⁇　今回の『吹上奇譚』は後半すごかった。テーマ（視点？）が新しくて、深くて優しくて、いろいろびっくり。胸打たれた。このあとは、待ちに待った『一人称単数』。楽しみ〜♡

かなり久々の再読。最初から“いきなり物語”でガツンとやられ「こんなはじまり方だったっけ⁇（すげ〜）」とまたもまるで新作気分。右手と左手で硬貨を数えるエピソードとかは覚えてるんだけどね。腹を切られ、あの子に起こされ、上巻もクライマックス。とにかく設定？が圧倒的すぎ。一生再読するわ。

というわけで、相変わらず “日常に『物語』を”な日々。今は『羊をめぐる冒険』を味わっている。一日のちょっとした時間に本を読むと、すっと自分の空間が立ち上がるというか、軸がニュートラルな位置に戻るというか。心が整う感じで、本当に……“必要”。そして彼は問題の羊を、見つけ出せるのか。

「１」に辿り着くまでが渋かった…。こちらの“本気さ”を試されているかのよう。“本当に読む気あんの？”ってね。……ふぅ。読みますよ、読んで羊をめぐる冒険に出たいんですよ。うん。双子の話は好きなんだ。……というわけで、最近はこちら☺︎/* それにしても、これまた猛烈に「自由」だなー。

読み終わりました。あっという間。これ読むと、いつもなんか不思議な気持ちになる。この作品に新人賞が与えられるって、すごいよなー（もちろん悪口ではない）。時代の雰囲気とか流れとか、自分が知らないことに想いを馳せる…。馳せてもわからないんだけどね。とにかく、ものすごい自由とスピード感。

こんなにも、心の奥のあの場所に、触れられるなんて……／『ダンス・ダンス・ダンス』

実は数日前に読み終わっていたのだ、『ダンス・ダンス・ダンス』。 びっくりした。本当に、何も覚えていないんだもの…（まだ県立図書館に行っていた頃、10年以上前かな？  『村上春樹全作品 1979～1989』と『村上春樹全作品 1990～2000』を読みまくっていたんだよね。ちなみにこれには『自作を語る』という数ページだけの小冊子が付いている。これを読みたくて、今回も図書館から借りてしまった。←文庫本は持ってるのに）。 読んでたら、何かしら、どこかしら、絶対に覚えていると思う

「彼があの女の人を殺したのよ」 深く息を吐きながら、304ページ目。ここまで来た…。物語はまだ（ますます？）不穏な空気に満ちている。もう誰も死なないで！ ぐんぐん読み進めたい気持ちと、終わらせたくない気持ち。豊かだなー。『本』のある生活、日常、わが人生☺︎/*

私が“こっち”でコツコツじりじり現実的に手を動かしている間に、“あっち”の舞台はハワイから東京、渋谷へ。救われているなぁ〜、相変わらず。こういう『一人を愛する？（一人で生きることを受け入れている？）人間の物語』って、ほんとに大好き＆必要、仲間。信頼できてしまうんだね……主人公を。

おいおい、ハワイに行くのかい？ ……いいなぁ〜‼︎ （おやすみ、世界。☺︎/* 物語は解凍され、現実は動き出す）

買ってきました♪ 下巻はピンク♡（みんなどうしてた？ どうなった⁇） またここから潜ります☺︎/* 2020年も、私の日常には『物語』がある。それってなんて素晴らしいんだろう✴︎ 好きな本を読みまくって生きていけるという「自由」と「幸せ」。そして今年は、私自身も『物語』を放つ✴︎