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短歌の群れ

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短歌を、思いついたまま
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2016年1月の記事一覧

君が気付くまで

君が気付くまで

約束のように伸ばした黒髪と
約束持たずある恋心

好きですと言えないままでクリスマス
あなたもわたしも大人になる 夜

君のいない日々は五年
君のいない街で三年過ごした

ロングヘアじゃ君が私に気付かないかもだし
切ろうかな、なんてね

闇が深くても光が強すぎても
星は見えなくなってしまう

歌はいけない
心の中であなたが何度でも浮かんでくるから

//これまでの短歌をまとめました。
#短歌 #

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水たまりふたつ

水たまりふたつ

必ず私より低くに降ってくる雨と
傘を持たない私と

空が二つじゃなくて
水たまりが二つあるんじゃないだろうか

台風は昨日のうちに愛媛まで行ってしまった
私を残して

本音を隠すのに便利な髪を私は来週切る

こんな夢誰にも言ってはいけないと
思いながらもまた微笑んでいる

楽しみが増えて
今週末までは夏の暑さになんて負けない

//これまでの短歌をまとめました。
時系列というか、時の流れを

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ロングヘアじゃ君が私に気付かないかもだし
切ろうかな、なんてね