初フルマラソン、完走しましたー!
至る所が痛いです....
そして、サブ5.5を目標に掲げていましたが、結果はこちら!
制限時間ギリギリ!
30kmの壁とよく聞きますが、まさしく30kmで急に脚が動かなくなりました...
でも、私の尊敬する酷道ランナーさんのスタンス、制限時間までめいっぱい楽しむ!は経験できたかなあと思います!
では、今日の長い長い道のりを振り返らせてください!
◇まさかの雨予報に、雨女咽び泣く
昨夜から3つほど、てるてる坊主を作りましたが、叶いませんでした。
まあ、もともとちょっとお天気が悪くなる予報でしたしね。
そんなわけで、昨日まで「半袖で行こう」と決めていたのを、急遽雨用のパーカーにしました。
以前参加した、西都原このはなマラソン(10km)も雨で、何にも対策しないで行ったら、寒かったので...
という対策を取りました!!
防水スプレー振っても、土砂降りになれば焼け石に水。
雨に濡れた靴を履いて帰るのはしんどいのでね...
◇朝7時、会場入り
今朝は5時半に起きて、着替えてミニうどんと生卵を食べ、軽いストレッチをしてからホテルを出ました。
ただ、これだけではおなかすくなあと思ったので、途中でおにぎりとアミノ酸入りゼリーを買いました。
いつもは野菜サラダとかも食べますが、今日はお腹が緩くなるのだけは避けることにしました。
お腹痛くて走れないとか笑えませんからね。
会場入りすると、ゼッケンに書かれた番号ごとに手荷物預けをします。
私は15番の窓口だったので、15番を目指して行ったら優しげなおじさまに「手荷物預かりますねー!」と声をかけていただき、さらに「頑張ってくださいね!」というお言葉と素敵な笑顔をいただきました...!
こういう大型の大会だと、手荷物預けに時間がかかると思っていたので、「すごいスムーズだった...」と拍子抜け。
しばらくはストレッチやらをして、7時にはお手洗いに行くことに。
すごい行列でした...
お手洗いが終わったら7時半くらいになっていたので、スタートブロックへ。
いよいよです。どきどき。
8時からスタート地点へ移動・20分にスタートだったのですが、私は遅いブロックだったので、20分になってもひたすら歩く...!
これはのんびり走ってると、ひょっとすると関門に引っかかるな、と思いながら、序盤に飛ばすと脚が死ぬけど、飛ばさないと関門とイタチごっこになるなあ、賭けるしかないかーと腹を括りました。
いよいよスタートしてからも、道幅の関係で走ったり歩いたりが続きました。
大丈夫かな、と思いつつ進んでいきます。
大体6分半で突っ込みました。
◇海上からの応援に、大きく手を振る
楽しみにしているものが一つ、ありました。
それは、海上からの応援。
酷道ランナーさんの動画で観て以来、すごく楽しみにしていました。
まずは天神からPayPayドームあたりを走っていき、マリノアへ向かって走ります。
地味に橋が辛かったけど、いつも練習で走っている橋の方が傾斜はきつい。
観覧車を眺めながら、気を紛らわしていました。
生の松原を抜けて海にでると、楽しみにしていたヨットからの応援!
大きく手を振ると振り返してくれて、「頑張れよ!」の声。
うーん、これは嬉しいし、楽しい!
そうそう。
補給は、前回と同じように、7km毎に取りました。
10km単位だと、間に合わない気がしたので。
そして、九州大学伊都キャンパスに向かいます。
個人的には、ここが1番辛かったかも。
長い坂を折り返すのが結構精神的に来ました。
ただ、学生さんたちの元気な姿にパワーをもらって頑張りがきき、20kmを走り切りました。
さあ、約半分!
◇24kmの未知の地点を踏む
伊都キャンパスあたりから、家族からのLINEが来るようになりました。
21km以上走ったことがないので、これは本当に励みになりました。
両親に、応援ナビというものを教えたのです。
これは、大会名と選手名検索すれば、選手の現在地がわかるんですよね。
なんとか24kmまできたときは、我ながら「やればできるじゃん!」と思いました。
◇しかし、30kmの魔の手が襲う
不思議なことに、この前のハーフマラソンでは、走り終わった後は「もう無理」と思ったのに、今日は脚が動きました。
たまにストレッチをしつつですが、脚は動いたんですよね。
底力というやつか、と思いました。
が、30km地点で急に脚が重たくなりました。
あと、なんか脇に痛みも感じたので、ウェアで擦れたか、とぼんやり思いつつ...
走る気力が湧かないんですね。
ここまでは、次の関門まで1時間残して走っていましたが、ちょっとやばいな、と思い始めました。
雨も降ってきたし。
しかし、私設エイドで飴やお茶をくれる方、氷で足を冷やしてくださる方のお力をいただき、なんとか歩き→走りを交互にしながら、36km地点ではエアーサロンパスの無料提供も受け、36.9kmの関門まできました。
が、この時点で次の関門まで30分しかないという状態に。
「走る気力がない...」と思ったその時、運営スタッフの方の「みなさんは何のためにこの大会に参加されたのでしょうか?それを思い出して!」と声かけいただき、目が覚めました...!
やるか、やらないかじゃなくてやるんだ!!
ここで火がつき、40.1kmの関門まで頑張って走りました。
途中の給水所では、「ラスト頑張ってください!」と言いながら中学生の子達がハイタッチしてくれました。
何というか、胸にグッときましたねえ。
あと2kmがしんどかったけど、雨の中笑顔で応援してくれる人のためにも、走り切りたいと思えました。
なんかよくわからないけど泣けてきちゃって、ラスト1kmくらいは泣いてました。
脚が痛いのもあったけど、1番は、この雨の中、ずぶ濡れになりながら応援してくださる学生さんたち、警察の方、自転車で走り回る運営の方などの声かけに感動したんだと思います。
何とか走り切って、「写真撮りますよ!」と声かけしてくれた中学生の子に撮ってもらった写真。
サングラスの下は涙まみれでした。
◇終わりに
初めてのフルマラソンは、制限時間ギリギリのゴールとなりました。
でも、めちゃくちゃ楽しかったです。
脚は痛いけど、不思議と「でも、また走りたいな」と思っているので、マラソンの沼の怖さはここだな、と思いました。
来年も、もし当選したら走りたい...!
雨の中、道の誘導・整理、給水や救護、マラソン後のおもてなしやバスの案内をしてくださったすべての大会関係者のみなさまに御礼申し上げたいと思います!
素晴らしい大会を、ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?