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インスタ後発組でも2025年勝てるインスタマーケティング完全攻略


はい、どうも〜!!!

金沢尚です。

今回は2025年最新のインスタの伸ばし方について解説します。

この記事を見ているあなたは、きっと最新のインスタ攻略法に全くついていけない、もう後発で飽和状態だし今から伸ばすのは難しいなんて思っているのではないでしょうか。

確かに今までと同じような運用をしていてはフォロワーが増えないどころか、一生伸びないアカウントに無駄な労力をかけ続けることになります。

しかし今回の内容で解説することを実践すれば、むしろ先行者利益を得ることができます。

なぜなら2024年と2025年の伸ばし方は180度異なるからです。もはや全く新しいSNSが出てきたくらいに思っても良いでしょう。

最後まで見終わったあなたは、最新アルゴリズムを完全に理解し、先行者利益によって圧倒的な速度でインスタを伸ばせるようになり、最終的には月収10万から数100万円の収益化もできるようになります。

この動画を最後まで見た人と見ていない人の間には圧倒的な差が生まれてしまう、まさに情報格差です。

しかし、こんなことにあなたは、この記事に出会えている。情報格差によって負け組ではなく勝ち組になれるよう是非最後までご視聴ください。

第1章 インスタの最新アルゴリズムについて

いきなりですが、あなたはインスタのアルゴリズムが大きく変わったのを知っていますか?

実はインスタを運営するメタ社から、最新のアルゴリズムの変更が発表されました。この変更は、これまでのインスタ運用方法を大きく覆す革命的な変化と言えるでしょう。

変わった点は以下の2点です。

  1. 外部露出の仕組み

  2. オリジナル投稿の重要性

それぞれ詳しく解説していきます。

1. 外部露出の仕組みについて

これまでのインスタは、まず既存のフォロワーからの反応が良い投稿が、フォロワー以外のユーザーにも表示されるという仕組みでした。

要するに既存フォロワーからの反応が悪いと、どれだけ良い投稿でもフォロワー以外の人に見られることがなかったということです。

なので発信を始めたばかりの、まだフォロワーが少ないアカウントや、アクティブ率が低いアカウントは、どんなに良い投稿をしてもいいねや保存がなかなか増えませんでした。

そのような最初の段階で良い評価を得ることが難しかったアカウントは、結果としてフォロワー以外のユーザーに表示されるチャンスを失っていました。これは仕組み上仕方なかったことなんです。

しかし現在更新された最新アルゴリズムでは、フォロワーからの反応が少なくても、その投稿に興味がありそうなユーザーにも表示されるようになりました。

つまりあなたが筋トレの発信をしているなら、既存フォロワー以外の筋トレに興味があるユーザーの発見タブにも優先的に表示されるようになったんです。

従来のようにフォロワーの反応ばかりを気にしなくても、より多くのユーザーに投稿を届けられるようになったため、インスタを伸ばせる可能性が広がったと言えるでしょう。

そしてこのアルゴリズムの変更によって、フォロワー数が少なくても質の高いコンテンツを発信することで、多くのユーザーにリーチできるようになったので、特にこれからインスタを始める人にとってはかなり大きなチャンスと言えるのです。

2. オリジナルコンテンツの重要性について

最新のアルゴリズムでは、オリジナリティ・独自性がこれまで以上に重要視されるようになりました。

結論から言うと、リポスト投稿があまり推奨されなくなりました。

ちなみにリポスト投稿とは、他のアカウントの投稿を自分のアカウントで再投稿することです。

今までは質の高い投稿をリポストすることで、自分のフォロワーに役立つ情報を提供しエンゲージメントを高める有効な手段として挙げられていました。

しかしリポスト投稿が増えすぎたことで、インスタのタイムラインは似たようなコンテンツで溢れ返ってしまった。結果、ユーザーは新鮮味のないコンテンツに飽きてしまい、インスタの利用時間が減ってしまうことに繋がったんです。

このユーザーの利用時間の減少によって、広告収入が減ってしまうということがメタ社にとって大きな問題でした。

そこでメタ社はこの状況を打破するために、リポスト投稿の露出を減らし、オリジナルコンテンツを優先的に表示していくことに決めたのです。

つまり他人の投稿をただ共有するだけのまとめアカウントは、もはやインスタでは通用しなくなったということなんです。

インスタの「大切な人や大好きなこととあなたを近づける」という理念を叶えるためにも、質の高いコンテンツ・ユーザーにとって価値のあるコンテンツを増やしたいということでしょう。

要するにあなた自身が作成したコンテンツこそが、ユーザーが見たくなる価値の高いオリジナルコンテンツというわけです。

今後のインスタは、そういったあなたにしか作れないコンテンツを発信するアカウントを優遇するようになったんです。

そしてさらに6月にも、Instagramの責任者であるアダム・モリ氏がインタビューで最新のアルゴリズム情報を明かしました。

このインタビューで特に重要視されている指標は、「送信数」、つまりDMでシェアされた数です。しかもいいねや保存以上に重要な指標として扱われるようになったんです。

なぜ送信数がそこまで重要視されることになったのか?

それはユーザーが本当に良いと感じたコンテンツは、周りの人に教えたくなる。つまり友人や家族にシェアしたくなるという事からです。

例えばあなたが本当に美味しいと感じたレストランを見つけたら、友人に「このお店めっちゃ美味しいよ!今度一緒に行こう!」って教えたくなるでしょう?

それと同じで、ユーザーが「この情報役に立つ!」「このリール面白い!」と感じたら、友人や家族にDMでシェアしたくなるはずなんです。

要するに送信数が多いということは、それだけ多くの人がそのコンテンツに価値があると認めているという証になるんです。

だからこそインスタは送信数を最も重要な指標として、最新のアルゴリズムに組み込んでいるんです。

ちなみにシェア機能はこの紙飛行機マークです。

第1章まとめ

第1章をまとめると、外部露出の仕組みが変わってフォロワーが少ないアカウントもフォロワー外にリーチするようになり、オリジナリティ溢れるコンテンツが優遇され、最新なアルゴリズムで送信数、つまりDMでシェアされた数が重要視されるようになったということです。

これらのことを頭に入れて第2章へ進みましょう。

第2章 アカウント設計

ここからは、いよいよインスタを伸ばすための実践的な内容になっていきます。

2章アカウント設計、3章リール攻略、4章ストーリー攻略、こんな感じで進めていこうと思っております。

この3つの項目がインスタを伸ばす上で欠かせない柱となるので、最後まで飛ばさずに見て1つ1つ確実にクリアしていくのです。

そしてこの第2章では、インスタを伸ばすための1つ目の柱であるアカウント設計について解説していきます。

アカウント設計って写真と文章を入れるだけだから簡単でしょ。すぐ発信始めることが大事だよね。なんて思っている人は要注意です。

なぜなら正しいアカウント設計をしないで発信を始めると、インスタが全く伸びない、誰からも投稿が見られない、時間と労力を無駄にする、なんてことになりかねないからです。

せっかく時間をかけて作った投稿が誰にも見てもらえなかったら意味がないでしょう?

しかもその間違ったアカウント設計のまま発信を続けたとしたら、状況が改善するどころか、ますます悪化してしまう可能性もあります。

例えば、ネットで美味しそうな料理の写真が掲載されていても、その料理を提供するお店の周りは雑草だらけ、メニューも置いてません、という状態だったら、そのお店で料理を食べる気なんて失せてしまうでしょう?

それと一緒であなたの投稿を見てアカウントに興味を持っても、何の写真か分からないアイコンや、まとまりのないプロフィール分だったら、あなたをフォローしようなんて思わないでしょう。

しかし逆にプロフィールを正しく設計すれば、シンプルにフォロー率が大幅にアップします。

実際に私もこの章で解説する方法を活用して、こんな感じでフォロー率を最大化する事に成功しております。

なので正しくアカウント設計をしないと、一生アカウントをフォローしてもらえなかったり、あなたのファンになってもらうことなんてできないし、結果インスタを伸ばす、インスタで稼ぐという最大の目的も達成できないんです。

ではアカウント設計は何をすれば良いのか?

結論、

  1. プロフィール設計

  2. ハイライト設計

  3. ジャンル認知

この3つが大事なんです。この3つを正しく実行することでインスタ運用の成功確率が飛躍的に高まります。

「なるほど、博士。その3つについて詳しく教えてよ!」という勉強熱心なあなたの声が聞こえてくるので、この3つについて深掘りしていきます。

1. プロフィール設計

まずプロフィールについてですが、プロフィールはユーザーがあなたのアカウントを訪れた時に、最初に目にする部分です。いわばウェブサイトのトップページと同じようなものです。

そしてプロフィール作成では、

  1. アイコン

  2. 名前

  3. プロフィール文

この3つの要素を設計します。

まずアイコンに関してですが、アイコンはユーザーがあなたのアカウントを認識するための顔となる部分です。

ユーザーはインスタ上にある無数のアカウントの中から、アイコンであなたのアカウントを識別しているので、それくらいアイコンは重要とされております。

アイコン設定で抑えるべきポイントは、

  1. 自分の顔かキャラクター性があるものにすること

  2. 自分のジャンルに合うものにすること

この2つです。

まず大前提として、インスタのアイコンは自分の顔もしくはオリジナルキャラクターのどちらかにすることが原則です。

なぜなら人間味がある方が、ユーザーは親近感が湧きやすいからです。Instagramは「大切な人や大好きなこととあなたを近づけるSNS」なので、ユーザーは「あなた」という人を知りたいと思ってあなたのアカウントに訪れます。

例えば会社情報ばっかりを発信している企業アカウントは、人間味を感じづらく、あまりフォローしようとは思わないでしょう。

つまり人間身を出すことで、ユーザーとの距離が縮まり、フォローやいいね、コメントなどのアクションを起こしてもらいやすくなるんです。

なので伸びているアカウントを見ると分かるのですが、基本的に運営している人の雰囲気が良い感じに出ている写真や、親しみやすいキャラクターをアイコンにしている人が多いです。

逆によく見かける失敗例は、よく分からない風景写真やペットの写真をアイコンにしているパターンです。

「インスタはおしゃれな写真じゃないの?」「愛犬の写真をアイコンにしている有名人もいるよ?」と言った、2023年どころか江戸時代の話をしている人もいるんです。

しかしあなたはビジネスをするためにインスタを活用するでしょう?ビジネスで使うアカウントなのに、これでは何のアカウントか分からないでしょう?

例えばパン屋さんの看板が、全く関係ない満点の星空の写真だったら、お客さんは「何屋さんだろう?」と疑問に思ってしまうでしょう。

インスタビジネスにおいて、映えだけを意識したところで、ユーザーはあなたのアカウントに興味を持ってくれないんです。

要するによく分からない写真だったり、発信と全く関係のない写真をアイコンにしてはいけないということです。

そして2つ目の「自分のジャンルに合うもの」に関しては、ジャンルごとに受けのいいアイコンがどういうものか、少なからず決まっています。

例えば筋トレ系だったらあの人やこの人、ダイエットだったらあの人とかこの人といった感じで、好まれるアイコンというのがあります。

これらのアイコンだったら、「筋トレについて詳しそう」とか「あの人のようにダイエットで綺麗になりたい!」って思うでしょう?

こんな感じでジャンルによって、ユーザーから好まれやすいアイコンというのは大体決まっているんです。

そうは言っても発信する人それぞれの個性があるでしょうから、「筋トレの発信をする人は筋肉を見せるアイコンにしなさい」「ダイエットの発信をする人は痩せている写真を選びなさい」みたいなことは、私も言えません。

なので最初は自分のアカウントと同じジャンルで、かつ伸びているアカウントのアイコンを参考に考えてみると良いでしょう。

もう一度言いますが、アイコンは自分の顔かキャラクター性があるものにすること。自分のジャンルに合うものにすること。そうすればアイコン選びを外すことはないから覚えておくんですね。

次にアカウントの名前についてですが、決め方は「名前」と「肩書き」の2つを足した構成にすればOKです。

例えばこんな感じです。

名前に関しては自分の名前かキャラクターの名前、肩書きに関してはアカウントのコンセプトに関するものになっております。

そして名前決めのルールとしては、

  1. キャラクター性と帰りがずれないようにする

  2. 謎の英語や読めない特殊文字はやめる

  3. 名前の横に縦棒、ふにゃふにゃなどの区切り線をつけること

この3つです。

まず「キャラクター性と帰りがずれないようにする」についてですが、あなたは優しさが売りのキャラクターだったとする。

その場合「山田太郎」「インスタの優しい先生」「太郎 インスタの優しい先生」この2つの場合、どちらがより優しく見えますか?

言わずもがな、ひらがなの方でしょう。

ではもう1つ、あなたはおしゃれでかっこいいファッションが売りなキャラクターだったとする。

その場合「山田太郎 ファッションのプロ」「太郎 メンズファッションのプロ」「tarou. メンズファッションのプロ」この3つの場合、どれがよりかっこよくおしゃれに見えますか?

言わずもがな、ローマ字の方でしょう。

こんな感じであなたのキャラクターやポジションに沿った名前に変換することが大切です。

そして「謎の英語や読めない特殊文字はやめる」についてですが、例えば特殊文字で「タロー」とか書いてあっても、一瞬で「タロー」と読める人はほぼいないでしょう。

よくあるのは、おしゃれにしたいからと言って、自己満足の特殊文字や読めないローマ字を使うアカウントですが、あれはフォロワーさんに名前を覚えてもらえないので要注意です。

せっかく良い投稿をしていても、名前が覚えにくかったら、ユーザーはあなたのことを覚えてくれません。

そうなったらせっかくの努力が水の泡になってしまうのです。

そして肩書きに入れるアカウントコンセプトについてですが、簡単に言うとこのアカウントが何を発信しているのか1目で分かるものです。

例えば「再現性高く細マッチョにするプロ」「在宅ワークで大黒柱になったママ」「15秒で学べるおしゃれな商品写真」

このような感じで、自分のアカウントを一言で表現することが重要です。

ただアカウントコンセプトはとても奥が深い領域で、詳しく話すと1時間や2時間は語ってしまうことになるからです。

なのでここでは「このアカウントが何を発信しているのか1目で分かるもの」と覚えておけば大丈夫です。

今後、ここだけに絞った内容で動画を出すので、チャンネル登録して楽しみに待っててほしいです。

そして3つ目がプロフィール文です。プロフィール文は、ユーザーにあなたのことを深く知ってもらう自己紹介文に当たる部分となっております。

アイコンや名前で興味を持ったユーザーが、次にチェックするのがプロフィール文で、さらに興味を持ってもらいフォローに繋げる役割があります。

多くの人がプロフィール文を見てフォローするか決める、と言っても過言ではないくらい重要と言えるでしょう。

プロフィール文を作成する際は、

  1. 肩書き(アカウントコンセプト)を補足する情報を載せること

  2. ユーザーが5秒で理解できる見やすさにすること

  3. ユーザーに興味を持ってもらえるワードを選定すること

この3つのポイントを意識すると良いでしょう。

そしてプロフィール文に記載すべき項目は、

  1. 提供する価値を端的に表現した一文

  2. あなたをフォローすることで得られるベネフィット

  3. 権威性や実績

  4. 次のステップへの誘導

この4つです。

実際に私のプロフィールを例に各項目を見ていきましょう。

まず1行目には、基本的に自分の提供する価値、すなわち「誰に対してどんな価値を提供し、どのような状態にさせるのか」をキュッとした、キャッチコピーに近い文言を入れるのです。

その一文を見て、ユーザーが発信している内容をなんとなく早期できるような文言を書いておくイメージです。

例えば私の場合「スポート✖︎ビジネス特化した本質のSNSマーケ」としていますが、これは「SNSマーケについて発信しているんだな。その中でもマネタイズに強そう」と、この1文だけで想像できるでしょう。

しかもプロフィール分で意識するポイントの1つ目にある「肩書き(アカウントコンセプト)を補足する情報も載せること」もしっかり抑えているのが分かりますでしょう?

他にも「笑顔で過ごす男女関係の本質」「お家で楽に楽しく痩せるダイエット」みたいな感じで、1文目のキャッチコピーでユーザーの心を掴むことができれば、プロフィール分は最後まで読んでもらえる可能性がグッと高まるんです。

そして2・3行目には「ベネフィット」です。「ベネフィット」とは「アカウントを見ることによって、ユーザーが得られる嬉しい未来」という意味です。

要するに「アカウントを見るメリット」の提示を2産業で行う形です。

例えば

  • 独自手法「ストーリーズランチ」を開発 → この人にしか学べない何かがありそう、なイメージ。

  • 超最先端のインスタ攻略×SNSマーケ戦略 → よくある話ではない最先端の稼ぎ方が学べそう、なイメージ。

  • 簡単×かける×使えるで日本一楽しく学べる → 難しそうなSNSマーケを超簡単に学べるイメージ、みたいな感じ。

「私の投稿を見れば、〇〇〇になれる!」という感じで、ユーザーがあなたの投稿を見て叶えられる未来を想像しやすいように書いてあげることが大切です。

そして4・5行目には「権威性や実績」です。「権威性・実績」はあなたへの信頼感を高め、フォローにつながりやすい要素です。

人間という生き物は、本のレベルで「年収10億円」「半年で50kg痩せました」「〇〇有名女優と付き合ってました」みたいな権威性・実績には目がいきってしまい、それだけでフォローすることもあります。

「この人すごいな」「この人のこと気になるな」と思わせることができれば、フォローに繋がる可能性はグッと高まるんです。

なのでここも必ず入れるのです。

とは言っても「どんなことを書けばいいんだろう…」なんて思う人もいるでしょう。

そんな人のために、牽引性となる項目を10個リストアップしたので、参考にするのです。

項目はこんな感じです。

  • フォロワー数

  • 月収

  • 年収

  • 受賞歴

  • メディア出演歴

  • 出版歴

  • 有資格者の有無

  • 顧客数

  • 開業歴

  • 運用代行実績

この中から自分でも語れそうな権威性や実績を見つけて、それを記載するのです。

しかし「実績なんてないよ!」という人もいるでしょう。実績がない場合は、これから実績を作っていくという過程を公開するのも有効です。

例えば「1年で1億円稼ぐ挑戦してます!」「3ヶ月で10kg痩せます!」のように、具体的な目標を宣言することで、ユーザーの「応援したい」という気持ちがフォローにつながることがあるんです。

そして最後6行目は「次のステップへの誘導」ということで、自分がユーザーさんにアクションして欲しい内容を記載するのです。

次のステップというのは、主に

  1. LINE公式

  2. ハイライト

  3. DMへのお問い合わせ

この辺りになる人が多いでしょう。

そしてこの際に最も重要なのは、魅力的なCTAを設置しておくことです。

CTAとは簡単に言うと、誘導するための文言のことで、よくある例としては「お問い合わせはこちらから」「特典配布はこちら」みたいな誘導文句のことです。

私は実際こんな感じで設計しております。

「最新インスタ攻略×SNSマーケ豪華30大特典はこちら」

このCTAを魅力的にするだけで、次のステップへの遷移率が圧倒的に変わってくるので、手を抜かずしっかり設計するんです。

ということで、これでプロフィール設計については以上です。

  1. アイコン設定

  2. 名前決め

  3. プロフ文章の設計

この3つが終わった人は次に進みましょう。

2. ハイライト設計

ここからはハイライト設計について解説していきます。

まず知らない人のために説明しておくんですが、ハイライトとは通常24時間で消えてしまうストーリーズを、プロフィール欄の下に保存しておける機能のことです。

このような丸いアイコンがプロフィール分の下に表示されているのをよく見たことがあるでしょう?

こんな感じで、ストーリーズをハイライトにまとめておくことができるのです。

またハイライトでは、ストーリーズをカテゴリ分けして保存できるので、ユーザーはそのアカウントの知りたい情報だけに絞って見ることができるんです。

いわばあなたのアカウントの目次のような役割と言えるでしょう。

ただそうは言っても「普段他の人のライトなんて見ないよ」なんて思ってる人もいるでしょう。

確かにその通りで正直なことを言ってしまいますと、見られることはそんなに多くないかもしれません。

「それなら後回しでもいいや」「ハイライト設置するよりも早く発信始めた方がいいじゃん」と思ってしまう気持ちもよく分かります。

ただここだけの話、ハイライトを設計するメリットは意外と多くあるんです。

例えば

  • アカウントの世界観が整い、フォロー率が向上する

  • 収益化の導線を設計することができる

  • エンゲージメント率を向上させることができる

  • ファン化に繋がる

などです。

「え?ハイライト設計絶対した方がいいじゃん!」て思ったでしょう?

要するに、ハイライトは見られることは少ないかもしれんが、投稿を始める前に整えておくことで、確実に得られるメリットは大きいのです。

「なるほど、じゃあ尚さん。ハイライトに何を設置すればいいか教えてよ!ハイライトの有効な活用方法も知りたい!」で、ここまでこの動画を見てくれている方の声が聞こえてくるので、今から「設置すべき6つのハイライト」ということで解説していきます。

結論、「設置すべき6つのハイライト」とは、

  1. 自己紹介

  2. お客様の実績

  3. お客様の声

  4. 有益ストーリーまとめ

  5. 価値観ストーリーまとめ

  6. Q&A

この6つです。そして初期設計では、その6つのハイライトの中から好きなものを選んで、大体3つは設置するのです。

では1つずつ解説していきます。

まず1つ目の自己紹介ハイライトについてですが、これはシンプルにあなたの自己紹介を設置するハイライトです。

いきなりですが、なぜこの自己紹介ストーリーをハイライトに設置する必要があるか分かりますか?

  • ユーザーに自分を知ってもらうため

  • ユーザーに自分との共通点を見つけてもらうため

どちらも正解です。つまり「あなたのファンになってもらうため」と言えるでしょう。

しかしほとんどの人は、基本的にフォロワーがたくさんいるインフルエンサーさんや、有名人以外の発信者には興味はないんです。

なので厳しい現実ですが、どんなに有益な投稿をしても、ユーザーはそれを見ただけでは、あなたのことを何も理解してくれないんです。

つまりそうなってしまうと、売れるものも売れないでしょう。

しかし逆に、好きなインフルエンサーや有名人が紹介している商品であれば買いたくなるでしょう。

だからこそ、自己紹介ハイライトを設置して、あなたを知ってもらい、あなたに興味を持ってもらうことが重要なんです。

その結果、ファン化に繋がり、商品も買ってくれるようになるんです。

さらにここからもう少し具体的な話をすると、ファンになってもらうための自己紹介ハイライトに仕上げるためには、重要なポイントがあるんです。

それは「自分のストーリーをしっかり語る」ということなんです。

「え?自分のストーリーって何?」なんて思ったかもしれませんが、要は「自分の苦しかった過去」から「それを乗り越えた復活の物語」のことです。

よくあるのは「僕は昔貧乏で頭も悪かったけど、〇〇をして人生変わりました!」みたいなパターンです。

そのストーリーを入れるのが、自己紹介ハイライトでは重要となる。

例えば私の自己紹介ハイライトはこんな感じです。

まずは軽い自己紹介をして、実績の提示をした後から過去に突入。

そこから「なぜ?」というところに切り込んでいき、ビフォーアフターを見せる。

そして最後に自分の思いを話して終わるといった感じです。

これにより私の「人となり」や「価値観」、そして「歩んできた道のり」を理解してもらえるんです。

そして2つ目の「お客様の実績」についてですが、これは自分の商品やサービスを持っている場合はかなり重要となる。

もちろん最初は実績がないでしょうから載せることはできないが、実績が出てきたら、都度ストーリーズにアップしていくと良いでしょう。

イメージとしてはこんな感じです。

もちろんジャンルによって実績の種類は変わるでしょう。

しかし実績紹介の重要なポイントは、

  • お客様の声をしっかり載せること

  • ビフォーアフターを明確にすること

この2点です。

また、大きな実績ではなく、小さな実績を載せることも大切です。

こんな感じのイメージです。

小さな実績も載せることで、現状スキル・知識・経験がない人でも「自分もできそう!」と思ってもらえるんです。

「ステマじゃないの?」「この人の声は怪しい」なんて思われることもあるので、メンションや画像を載せるなど、しっかり透明性を持ってハイライトに設置しておくことが大切です。信頼性を高めるためにも、この点は忘れないようにするんです。

そして3つ目の「お客様の声」についてですが、これはお客様やフォロワーさんにもらった感謝の声を載せるハイライトです。

なぜお客様の声を載せるかと言うと、要するに「口コミ効果」です。

人は他人の経験や感想を参考にする傾向があって、あなたが自分で「素晴らしい!」と言うよりも、実際に体験した人の声の方が説得力があるんです。

例えばこんな感じです。

これは単なる自慢ではなく、あなたとあなたの商品・サービスの価値を客観的に示す証拠となるんです。

「実績者」とまではいかないけど、フォロワーさんの声としてシェアすることも、「感謝をもらった証明」になり、結果として信頼性に繋がるんです。

日々インスタを運用してると、かなり高い頻度で感謝の声をもらうことができるので、都度載せていくことが大切です。

また補足ではありますが、載せる際にその方に一言許可を得ておくと印象も良いので頭に入れておくのです。

4つ目の「有益ストーリーまとめ」についてですが、これはシンプルに日々の有益ストーリーをまとめていくハイライトです。

例えばこんな感じです。

日々の有益なストーリーズをハイライトにまとめることで、何度も見学して学んでくれる可能性もあるので、かなり効果的です。

有益ストーリーの詳細に関しては、第4章のストーリーズ攻略編で詳しく解説していくので、ここではなんとなく押さえておけばOKです。

そして5つ目の「価値観ストーリーまとめ」についてですが、これも日々の価値観ストーリーをまとめていくハイライトです。

例えばこんな感じです。

価値観ストーリーをまとめておくことで、見てくれた人が自分の価値観に共感し、ファンになってくれるんです。

価値観ストーリーの詳細に関しても、第4章のストーリーズ攻略編で詳しく解説していくので、ここではなんとなく押さえておけばOKです。

そして最後6つ目の「Q&A」についてですが、これは俗に言う「質問回答ハイライト」のことです。

例えばこんな感じです。

質問に対して回答したストーリーズをまとめていくだけなので、誰でも作れるでしょう。

Q&Aではフォロワーの質問に答え、シンプルに価値提供をしていく。そうすることで、あなたが「その分野に詳しい人」であると認識してくれるんです。

ただ「フォロワーが少なくて質問が来ないよ…」という悩みを持つ人もいるでしょう。

そんな時も心配無用です。なぜなら質問ボックスは自分で回答することもできるんです。

つまり自分で質問を考えて、それに自分で答えるストーリーズを作ることができるわけです。

これは反応が少ない新規アカウントや成長途中のアカウントにとって、非常に有効な戦略なんだよ!

ハイライト設計まとめ

まとめると、作るべきハイライトは全部で6つあり、

  1. 自己紹介

  2. お客様の実績

  3. お客様の声

  4. 有益ストーリーまとめ

  5. 価値観ストーリーまとめ

  6. Q&A

この6つです。

そして初期設計において特に作りやすいのは、

  1. 自己紹介

  2. 有益ストーリーまとめ

  3. Q&A

この3つでしょう。残りの3つに関しては、都度足していくのが良いでしょう。

そして最後におまけとして、ハイライト設計の全体的な戦略についても2点ほど軽く触れておきましょう。

  1. 一貫性を保つ

  2. 定期的な更新

この2つです。

「一貫性を保つ」こと関しては、ハイライトにはカバー画像を設定できるので、カラー・デザイン・スタイルを統一し、アカウント全体の世界観を整えることが大切です。

もう1つの「定期的な更新」については、自己紹介は別として、古くなった情報は削除し、最新のストーリーを適宜入れておくと良いでしょう。

目安として1年前に載せた古いものは削除するのが良いでしょう。

このように古くなった情報は定期的に削除し、常に最新の情報が掲載されている状態を保つことが大切です。

ということでハイライト設計については以上です。

ハイライト設計のタスクとしては、

  1. 6つのうち3つを初期設計として選択する

  2. 選んだハイライト3つを実際に構築する

この2つです。

3. ジャンル認知

アカウント設計の最後にやることは「ジャンル認知」です。

最初に言っておくんですが、アカウント設計と言っても、ジャンル認知に関しては発信を開始した後も継続してやって欲しい内容も含まれているので、頭の片隅に入れておくのです。

では早速本題に入ります。

そもそもジャンル認知って何って思っている人もいるでしょう。

簡単に言うと、ジャンル認知とは「インスタAIにあなたのアカウントが誰に向けて、どんなジャンルの発信をしているのかを認識してもらうこと」です。

例えばあなたが筋トレに関する情報を発信するとする。

  • 誰に向けて発信するのか → 筋トレ初心者・中級者以上・女性・男性など、あなたが情報を届けたい対象

  • どんな情報を発信するのか → 細マッチョになる方法・ボディビルダーになる方法・自宅でできる筋トレ方法・ジムでの筋トレ方法など、発信したい情報の内容

このように様々な切り口があります。

この切り口を明確にすることで、あなたのアカウントは「どんな人に発信を届けたいのか」「どんな悩みを解決してくれるアカウントなのか」が明確になり、結果としてあなたにとって理想のフォロワーが集まりやすくなるんです。

逆にジャンル認知が曖昧なまま発信を続けてしまうと、

  • ターゲット層に響かない

  • 投稿が拡散されない

  • 届かなくてもいい層に届いてしまう

といった事態に陥ってしまうんです。

フレンチレストランとしておしゃれな料理を提供しているのに、お店の外装がラーメン屋みたいなもの。

その外装を見て「ラーメンが食べたい!」って集まっているお客様に、フレンチ料理を出しても、お客様は嬉しくないでしょう。

そうならないためにも、見た目もフレンチレストランの外装にして、フレンチを食べたい人が集まるように設計する必要があるんです。

これはインスタでも全く同じことが言える。

では、どうすればジャンル認知を明確にすることができるのか?

結論、以下の3つです。

  1. ジャンルと関連性の高いハッシュタグをフォローする

  2. 同じジャンルのユーザーとコミュニケーションを取る

  3. 発信に一貫性を持たせる

まず1つ目の「ジャンルと関連性の高いハッシュタグをフォローする」についてですが、例えばあなたがダイエットに関するアカウントを運用するとする。

その際に「#ダイエット」というハッシュタグをフォローしておくことで、インスタAIはこのアカウントはダイエットに関する情報を発信していると認識するんです。

これがジャンル認知を明確にする上での第一歩となるんです。

とは言っても「ハッシュタグは何個フォローしたらいいの?」とか「どういうものを選べばいいの?」なんて思ったでしょう。

結論、ハッシュタグの個数は基本的には何個でもいいんです。

ただ、あまりたくさんフォローしすぎると自分のホーム欄に投稿が大量に流れてくるので、必要な分だけで良いでしょう。

また「どういうものを選べばいいのか?」と言と、「タグ検索」にて自分のジャンルを検索して出てくる一覧から選べばOKです。

例えば「ダイエット」に関連したワードで検索すると、こんな感じで出てきます。

この中から自分の発信と関連するものを選択してフォローしておくと良いでしょう。

というのも、ここに表示されているハッシュタグは、全てインスタAIが「検索したワードと関連するジャンル」だと認めた上で表示しているタグだからです。

つまり「インスタAIのお墨付きのハッシュタグ」ということなんです。

なのでこれらのハッシュタグをフォローすることで、インスタAIに「このアカウントはダイエットに関するアカウントだな!」と認識させることができるんです。

そしてもう1つ合わせてやって欲しいことがあります。

それは「投稿のキャプションに使用するハッシュタグを厳選しておく」ということ。

なぜなら最初にしっかりと関連性の高いハッシュタグを厳選しておくことで、後々投稿ごとにハッシュタグを調べる手間が省けるからです。

そして2つ目の「同じジャンルのユーザーとコミュニケーションを取る」についてですが、これはいいねやコメント、DMなどを駆使して、同じジャンルで発信しているユーザーと交流を深めると、いうことです。

なぜならインスタAIはあなたの行動履歴を全てデータとして蓄積しているので、あなたが普段からどんな人と関わっているのか、という点も考慮してあなたのアカウントを評価しているからです。

なので同じジャンルで発信しているユーザーと、普段から交流を深めておくことで、インスタAIに「このアカウントは〇〇というジャンルで間違いない!」と認識してもらうことができるんです。

特にDMが1番効果的だと言われております。

DMというアクションは「新密度を上げるための、最上級に評価の高いアクション」になるので、日々の発信から積極的に自分のフォロワーさんや競合発信者の方とDMすることを心がけるんです。

そして最後に「発信に一貫性を持たせる」についてですが、これはその名の通りです。

〇〇というジャンルで発信していくと決めたら、むやみやたらと違うジャンルの発信はせず、一貫してそのジャンルに関する情報だけを発信していくということです。

例えばあなたがダイエットに関するアカウントを運用していると、インスタAIに認識してもらえたとする。

そしてあなたは日々の投稿やストーリーで、ダイエットに関する有益情報を発信していたんです。

がある日突然、全く関係のないFX投資に関する情報を発信したとするでしょう。

そうすると、今までダイエット情報を求めていたあなたのフォロワーさんは「あれ?このアカウント急に違うこと発信し始めたぞ?もうフォローするのやめよっかな」となってしまうんです。

そしてインスタAIも「あれ?このアカウントはダイエットアカウントだと思ってたけど、FX投資の情報を発信してる…もしかしてジャンル変更したのかな?だとしたら、ダイエット関連のハッシュタグで検索しているユーザーには表示しないようにしよう…」となってしまう可能性もあるんです。

そんな事にならないためにも、発信ジャンルを一切変えずに一貫した発信を心がけることが重要なんです。

第2章まとめ

ということで第2章のまとめです。

アカウント設計では、

  1. プロフィール設計

  2. ハイライト設計

  3. ジャンル認知

の3つが重要で、

1つ目のプロフィール設計では、

  • 自分の顔写真やキャラクター性のあるアイコン

  • 名前は覚えやすく、あなたの個性やジャンルが分かるように設定

  • プロフィール文では、あなたが提供する価値やフォロワーが得られるベネフィット、権威性などを明確化

2つ目のハイライト設計では、

  • 自己紹介・お客様の実績・お客様の声・有益ストーリーまとめ・価値観ストーリーまとめ・Q&Aの中から3つを設定

  • アカウントの世界観を統一し、定期的に更新

そして3つ目のジャンル認知では、

  • 関連性の高いハッシュタグをフォロー

  • 同じジャンルのユーザーと積極的に交流

  • 一貫性のある発信を心がける

ことで、インスタAIにあなたのアカウントジャンルを正しく認識してもらえるんです。

この3つを意識してアカウント設計を行っていくことで、あなたのアカウントは「質の高いアカウント」として認識され、その結果、より多くの人に最短最速であなたの投稿が届くようになるんです。

ここまで理解できたら、第3章に進みましょう。

第3章 リール攻略

ここからは、第3章「インスタを伸ばすための2つ目の柱であるリール攻略編」に入っていきます。

2025年からのInstagram攻略において、1番重要な要素と言っても過言ではないのが、このリールです。

そして今、「ショートムービーを制するものがSNSを制する」とか「ショートムービーを攻略しないとインスタは伸びない」なんて言われているほど、リールの重要性は日に日に増していると言えるんです。

これからインスタを伸ばしていく上で、リールは絶対に避けては通れない存在なんです。

もう少し詳しく説明すると、インスタを運営するメタ社はリールに力を入れ、アルゴリズムを調整することで、さらなる飛躍を目指していると明言しております。

「それってどういうこと?」って思ったでしょう。

簡単に言えば、現在メタ社はリールを推奨しており、リールのインプレッションは必然的に伸びやすいようにシフトされているんです。

例えば従来のフィード投稿だけでフォロワーを1万人増やすのに1年かかっていたとする。

しかしリールを効果的に活用すれば、同じ1万人を3ヶ月、短い人だと1ヶ月で達成することも可能になっているんです。

もう自転車と新幹線くらい違うってことなんです。

それくらいリールは爆発的な伸びを可能にする、強力なツールなんです。

なのでここからは、私が6桁バズ、7桁バズを無限に量産し続けていた秘密を大公開していきます。

しかし実は、かつての私はインスタ運用代行・TikTok運用代行をやっていた経験があり、その時にショートムービーをかなりガチ攻略しておったんです。

なので、それらのノウハウも余すことなく完全解説していきます。

1. リール攻略編の全体像

ということで、まずはリール攻略編の全体像です。

リール攻略編では、

  1. 台本編

  2. 撮影編

  3. 編集編

この3つのパート構成で、リールの作り方から完成までの全工程を解説していきます。

2. 台本編

まずはリール制作の金字塔となる台本制作についてです。

早速ですが、台本作成で最も重要なことを伝えます。

台本作成で最も重要なのは、「競合の再生数が伸びてるリールを真似する」ということなんです。

「競合をパクれってこと?パクリは完全にアウトでしょ!」なんて思った人もいるでしょう。

確かに私もかつてはその考え方を思っていたので、気持ちはすごく分かります。

しかし冷静に考えてみて欲しいのです。

例えば夜ご飯にビーフシチューを作るとして、あなたは最初にどのような行動を取るでしょうか?

  1. 野菜を切り始める

  2. ネットでレシピを調べる

どちらが美味しいビーフシチューを作ることができる最初の行動か分かりますか?

言わずもがな、後者の方でしょう。

いきなり作り始められるのは、作り方を知っている料理のプロくらいでしょう。

これはリールを作る上でも一緒です。

1から台本を考えるのと、すでに出来ているリールを真似して作ってみるのとでは、後者の方が圧倒的にインスタを伸ばしていけるんです。

質の高いリールを作るためには、かなりの細かいテクニックが必要なだけじゃなく、台本作成や動画編集など複数のレベルの高いスキルが必須なんです。

それを1人で思考錯誤していては、インスタが伸びるまで1年も2年もかかってしまうでしょう。

下手をすると一生伸ばせない可能性も多いにあるんです。

しかし今のインスタには、質の高い参考になるリールがたくさんあるし、自分の代わりに失敗をしてくれているリールもたくさんある。

つまり「インスタ内に答えが全てある」んです。

そしてここまで動画を見てくれているあなたは、とても意識が高く本気でインスタを伸ばそうと頑張っているでしょうから、少しレベルの高い話をすると、

「初戦リールというのは、インスタで稼ぐための“認知ブーストツール”でしかない」ということです。

というのも、そもそもインスタを運用する目的は「インスタを伸ばすこと」ではないでしょう?

あくまでその先にある「マネタイズ」が目的なはずです。なのでリール攻略に時間をかけている場合ではないんです。

あなたの大切な時間は、SNSマーケを学んで最速で稼ぐための時間にしてほしいです。

話を戻しますが、だからこそ「競合でバズっているリールを真似して作ること」が最も効率の良いリール攻略法なんです。

とは言っても、他の発信者の動画を全部真似しろと言っているわけではありません。

大事なことは、企画や台本の構成、編集の仕方などを参考にした上で、自分の実体験や独自性を掛け合わせ、オリジナル化することなんです。

少し難しい表現をすると、「具体を抽象化して、それを具体化する」という工程を行うんです。

あくまで真似する部分は抽象的なところだけにして、中身にオリジナリティを入れていけばOKということです。

例えば料理系で言えば、「1分クッキング」のようなフォーマットはかなりバズりやすい。誰がやってもそこそこバズるはずです。

そしてこの1分クッキング形式の動画に、自分のオリジナルレシピや独自の調理テクニックを入れるだけで、オリジナルの動画にできるんです。

例えば、普通の1分タラコパスタを、1分ミートソースパスタにしたり、調理器具を工夫して電子レンジだけで作る1分パスタにしたりする。

これだけでも十分オリジナリティが出せるんです。

要するに、真似したい動画の形式に、あなた独自の要素を加えるイメージです。

なので、バズリールを生み出すためには、狂言の伸びているリールなどのリサーチが必須で、うまくいっている発信者を真似していくというマインドを持っておくことが大事です。

2-1. テーマを決める

さて、ここからは具体的な台本作成についてですが、以下の2つの工程で進めていくと良いでしょう。

  1. テーマを決める

  2. 台本を作成する

この2つです。

まず1つ目の「テーマを決める」についてですが、まずリールを見てもらうために最も重要なステップとなっております。

なぜなら、リールのないテーマをいくらこねくり回しても、拡散が起こることは絶対にないからです。

もはやここのテーマ選定をミスった時点で、バズることがなくなると言っても過言ではないでしょう。

そしてテーマ決めで重要なのは、前途したように「徹底的なリサーチ」です。

何度も言いますが、リールを伸ばしたいならリサーチは怠ってはならない。

テーマを選定するためのリサーチ方法は、主に以下の2つです。

  1. インスタで伸びている競合投稿をリサーチする

  2. 他のSNSで伸びている競合投稿をリサーチする

この2つを行うことです。

インスタで伸びている競合投稿をリサーチするのはもちろんですが、TikTokやYouTube Shortsなどの他のSNSで伸びている競合投稿のリサーチもかなり有効です。

特にTikTokはプラットフォームの特性上、若年層のユーザーが多く、流行を早く生み出しやすい媒体のため、若者のトレンドの発信源としてリサーチには持ってこいと言えるでしょう。

なので、TikTokでこれから来るトレンドを先取りすることで、リール攻略が可能になるんです。

そしてリサーチの実践方法についてですが、自分と同じジャンルで活躍している競合アカウントを5から10個ほどピックアップし、それぞれのアカウントで最も再生回数の多いリールを10本ずつ分析するんです。

これで合計50から100本のバズリールが集まるはずです。

具体的には以下の項目をチェックすると良いでしょう。

  • どんなテーマが人気なのか?

  • どんなタイトルが使われているか?

  • サムネイルはどんなデザインか?

  • どんな構成になっているか?

  • 台本内にどんなワードが使われているか?

  • コメント欄でどんな反応があるか?

これらの項目を細かくチェックし、Excelなどにまとめていくんです。

こうすることで、自分のジャンルではどんなところにニーズがあるのか、何がバズりやすいのかが見えてくるんです。

そしてこれらのリサーチを通じて、自分のジャンルのニーズやトレンドが見えてきたら、いよいよテーマを決定するんです。

テーマを決める際に重要なのは、

  1. 自分の専門性と合致しているか?

  2. ターゲット層のニーズに答えているか?

の2点です。

まず「自分の専門性と合致しているか?」についてですが、いくら人気のテーマでも、自分の知識や経験がなかったり、自分が伝えたいこととずれていたりしてはもちろん、テーマにすることはできません。

例えばリサーチした、その発信者だからこそバズったテーマに関しては、題材にできないということです。

つまり、自分がそのテーマを真似しても説得力があるかも見極める必要があるんです。

そして2つ目の「ターゲット層のニーズに答えているか?」についてですが、リサーチで見つけた人気テーマであっても、自分のフォロワーが求めている内容でなかったら、リールがバズることはないんです。

例えば、あなたは筋トレジャンルで発信をしていて、「だらしない体から細マッチョになりたい!」というフォロワーが多かったとする。

そのフォロワーに対し、「ボディビルダーになる筋トレ方法」というリールを投稿しても、そのフォロワーは「別にボディビルダーになりたいわけじゃないよ…」って思うでしょう。

なので、自分のフォロワーの属性を把握して、テーマ決めを行うことが大事なんです。

これらのポイントを踏まえてテーマを決定したら、次は「台本を作成する」ステップです。

2-2. 台本を作成する

台本の作成は、リールをバズらせるために最も重要なステップと言える。

とは言っても「いきなり台本なんて書けないよ…」なんて思ったでしょう?

確かに台本作成は、

  • 3分で簡潔に書く

  • 専門用語を避ける

  • 分かりやすい言葉を使う

  • 視聴者のベネフィットを意識する

  • 自分の経験や知識を盛り込む

など、たくさん重要な要素があるんです。

しかし1つだけ抑えて欲しいポイントがあります。

それが「バズるための構成に当てはめるだけ」ということなんです。

今から詳しく解説していくのですが、結論から言うと、「リールにはバズる構成というものがある」んです。

例えば、あなたがこれから家を建てるとして、設計図なしで家を立て始めるでしょうか?

もしそんなことをしたら、柱の位置がずれて家が傾いたり、壁がうまく設置できずに隙間だらけの家になってしまうでしょう。

台本作成も同じで、しっかりとした設計図がないまま書き始めると、何が伝えたいのか分からない、面白くない、結果誰にも最後まで見られずに終わってしまうなんてことになりかねないんです。

そうならないためにも、まずはリールの設計図にあたる「構成」について、しっかりと理解しておく必要があるんです。

では、具体的にリール台本の構成とはどんなものなのか?

それは「どういう流れで動画を作れば、視聴者が最後まで見てくれるのか」を体系化したものなんです。

この構成に当てはめて台本を作っていくことで、分かりやすくて最後まで見てもらえるリールを作ることができるんです。

ではどんな構成に当てはめればいいのか?

結論、以下の4つの項目からなる構成に当てはめるだけでOKです。

  1. タイトル

  2. 興味付け

  3. 本編

  4. CTA

台本をこの構成に当てはめて作るだけで、誰でも簡単に質の高いリールを作ることができるようになるんです。

では早速、構成の内容について1つずつ解説していきます。

まずリールにおいて最も重要なパートであるのが、最初の「タイトル」部分です。

「タイトルって、普通に動画の内容を言えばいいんじゃないの?そんなこだわる必要ないでしょ?」なんて思っている人もいるでしょう。

しかし、そんな甘い話ではないんです。

なぜなら視聴者は、リールを見た瞬間に「続きを見たいかどうか」を判断するからです。

そしてその判断材料となるのが、ズバリ「タイトル」というわけなんです。

視聴者に最初の3秒で少しでも「面白くない」とか「自分に関係ない」と思われた瞬間、容赦なくスクロールされてしまう。

なので、タイトルで視聴者の目を止めさせられるかによって、その後のリールが伸びるかどうかが決まると言っても過言ではないでしょう。

例えば、あなたがインスタマーケティングに興味があってリールを見ている時に、

  • 「私の好きなSNSを5つ教えます!」

  • 「いやー、これからSNSの時代だからみんなでSNSマーケティングに挑戦しよう!」

みたいなタイトルのリールが表示されたらどうでしょう?

「いやいや、私はインスタに興味があるんだけど…」
「いやいや、いきなり挑戦しようってどういうこと?」

なんて思って、全く目に止めることはないし、続きを見るなんて時間の無駄だと思うでしょう。

つまり、最初のタイトルで視聴者の目を止めることができなければ、その後がどれだけ素晴らしい内容でも全く見られることなく、他のリールに埋もれてしまうということなんです。

それほどリールにおいて、最初のタイトルはとても重要なんです。

とは言っても、「タイトルの重要性は分かったけど、視聴者の目を止めさせるタイトルなんて思いつかないよ…」と悩んでしまう人もいるでしょう。

なのでそんな人のために、タイトルを決める時に意識すべき3つのポイントがあるので解説していきます。

その3つのポイントとは、以下の3つです。

  1. 15文字程度の単文にする

  2. インパクトのあるワードを使う

  3. 視聴者の具体的かつ深い悩みを考える

まず「15文字程度の単文にする」についてですが、これはタイトルを完結にすることで、視聴者が瞬時に内容を理解できるようにするためです。

だらだらと長いタイトルでは、視聴者は「何が言いたいの?」ってなってしまう。

ビジネスでも「結論ファーストで話しましょう」と言うでしょう?それと一緒です。

まずは「面白い」とか「続きが見たい」以前に、内容を理解してもらわないと話にならないってことなんです。

次に「インパクトのあるワードを使う」についてですが、これは視聴者の心に刺さる言葉を盛り込むということなんです。

人間は、「知らないと損」「閲覧注意」「〇〇してる人やばい!」「3ヶ月で〇〇できた裏技」「衝撃!事実が分かりました」「簡単にできた」などの言葉に、無意識に反応してしまう生き物なんです。

どういうことかと言うと、これらの言葉をタイトルに盛り込むことで、視聴者の目を引きつけ、「続きを見ないわけにはいられない」という状態を作り出すことができるんです。

例えばですが、「ダイエット」というありきたりな言葉よりも、「ママ友、するだけで10kg痩せた裏技を教えます!」「1日5分で-3kgは簡単でした!」といったタイトルの方が、「ママ友、するだけで10kgも痩せるのは嘘でしょ!」「1日5分で-3kgが簡単なわけないよ!」と思って続きを見たくなるでしょう。

このように、人の心を無意識に動かす言葉を意識して使うことが、タイトル作成では重要なんです。

そして最後に「視聴者の具体的かつ深い悩みを考える」についてですが、これはあなたの発信を必要としている人の深い悩みを想像することです。

リールを最後まで見てくれる人の多くは、何かしらの悩みや課題を抱えており、その解決策を求めて情報を探しているんです。

なので、タイトルで視聴者の抱える悩みにダイレクトに訴えかけ、「このリールは私の悩みを解決してくれるかもしれない!」と思ってもらうことが大事なんです。

例えば、あなたが料理に関する発信をしていたとする。

フォロワーは料理初心者だとした場合、彼らが抱えている具体的な悩みとしては、

  • レシピを見てもうまく作れない

  • 味付けがいつも決まらない

  • 料理に時間がかかりすぎる

といったことが挙げられるでしょう。

これらの悩みを踏まえ、「料理初心者は絶対見て!失敗しないビーフシチューの作り方を教えちゃいます!」とか「レンジで5分!本格〇〇がうますぎた!」と言ったように、視聴者の具体的かつ深い悩みに対して、その解決策を提示することで、あなたのリールもより多くの人に見られるというわけなんです。

そしてタイトルで視聴者の目を止めさせたら、次は「興味付け」です。

興味付けとは、タイトルで目を止めた視聴者に対して、最後まで飽きさせず見てもらうための内容を盛り込んだパートのことです。

興味付けは、視聴者をいかに本編まで引き込むかという点で、タイトルと同様、とても重要なパートになっております。

なぜなら、「タイトルと興味付けで8割決まる」と言っても過言ではないからです。

実際にショート動画というのは、開始3秒で約50%ものユーザーが離脱するとデータにも現れております。

つまり、ショート動画を見ているユーザーは、脳死状態でかつ高速でスクロールしながら意思決定を行っているということなんです。

というのも現代人は、日々膨大な量の情報をスマホで消費しているわけです。

少しでも「面白くない」「興味がない」「役に立たない」と感じた瞬間に、他のコンテンツを求めスクロールしてしまうんです。

まるで料理が何百種類もあるバイキングのようですね。食べたくないものは一瞬でスルーするでしょう。

そうならないためにも、タイトルコールをして指を止めてもらい、最後まで見てもらうために興味付けを行う必要があるんです。

ただ、実質3秒で興味付けすることは難しいので、「タイトル→興味付け」の順番が大切であるということを分かれば、ここではOKです。

しかしそんなことを言っても、「興味付けとは?」と悩んでしまい、あまりイメージできないでしょうから、具体的にどんな文言やワードを使うかを紹介すると、

例えば、「最後まで見てください!」「3つ目が1番やばいです!」「保存して、何度も見返せるようにしてください!」といった感じです。

実際にリールの冒頭部分を例に出すと、

「肌荒れが気になるなら、洗顔料を使うな!」

「洗顔料でしっかり汚れを落とさないと、思っていませんか?実はその常識こそが、肌荒れを悪化させる原因かもしれません。私が洗顔料をやめて美肌を手に入れた方法を知りたい人は、最後まで見てください!」

こんな感じで、「肌荒れが気になるなら、洗顔料を使うな!」というタイトルコールで興味を引いた後に、続きを見せるための繋ぎとなる問題提起や本編への誘導を入れるイメージです。

要するに、タイトルコールで「どういうことだ?」と思わせて、興味付けのパートで「もっと詳しく知りたい!」と興味を持たせることができたら、あなたの勝ちというわけです。

そしてここからは3つ目の「本編」について解説していきます。

結論、本編とは「タイトルと興味付けで提起した問題に対する具体的な解決策とその理由を解説していくパート」になっております。

「いやいや、尚さん。難しい言葉使わないでよ!」なんて言われそうなので、簡単にまとめると、

本編では「しっかりと視聴者の悩みを解決し、そして視聴した動画に満足してもらうためのパート」というわけです。

単純なことでしょう?

もちろんエンタメ要素とか、自分にしか知らない情報を取り入れると、より良いリールにはなるんですが、まずは当たり前に視聴者の悩みを解決していくことが大事です。

そしてタイトルと興味付けを通ってきた視聴者というのは、よっぽど内容がずれていない限り、本編以降では離脱しにくいんです。

なぜなら、彼らは「このリールは私の悩みを解決してくれる!」と期待している状態だからです。

なのでしっかりとタイトルで視聴者を引きつけ、興味付けで認識させた悩みを解決してあげる。

先ほど用いた例で言うと、

「私が洗顔料をやめて美肌を手に入れた方法を知りたい人は、最後まで見てください!」

という興味付けがあって、それに対する「洗顔料をやめて美肌になるってどういうこと?」という悩みの解決策とその理由を、本編で説明するというわけです。

とは言っても、理解できないとか分かりづらい内容だと最後まで見られないし、「他の投稿も見たい!」と思ってもらえないので、しっかり本編もシナリオを書いていく必要があるでしょう。

そこで重要になるのが、「PREP法」というフレームワークです。

PREP法とは、

  • Point(結論)

  • Reason(理由)

  • Example(具体例)

  • Point(結論)

の頭文字を取ったもので、4つの要素を順番に伝えていくだけで、どんな内容でも分かりやすく説得力のある動画の構成を作ることができるんです。

例えば先ほどの「肌荒れが気になるなら、洗顔料を使うな!」というテーマをPREP法に当てはめてみると、

  • Point(結論) → 肌荒れが気になるなら、洗顔料を使ってはいけない!

  • Reason(理由) → なぜなら市販の洗顔料は洗浄力が強すぎるものが多く、肌に必要な皮脂まで奪い去ってしまうからです。肌は乾燥すると、それを補おうと余計に皮脂を分泌してしまうので、かえって肌荒れが悪化してしまうんです。

  • Example(具体例) → 実際に私も以前は肌荒れに悩まされていましたが、洗顔料を使うのをやめてぬるま湯で優しく洗うようにしたら、肌荒れが劇的に改善しました!

  • Point(結論) → なので肌荒れにお悩みの人は、1度洗顔料を使うのをやめて、ぬるま湯洗顔を試してみて欲しいです!

といった感じです。

このようにPREP法を使うことで、視聴者が「なるほど!」と納得しやすい動画構成にすることができるんです。

また、ここまで動画を見ているあなたは、かなり熱量高くインスタに取り組んでいるでしょうから、少しコドではあるが、本編で使える3つのテクニックを教えます。

  1. 権威者や専門家の意見を引用する

  2. 統計データや研究結果などを提示する

  3. 自分の体験談や失敗談などを語る

この3つです。

1つずつ簡単に説明していくと、まず「権威者や専門家の意見を引用する」場合、

例えば「あのホリエモン画のように…」

のように、具体的な有名人の名前や肩書きを出して、牽引性や信憑性を借りることがポイントです。

また、「統計データや研究結果などを表示する」場合は、

「驚くことに、80%以上の男性が筋トレをしていないという結果が出ています…」

のように、数字を使って分かりやすく説明することが大事です。

そして「自分の体験談や失敗談などを語る」についてですが、これが1番威力が強いのは言うまでもないでしょう。

なぜなら体験談は、あなた自身の言葉で語られるため、視聴者にリアルを感じてもらいやすいんです。

その結果、あなたのメッセージは視聴者の心に深く響き、行動を促すことにも繋がるんです。

これらのテクニックを駆使して、視聴者が「なるほど!」と思えるような本編作りを目指して欲しいです。

そして最後に「CTA」についてですが、CTAとは「コールトゥアクション」の略で、リールを見てくれた人に具体的な行動を促すことを言います。

なぜCTAが重要なのかと言うと、リールを見た人がその後どんな行動を取ればいいのか分からず、結局何もせずに画面をスクロールして離脱してしまうからです。

せっかく最後まで見てくれた視聴者だけに、それだけで終わってしまうのはもったいないでしょう。

そこでCTAで、「コメントやいいね」「フォロー」「プロフィール誘導」などの具体的なアクションを促すことで、視聴者をファンに変えて、あなた自身への関心をさらに高めることができるんです。

例えばこんな感じです。

「今日の内容が役に立った人は、コメントで「勉強になりました!」と教えてください!」

「もっと詳しく知りたい人は、プロフィールのリンクをチェック!」

「この内容に共感した人は、いいねを押してね!」

このように視聴者に具体的な行動を促すことで、

  • バズリールの爆誕

  • エンゲージメント率の向上

  • アカウントパワーも格段にアップ

といった効果が期待できるんです。

余談なんですが、行動経済学で「フット・イン・ザ・ドア」というテクニックを知ってますか?

これは「小さな行動を起こしてもらうことで、その後大きな行動を起こしてもらいやすくなる」という心理効果のことです。

例えば、街中でアンケート調査員に「ちょっとだけお時間よろしいでしょうか?」と声をかけられたとする。

そして軽い気持ちでアンケートに答えた結果、その後その会社の商品を進められた…なんて経験はないかな?

まさにこれが「フット・イン・ザ・ドア」の効果です。

リールにおけるCTAもこれと同じように、「コメントする」「いいねする」といった小さな行動をきっかけに、視聴者とあなたの関係性を深めていくことができる、強力な武器になり得るんです。

なので最後まで手を抜かずに、戦略的にCTAの設計をすることが重要です。

台本編まとめ

そんな感じで、第3章リール攻略の台本編については以上です。

再度、台本編をおさらいすると、

  • 本作成の手順は、1. テーマ決め → 2. 台本を作成 の2ステップ。

  • 台本の構成は、1. タイトル → 2. 興味付け → 3. 本編 → 4. CTA の4項目が基本の構成となっております。

そしてこの台本作成のステップと構成を意識すれば、誰でも合格ラインを超えるリール台本を書くことができるでしょう。

では続いて、撮影編に入っていきます。

3. 撮影編

さて、リール台本も完成したところで、いよいよ撮影です。

いきなりですが、皆さんは「メラビアンの法則」って知ってますか?

メラビアンの法則とは、「人の第一印象を決める要素が、視覚情報(見た目・表情・仕草など)55%、聴覚情報(声のトーン・話し方など)38%、言語情報(言葉の内容)7%の3つから構成されており、視覚情報が最も影響力を持つ」という法則です。

つまり、初めて会った人と何を話すかよりも、どんな服装をしているか、どんな表情をしているかといった視覚情報の方が、その人の印象を大きく左右させてしまうんです。

これはInstagramなどのSNSでも同じことが言えるでしょう。

例えば、あなたが誰かのリールを見た時、

  • 白黒テレビのように画質が悪い

  • 服装がだらしない

  • 映像が震えている

などのリールよりも、

  • 画像が綺麗で明るく清潔感がある服装

  • 映像にブレがない

リールの方が、高印象を抱き、最後まで見たくなるでしょう。

つまり、素晴らしい台本があっても、肝心の動画が見づらい、印象が悪い、とか内容と関係ない映像だったら、視聴者はすぐに離脱してしまうということです。

せっかく練りに練った台本も、宝の持ち腐れになってしまうでしょう。

そこでまず、リールを見てもらうために最も重要になってくるのが、「画質」と「安定性」です。

「高画質でブレのない画像にする」ことこそ、最後まで見てもらえるリールの秘訣なんです。

視聴者は高画質でクリアな映像を見ることで、動画の内容に集中しやすくなるんです。

逆に画質が荒かったり、動画がブレブレだったりすると、見づらくてイライラしてしまうでしょう。

そんな動画を最後まで見たいと思う人は少ないでしょう。

つまり、画質と同時に安定した映像を提供することが重要なんです。

視聴者は、手ぶれの多い動画を見ると「酔いそうになる」「目が疲れる」と感じてしまい、動画の内容に集中できなくなってしまうんです。

必ず手ブレ対策をして撮影しなければなりません。

特にリール動画のように短い時間で多くの情報を詰め込む場合は、わずかな手ブレでも目立ってしまうから、最新の注意が必要なんです。

では、高画質で安定したリール動画を撮影するために、具体的に何をすれば良いのかと言と、まずは適切な機材を揃える必要があります。

ここでは、リール撮影を1度もしたことがない人もいるでしょうから、撮影に必要な機材を紹介しておきます。

この4つです。

  1. スマートフォン

  2. 三脚

  3. リングライトまたはLEDライト

  4. マイク

まずは「スマートフォン」です。

「高機のビデオカメラじゃなくていいの?」と思った人もいるでしょう。

しかし、最近のスマートフォンはカメラ性能が格段に向上しており、昔のビデオカメラよりも高画質で動画を撮影できる機種も多いんです。

なので、高価なビデオカメラをわざわざ購入する必要はないし、お手持ちのスマートフォンでも十分リールの撮影ができるんです。

特にiPhoneであれば、11以降のモデルは4K撮影にも対応しており、リール撮影に十分な画質を備えております。

もしiPhone以外のスマートフォンを使っている場合は、4K撮影に対応しているかを確認するんです。

次に「三脚」です。先ほども話したように、手ブレは視聴者離脱の原因になるので、安定した映像を取るためにも三脚は絶対に使用するんです。

いくら高画質で撮影しても、動画がブレていたら視聴者は不快に感じてしまうからです。

それに、せっかくの高画質な映像を撮影しても、手ブレがあるだけで台無しにしてしまってはもったいないでしょう。

そこで手ブレを防ぐためにも三脚は使って欲しいんです。三脚を使うことで、カメラはしっかり固定され、安定した映像を撮影することができるでしょう。

ちなみに三脚は高価なものでなくても大丈夫なんです。

Amazonで2,000円程度で売られているもので十分です。

私のおすすめも紹介しておきます。

この三脚は軽量で持ち運びやすく、それでいて安定感も抜群です。価格もお手頃なので、これからリール撮影を始めたいという人にぴったりです。

次に「リングライトまたはLEDライト」です。

動画の明るさは視聴者の印象を大きく左右する、重要な要素です。

暗い場所で撮影すると、映像がノイズだらけになってしまい、手ブレ同様、せっかくの高画質が台無しになってしまう。

暗い場所で撮影した動画は、まるでホラー映画の1場面のように不気味な雰囲気になり、視聴者は動画の内容に集中できないでしょう。

そこでそうならないためにも、リングライトやLEDライトを使って撮影場所を明るく照らす必要があるんです。

ちなみにリングライトは、被写体の顔に影ができにくく、美肌効果も期待できるので、人物を撮影する際に最適です。

最後に「マイク」についてです。

マイクは動画の音声をクリアに録音するために必要な機材となっております。トークリールやアフレコをする場合は特に重要になってくるでしょう。

もちろんスマートフォンの内蔵マイクでも録音はできるが、クリアな音声を収録したい場合は、外付けマイクを使うことをお勧めします。

外付けマイクを使えば、周囲の雑音を抑えて、あなたの声をよりクリアに録音することができるでしょう。

特に周囲の雑音が多い場所で撮影する場合、音声が聞き取りやすくなるんです。

外付けマイクには、ピンマイクやガンマイクなど様々な種類があるので、色々調べてみてあなたの撮影スタイルにあったものを選んで欲しいです。

必要な機材が揃ったら、いよいよ撮影です。

撮影自体はあまり難しく考える必要はありません。台本に書いている内容通りに動画を撮影すればOKです。

映画監督や俳優になった気分で、台本を元にシーンを撮影していくイメージです。

ただし撮影する際に、以下の3つのポイントを意識すると、より質の高いリール動画に仕上がるので、そちらを解説していきます。

この3つです。

  1. 映るもの全てにこだわる

  2. 画質と明るさにこだわる

  3. 動きのある映像を心がける

まず「映るもの全てにこだわる」についてですが、動画の中に余計なものがあると、視聴者の気が散ってしまい、動画の内容に集中できなくなってしまうのです。

例えば、

  • 散らかった部屋で撮影したり

  • 背景に生活感丸出しのものが映っていたり

すると、視聴者から「この人だらしないな…」と思われてしまう。

そうならないためにも、自宅で撮影する場合、生活感が出ないように片付けたり、パジャマのようなだらしない格好で撮影しないようにすることが大事です。

また、自分の世界観やコンセプト、キャラクター性に沿ったものが動画に写っていると効果的と言えるでしょう。

例えば、医療的な難しいことを話す時、背景にレントゲンの写真があったり、書棚に難しそうな医学書があったりすると、話している内容に信憑性が増すでしょう。

さらに白衣を着て話していたら、なおさらです。

部屋の雰囲気や服装を工夫することで、視聴者に「この人信頼できそうだな」という印象を与えることができるんです。

動画の内容と背景・服装などの世界観がマッチしていると、視聴者はより動画の世界観に引き込まれていくというわけです。

次に「画質と明るさにこだわる」についてですが、これは先ほども話したように、高画質で明るい動画はそれだけで視聴者に高印象を与えるんです。

逆に画質が悪かったり暗かったりする動画は、視聴者にストレスを与えてしまう。

撮影する際は、必ずスマートフォンのカメラ設定を4Kに設定し、ライトを使って明るくすることに加えて、窓際で自然光を取り入れたりすることも心がけると良いでしょう。

最後に「動きのある映像を心がける」についてですが、視聴者は、ずっと同じアングルだったり、同じ背景の動画を見ていると飽きてしまうのです。

間違いなく一瞬でスクロールされてしまうでしょう。

例えば、あなたが砂漠の真ん中に立っていたとするでしょう。

360°見渡す限り砂・砂・砂…そんな景色をずっと見ているとしたら、どうなるでしょうか?

綺麗な景色ではない限り、おそらく数分で飽きてしまい、他の景色を求めて歩き出してしまうでしょう?

それと同じように、リール動画も変化に乏しい映像だと、視聴者は飽きてしまうんです。

「そうは言ってもトークリールや料理の動画は、同じ画角での撮影になって、変化を入れるのは難しい…」なんて思った人もいるでしょう。

そう思う気持ちも分かりますが、工夫次第で動きのある映像に見せることはできるんです。

例えば、料理を紹介するリール動画であれば、

  • 料理を色々な角度から見せる

  • ズームアップして細部を見せる

  • 調理工程を早送りしたりスローに見せたりする

こういった工夫をすることで、視聴者の興味を引きつけることができる。

同じようにトークリールを撮影する場合は、

  • カメラ目線だけでなく、横を向いた画角を入れる

  • 表情をズームアップ

  • ジェスチャーを工夫して入れれる

など、変化をつけることで、より魅力的な映像に仕上げることができるんです。

動きのある映像は、リールを最後まで見てもらうためには必須というわけです。

以上、3つのポイントを意識して撮影すれば、視聴者の目を引きつけ、最後まで見てもらえるリール動画を作ることができるはずです。

さあ、これで撮影の準備は万端です。

実際に撮影したら、次の編集編に進んでいきましょう。

4. 編集編

リール攻略の最後は編集編です。撮影した素材を編集して、魅力的なリール動画に仕上げていきましょう。

リールの編集で最も重要なのは、「テンポ」と「視覚的魅力」です。

この2つを意識することで、視聴者が飽きることなく最後まで見てもらえるリールを作ることができるんです。

まず「テンポ」についてですが、リール動画は基本的に15秒から90秒程度の短い動画です。

その短い時間の中で視聴者の興味を引きつけ、飽きさせずに最後まで見せるためには、テンポ感が非常に重要になってくるんです。

視聴者は、テンポの悪い動画を見ると「なんかダラダラしてるな…」「早く結論を言ってよ!」とイライラしてしまい、すぐに離脱してしまうんです。

まるで終わりの見えないスローモーション動画を見ているような気分です。

地獄でしょう?

逆にテンポの良い動画は「いつの間にか見終わってた!」「他の動画も見てみたいな!」と思わせることができ、視聴者の満足度を高めることができるんです。

そこでリールの編集では、この3つを意識すると良いでしょう。

  1. 無駄なシーンをカットする

  2. BGMと動画のテンポを合わせる

  3. テロップの表示スピードを調整する

この3つです。

1つずつ解説すると、まず1つ目の「無駄なシーンをカットする」についてですが、リールは0.1秒の無駄でも、視聴者はストレスに感じてしまうんです。

例えば、入学式での校長先生の挨拶があったとする。

「新入生の皆さん、えー、ご入学おめでとうございます。えー、本日晴天の日に入学式を、えー、迎えることができまして、えー…」

みたいに、文章の間に余計なものがあるとイライラするでしょう。

スピーチとかならまだしも、短い時間で多くの情報を伝えなければならないリールでは、容赦なくカットする必要があるんです。

他にも例を挙げると、

  • ただ流れている風景のシーン

  • 3秒以上ダラダラ話すシーン

もそうです。

視聴者の離脱に繋がる可能性がある無駄な映像は、徹底的にカットすることが重要なんです。

次に2つ目の「BGMと動画のテンポを合わせる」についてですが、リール動画にBGMを入れる場合、動画のテンポとBGMのテンポを合わせる必要があるんです。

例えば、アップテンポなBGMにスローモーションの映像を合わせると、チグハグな印象になってしまい、視聴者は違和感を感じてしまうでしょう。

ロックコンサートで子守歌が流れるようなものです。

逆に、動画のテンポとBGMのテンポがあっていると、視聴者は無意識に最後まで動画を楽しむことができるんです。

ただ、この点に関しては難しい部分もあるので、「動画の雰囲気とかけ離れないBGMを選択する」だけで良しと理解しておけば大丈夫です。

そして3つ目の「テロップの表示スピードを調整する」についてですが、テロップの表示スピードが遅すぎると、視聴者が内容を理解する前に次の映像に進んでしまい、逆に早すぎると内容を読み取ることができなくなってしまうんです。

視聴者はテロップを読みながら、同時に動画の内容も理解するので、テロップの表示スピードは、視聴者が無理なく情報を読み取れる速度に調整することが重要なんです。

こちらもBGM同様難しい部分があるので、編集に自信がない人は、テロップにはアニメーションのような視覚効果はつけないで、見やすいテロップを入れれるだけで十分です。

次に「視覚的魅力」についてですが、いくらテンポが良くても、動画の内容が分かりにくかったり、見ていてつまらなかったりしたら、視聴者は離脱してしまうでしょう。

そこで重要になってくるのが、「視覚的魅力」なんです。

具体的には、

  • 見やすいテロップを入れる

  • フィルターをかける

  • 目を引くエフェクトやトランジションを使う

などを意識すると良いでしょう。

視覚的魅力を1つずつ解説すると、

まず「見やすいテロップを入れる」についてですが、大前提としてリール動画は音声なしで見る人も多いので、テロップを入れることは必須です。

つまりテロップは、音声がなくても視聴者に情報を伝えるための重要な要素ということなんです。

そのため、テロップが入ってなかったり、見づらかったりすると、視聴者は動画の内容を理解することができず、離脱に繋がってしまいます。

なので、見やすいテロップにするためには、

  • 文字のサイズや色を調整する

  • 背景と文字のコントラストを意識する

  • フォントを適切に選ぶ

といった点に注意して欲しいんです。

例えば、背景が白い場合は文字の色は黒や濃いグレーなど、背景色とコントラストがはっきりした色を選ぶと文字が見やすくなります。

次に「フィルターをかける」についてですが、フィルターをかけることで動画のクオリティが格段に向上するんです。

ちなみにフィルターとは、動画の色彩や明暗を調整する効果のことです。

例えば、ネガティブなシーンの時には暗いフィルターをかけてみる、明るいシーンでは彩度を上げてみるなど、シーンごとにフィルターをかけると、短い動画の中に変化が起きて、飽きられにくいリールになるんです。

「目を引くエフェクトやトランジションを使う」についてですが、エフェクトやトランジションを使うことで、動画に動きを加え、視聴者の目を引きつけることができるんです。

  • エフェクト → 動画に特殊効果を加えること

  • トランジション → シーンとシーンの切り替えに効果を加えること

そして具体的には、

  • シーンの切り替えにトランジションを入れることで、動画をスムーズに見せる

  • テキストにアニメーション効果を入れることで、強調したい部分を目立たせる

  • 動画の速度を調整することで、緩急をつける

など、様々な使い方ができるんです。

エフェクトやトランジションを効果的に使うことで、リール動画をより魅力的なものに仕上げることができるでしょう。

第3章まとめ

ここまでで第3章リール攻略については以上ですが、再度最後におさらいしておきましょう。

リール攻略は、

  1. 台本編

  2. 撮影編

  3. 編集編

のパートで構成されており、

  • 台本編は、バズっているリールを参考にしながら、「テーマ決め」「台本の作成」の2ステップに取り組む。その際、「タイトル」「興味付け」「本編」「CTA」の構成で台本を作成することを意識するんです。

    • 撮影編は、高画質で安定した映像を撮影するために、適切な機材を揃え、「映るもの全てにこだわる」「画質と明るさにこだわる」「動きのある映像を心がける」ことが大事です。

    • 編集編は、テンポの良いリールにするために、「無駄な前シーンをカットする」「BGMと動画のテンポを合わせる」「テロップの表示スピードを調整する」。また、視覚的魅力を高めるために、「見やすいテロップを入れる」「フィルターをかける」「目を引くエフェクトやトランジションを使う」を意識してリールを編集していくことが大事でした。

ということで第3章リール攻略の解説は以上です。リールを作成できるようになったら、次の第4章に進みましょう。

第4章 ストーリーズ攻略

ここからは、第4章「インスタを伸ばすための3つ目の柱であるストーリーズ攻略編」に入っていきます。

早速ですが、ここまで動画を見てくれているあなたに1つ質問です。

「インスタを伸ばして収益化していくために、最も重要なことは何か分かりますか?」

例えば、

  • プロフィールをしっかり整える

  • リールでたくさんの人に自分を知ってもらう

なんて風に答えると思うんです。

もちろん、その答えは間違ってはいません。

確かにインスタを伸ばして稼いでいくためには、プロフィールを整えることも大事だし、リールを活用してフォロワーを増やすことも大事です。

そしてそれらのことは、これまで動画で解説してきたことですね。

しかし、実はそれ以上に重要なことがあるんです。

それこそが、「ストーリーズ運用」なんです。

なぜストーリーズがそこまで重要なのか?

それには2つの理由があるんです。

  1. フォロワーとの関係性を深められる

  2. 閲覧者を顧客リストとして獲得できる

この2つです。

それぞれ解説していきます。

1. ストーリーズ基礎編

まず「フォロワーとの関係性を深められる」についてですが、ストーリーズは24時間で消えるという特性上、フィード投稿やリール投稿よりも、親近感のあるコンテンツを発信しやすいという強みがある。

フィードやリールは、バズらせるためにも作り込んだ投稿が多くなってしまい、あなたのことを「もっと知りたい」というフォロワーとの距離が遠くなってしまうこともあるんです。

例えばあなたは、普段ジャージで過ごしているのに、友達と遊びに行く時はおしゃれをしていくでしょう?

それと同じで、

  • フィード投稿やリール → おしゃれ着

  • ストーリーズ → 普段着

みたいなイメージです。

普段着で動画を撮っているYouTuberや有名人には、親近感が湧くでしょう?

それと一緒で、ストーリーズでは普段は見せないようなあなたの裏側や、等身大の自分を見せることで、フォロワーさんとの距離感をグッと縮めることができるんです。

そうすることでフォロワーさんは、あなたに親近感を感じ「もっとこの人のことを知りたい!」という感情に変化するんです。

つまりファン化に繋がりやすくなるんです。

ファン化というのは、インスタで売上を上げるために最も重要なことなので、必ず意識して運用すべき点です。

ただ、ストーリーズはプライベートをひたすらあげればいいというわけではないので、この点についてもこの後詳しく解説します。

そしてもう1つのストーリーズの重要な理由として、「顧客リストを獲得できる」という点があるんです。

顧客リストを獲得することは、インスタビジネスに限らず、ほとんどのビジネスにおいて重要なことと言えるでしょう。

ちなみに顧客リストとは、「自分の商品を買ってくれそうな見込み客」のことを指したものです。

これは有名な話なのですが、江戸時代の商人たちは、火災が起きて逃げる際、何よりも真っ先に手に取るものが「顧客台帳」だったと言われています。

というのも江戸時代は、日本の歴史上最も火事の多かった時代と言われています。

その数なんと、267年間で1,798回の火災が起こったと記録されています。

当然、火事が起きれば家は消滅し、金品なども全て焼け焦げてしまう。

しかし、顧客台帳さえ残っていれば、見込み客リストに対してまた挨拶回りをしに行き、自分の商品を買ってもらえる。

そしてそのお金で、また家や金品を得ることができるので、顧客台帳を大切にしていたという、マーケティングの世界では有名な逸話なんです。

つまり、「あなたの収益を安定させ続けることができる唯一の方法」こそが、顧客リストを増やすことだ、というわけです。

そしてインスタのコンテンツ販売市場においては、「ストーリー閲覧者」が顧客リストとなっているので、ストーリーズ運用が最も重要になるということなんです。

インスタでは基本、何か告知を行う際はストーリーズで行うでしょう。

  • 予約のお知らせをストーリーズで流したり

  • 無料相談募集のお知らせを流したり

  • アフィリエイト訴求をストーリーズで行ったり

きっと1度はやったことがあるはずです。

インスタ運用においては、例えどんなにフォロワーを増やせたとしても、ストーリーズ閲覧者が少なければ何も意味がない。売上も最大化しないでしょう。

でも逆に、フォロワーは少なくてもストーリーズ閲覧者が多くいるのであれば、その方が売上は確実に上がりやすいというわけです。

もちろん私自身も、ストーリーズ運用に最も力を入れております。


実際に私のコンサル生も、ストーリーズに力を入れて、

  • 600万円

  • 200万円

  • 1,140万円

  • 1,800万円

  • 3,620万円

などなど、とてつもない実績を叩き出しております。

話を少し戻すと、

「確かにストーリーズ運用が大事なのは分かったけど、どんな内容をあげればいいんだろう…」
「どれくらいの頻度で上げればいいの?」

なんて悩む人もいるでしょう。

なのでこの章では、私が実際に行ってきたストーリーズ運用の秘密を、余すことなく全て公開していきます。

そしてこの章は、インスタを伸ばすストーリー術はもちろん、あなたの収益や売上に革命が起こる章になっております。

逆にストーリーズを攻略できないと、

  • アルゴリズムにマイナス評価をもらうのでインスタが一生伸びない

  • 顧客リストがたまらないので収益も一生上がらない

といった、痛すぎるダブルパンチを食らうことになる…絶対に見逃し厳禁です。

1-1. ストーリーズの表示順

ということで、まずは「ストーリーズ基礎編」です。

このパートでは特に、ストーリーズにおける2つの基礎知識について理解する必要があるんです。

それは、

  1. ストーリーズの表示順

  2. ストーリーズのアルゴリズム

この2つです。それぞれ解説していきます。

まず「ストーリーズの表示順」についてですが、ストーリーズの表示順には、大きく分けて2つの評価基準があるんです。

  1. 親密度順

  2. AIからの評価順

この2つです。

まず1つ目の「親密度順」についてですが、これはあなたと、

  • DMでやり取りをしたり

  • あなたの投稿にいいねやコメント、保存を良くしたり

  • あなたのストーリーズをいつも見たり

する人の画面では、あなたのストーリーズが左側に表示されやすくなるんです。

つまり、あなたと親密に関わっている人の画面の左側には、あなたのストーリーズが優先的に表示されていくということなんです。

これはあなたも体感的に理解していることでしょう。

そして2つ目の「AIからの評価順」についてですが、これは親密度が低くても、AIから高く評価されているアカウントのストーリーズは、左側に表示されやすくなるということです。

つまり、あなたのことを普段全く見ていないユーザーに対しても、あなたのアカウントがAIから高く評価されていれば、優先的に左側に表示されるということなんです。

例えば、あなたが全く興味のないアカウントでも、そのアカウントのストーリーズが多くの人にいいねやDMなどのアクションをされてた場合、AIはそのストーリーズを高く評価し、あなたのストーリーズ一覧の左側にも表示されるようにするんです。

逆に言えば、あなたのアカウントがAIから高く評価されれば、あなたを知らない人にも同じようにあなたのストーリーズが表示されるようになるということです。

なのでストーリーズ運用は、親密度はもちろん、AIからの評価を高めることも非常に重要なんです。

とは言っても、「AIがどのように評価しているのか分からないと、ストーリーを作りようもないよ…」なんて悩んでしまう人も多いでしょう。

なので次は、AIが具体的にどのような要素を評価しているのかが分かる「ストーリーズのアルゴリズム」について解説していきます。

1-2. ストーリーズのアルゴリズム

結論から言うと、以下の4つのエンゲージメントと言われる要素が重要なんです。

  1. 滞在時間

  2. いいね

  3. クイックアクション

  4. ステッカーアクション

1つずつ機能や特徴、AIからの評価の優劣などを解説していきます。

まず1つ目の「滞在時間」についてですが、ストーリーに関してもこの指標が最も評価が高くなっております。

これはフィード投稿と全く同じ考え方です。

要するに、メタ社としてのメリットから逆算して考えた時に、「滞在時間」が最も都合が良く、収益に繋がりやすいからです。

ストーリーズの滞在時間というのは、「1ユーザーが、その1クリエイティブに対してどのくらいの時間滞在してくれたか」の指標というイメージでOKです。

例えば、1秒でも多くそのストーリーに滞在してもらえるように、思わず止めてみてしまうような仕掛けを入れてみたりなどです。

ここの細かいテクニックについては、後で解説していきます。

そして2つ目の「いいねボタン」についてですが、これはストーリーズの右下にあるハートボタンのことです。

ここの指標に関しても、多ければ多いほどAIからの評価を高めることができます。

ただ、このアクションに対する評価指標はそこまで高くなく、「滞在時間」に比べるとかなり劣ってしまうでしょう。

そして3つ目の「クイックアクション」についてですが、これはDMに繋がるアクションのことです。

このクイックアクションに関しては、「滞在時間」の次にAIからの評価仕様が高いんです。

なぜなら、クイックアクションは押すと通知がDMに行くので、「DMでのやり取り」として判断されるからです。

なので、クイックアクションを攻略することも、閲覧数を最大化させるためにはかなり重要な指標になってくるでしょう。

そして最後4つ目の「ステッカーアクション」についてですが、これはよくあるストーリーズのアクション機能のことです。

よく言われるのは、「このステッカーアクションをつけることで、フォロワーさんとの親密度が上がり、インスタが伸びやすくなる!」みたいなノウハウです。

しかしはっきり言って、このステッカーアクションは、AIからの評価指標としては最も弱いです。

なぜなら、アクションが最も簡単かつ気軽にできてしまうのと、「1対他」としてAIに判断されてしまうからです。

それこそ右下のいいねであれば、その発信者に対しての「1対1のやり取り」としてAIに判断されるのです。

しかし、このステッカーアクションに関しては、直接的なやり取りではなく、「1対他」のアクションとして判断されてしまうので、評価指標として最も弱くなるんです。

とは言え、もらわないよりはもらえた方が評価も高まるので、閲覧数も伸びやすくなるでしょう。

それぞれ4つの評価指標をまとめると、

滞在時間 > クイックアクション > いいね > ステッカーアクション

という優劣の関係性になっております。

ただそうは言っても、

「実際に滞在時間を上げるためには何をすればいいんだ?」
「クイックアクションなんて、メタに来ないぞ!」
「いいねなんて、いつも2、3人しか押してくれないわ…」

なんて思う人もいるでしょう。

なのでここからは、その各指標のアクション数を最大化するための、さらに具体的な攻略法と事例を解説していきます。

実際に私が試して、数値が良かったストーリー画像を参考に解説するので、明日から実践できる内容になっております。

1-3. 各指標のアクション数を最大化するための具体的な攻略法と事例

そしてまずは、最重要指標である「滞在時間」を上げる施策についてです。

滞在時間を増やすためには、

  1. 背景の写真にこだわる

  2. 文字量を増やす

この2つでOKです。

また、この2つに共通して言えることとしては、「思わず指を止めて読んでしまうストーリーをあげる」ことですね。

1つ目の「背景の写真にこだわる」ことについてですが、背景写真をフォロワーさんが気になるものに設定すれば、指を止めてじっくり見てくれるんです。

例えば、

  • 「プレゼント企画の準備中…」という感じで、実際のプレゼントを背景写真に採用したり

  • 作業中のスプレッドシートを意図的に写真として活用したり

みたいな感じです。

こんな感じで、背景にフォロワーさんが気になる写真を使うことで、指を止めてみてくれるので、結果滞在時間が上がると言うわけです。

2つ目の「文字量を増やす」についてですが、これもシンプルに文字量を多くして、指を止めてテキストを読んでもらい滞在させるというテクニックです。

この時のポイントとしては、「ただ文字を小さくするだけでなく、しっかりとタイトルをつけて、小さな文字を使う」ということです。

例えばこんな感じです。

実際に上にタイトルを設置して、下の方でその内容を詳しく解説するようなイメージです。

そうすることによって、内容を読み込んでくれる人が増えるので、滞在時間が上がり、閲覧数が最大化するというわけです。

まとめると、滞在時間を増やすためには、

  1. 背景の写真にこだわる

  2. 文字量を増やす

この2つでOKです。

そして次に、クイックアクション数を上げる施策についてです。

クイックアクションを増やすためには、

  1. CTAを設置する

  2. インセンティブを用意する

この2つでOKです。

1つ目の「CTAを設置する」ことについてですが、基本的にクイックアクションをもらうためには、CTAが必須になります。

なぜならフォロワーさんは、日々暇つぶしでストーリーを見ているので、そもそも「クイックスタンプを送ろう」という概念がないからです。

もちろん自分の友達だったり、興味のあることだったら送ることもあるでしょう。

しかし基本的には、ほぼ送らないことが多いでしょう?

そしてクイックアクションをもらえない、最も大きな要因としては、「そもそもアクションをしていいのかな…」と思っているフォロワーさんが多いということです。

もちろん中には、何も気にせず送れるという人もいるかもしれませんが、大半のフォロワーさんは、自分が尊敬している発信者に対してDMで何かを送るという行為に、かなりの抵抗感を感じているんです。

フォロワーさんの行動心理からしっかり考えた時に、CTAはもはや必須だ、ということが分かりますでしょう。

だから、クイックアクションを大量獲得するためには、CTAを設置してアクションを促すことが必須なんです。

では実際、どんな感じでCTAを設置すればいいかと言うと、大体こんな感じで、ストーリーの下部分に「炎をください!」みたいな感じで設置するイメージです。

この時のポイントとしては、「より具体的にアクションを促す」ことです。

例えば、「参考になったらスタンプください!」という感じでなく、「参考になったら炎をください!」といった感じで、アクション自体を決めてしまうことです。

このイメージでCTAを設置することで、よりフォロワーさんはアクションをしやすくなるので、結果大量のクイックアクションを獲得することに繋がり、閲覧数も最大化するわけです。

そして2つ目の「インセンティブを用意すること」についてですが、これも非常に有効です。

インセンティブというのは、要するに「特典」のことです。

アクションをしてくれたお礼として特典を配布することで、クイックアクションをより多く誘発することができ、結果的に閲覧数が最大化するという流れです。

実際にプレゼント企画や何かの募集をストーリーズで行う際は、必ずクイックアクションを引き換えに行うのがおすすめでしょう。

なぜなら、大量のクイックアクションによって閲覧数が最大化し、それに伴って企画への参加者数も最大化するからです。

例えばこんな感じの企画です。

実際に2つとも過去最高の閲覧数を記録し、お年玉企画には677人が参加、セミナーには180人が参加してくれました。

かなり効果的な手法になるので、是非試してみるといいでしょう。

そして次に、いいね数を上げる施策についてです。

いいね数を増やすためには、「1. CTAを設置する」これだけでOKです。

これもクイックアクションと同じ考え方なのですが、基本的にフォロワーさんの頭には、「そもそもいいねを押す」という文化がないんです。

だからこそ、こんな感じでいいねを誘発することによって、かなり多くのいいねをもらうことができるでしょう。

このいいねを訴求するだけでも閲覧数はかなり伸びるので、毎回のストーリーズで訴求するのも1つの手です。

そして最後に、ステッカーアクション数を上げる施策についてです。

ステッカーアクションを増やすためには、

  1. 質問を具体化する

  2. 押しやすい位置に設置する

この2つでOKです。

1つ目の「質問を具体化する」ことについてですが、これもクイックアクションと同じで、フォロワーさんというのは、基本的に何も考えずに日々ストーリーを見ているんです。

要するに暇つぶしで見ているので、「頭を極力使いたくない」というわけです。

なので、頭を使わなくてもアクションできるよう、なるべく具体化してあげるということが、非常に重要なポイントになってくるんです。

例えば、アンケート機能などがいい例です。

実際にこのA・B 2つを見た時に、どちらが答えやすいかな?

言わずもがな、Bの写真でしょう。

なので、アンケート機能や質問ボックスなどを活用する際は、必ず質問を具体的にして、答えやすくすることがポイントです。

そして2つ目の「押しやすい位置に設置する」についてですが、これもかなり細かいテクニックになるが、非常に大切なポイントです。

例えば、ステッカーアクションの位置がAの位置にあるのと、Bの位置にあるのでは、一体どちらが押しやすいと思うかな?

これも言わずもがな、Bの方でしょう。

要するに、スマホを片手で持っているユーザーで、かつ右利きが多い日本では、右下にステッカーアクションが置いてあるだけで、アクション数が増えるということなんです。

面白いでしょう?

間違っても1番上に置いてしまってはダメです。

ユーザーの行動動線をしっかり考えて運用することが大切です。

ストーリーズ基礎編まとめ

という感じで、以上「各指標のアクション数を最大化するための具体的な攻略法と事例」についての説明は終わりです。

ここまでの話を軽くまとめると、

  • ストーリーの表示には、「1. 親密度順」「2. AIからの評価順」という2つの評価基準があり、

  • AIからの評価を高めるには、「1. 滞在時間」「2. いいねボタン」「3. クイックアクション」「4. ステッカーアクション」この4つのエンゲージメントをうまく活用することが重要と言えるでしょう。

また、エンゲージメントの各指標の優劣としては、

滞在時間 > クイックアクション > いいねボタン > ステッカーアクション

という順番でアルゴリズムが組み込まれているので、AIからの評価を高め、閲覧数を最大化するためには、「滞在時間」と「DMに繋がるクイックアクション」をいかに多く集めるかというところにさえ注力すればOKということなんです。

それが理解できれば、次は「ストーリーズ実践編」に進みましょう。

2. ストーリーズ実践編

ここからは「ストーリーズ実践編」に入っていきます。

このパートでは、私が実際にインスタで年商16億を生み出した際に、日々何を、どういった割合いで、どの時間に、何を意識してストーリーズをあげていたのかについて、その全てを包み隠さず公開していきます。

そしてここまで動画を見ている人の中で、

「ストーリーのアルゴリズムは分かったけど、具体的にどんな内容を投稿すればいいか分からない…」
「いつもネタに詰まって、結局何も投稿できないまま終わっちゃう…」
「そもそもストーリー投稿するのって面倒でなかなか続かない…」

なんて悩んでいる人は、かなり多いのではないでしょうか?

その気持ち、痛いほどよく分かります。

私も昔は、ストーリー投稿が面倒で1ヶ月放置したこともありました。

「ストーリーなんて投稿しなくても、売上は上がるでしょ?」
「別に1ヶ月くらいサボったって、そんなに変わらないよね?」

なんて言い訳をして、自分を正当化しようとしておりました。

しかし、ストーリーズ投稿を1ヶ月間休んだ途端、売上が見事に右肩下がりになってしまったんです。

まるでジェットコースターが急降下していくように、売上がみるみる減っていったんです。

正直なところ、インスタで稼ぐためにはフィード投稿やリールも重要です。

しかし私は、フィード投稿を1ヶ月間休んでも、ストーリーズ投稿だけは毎日欠かさず続けたんです。

結果、売上はほとんど変わらなかったんです。

この経験から、「インスタで稼ぐためにはストーリーズ運用こそが最も重要なんだ!」と確信したんです。

そこでこの章では、私が日々実践している「ストーリーズ運用の黄金比」を実例を交えながら、余すことなく伝授していきます。

このパートの内容をマスターすれば、ストーリーズ運用で悩む日々はサラバです。

逆に言うと、この章の内容を理解せずにストーリーズ運用を続けてしまうと、

  • リールは伸びないし

  • プロフィールも見られなくて

  • インスタが全く伸びなくなる

  • 顧客リストがたまらず、いつまで経っても収益が上がらない

なんてことになりかねないんです。

まさに泣きっ面に蜂状態です。

ここから話す内容は、本当にどこにも出回っていない、私だけが知る超貴重なノウハウなので、絶対に見逃し厳禁です。

2-1. 発信内容の比率

では早速具体的に解説していきます。

ストーリーズ実践編で解説していく内容は、

  1. 発信内容の比率

  2. 時間帯の配慮

この2つです。

早速、まず1つ目の「発信内容の比率」についてですが、大前提として、上げるべき内容には黄金比があります。

それが、

  • 有益情報 → 50%

  • ミッション・思い → 39%

  • 実績・お客様の声 → 10%

  • プロモーション → 1%

この黄金比です。

要するに、ストーリーズを100投稿する際に、

  • 50投稿は有益情報

  • 39等はミッション・思い

  • 10等は実績・お客様の声

  • 1投稿はプロモーション

みたいな割合で、上げるイメージです。

とは言っても、

「黄金比率があるのは分かったけど、その中で具体的に何を上げていけばいいんだよ?」
「プロモーションの1%って何をするんだ?」

なんて思う人もいるでしょう。

なのでここからは、各比率の中で「具体的に何を上げていけばいいのか?」について、実際の事例やテンプレートなども含めて、完全解説していきます。

早速まずは「有益情報50%」についてです。

そもそもなぜ、日々のストーリーで有益情報出すべきかと言うと、シンプルに「フォロワーにとってメリットがないと、ストーリーズを見てもらえなくなる」からです。

客観的に考えて欲しいんです。

フォロワーさんは、一体なぜ色々な発信者のストーリーズを見ているのでしょうか?

理由は大きく分けて2つあり、

  1. 暇つぶし

  2. メリットの享受

なんです。

とは言え、メリットと言ってもかなり幅は広いです。

例えばインフルエンサーなどであれば、プライベートを載せることでフォロワーさんにメリットがあるでしょう。

アイドルや有名人なんかもそれと同じです。

しかし、私たちのようなマネタイズを目指す発信者の場合、フォロワーさんにとってメリットのないプライベートストーリーを毎日あげたところで、誰も見てくれるわけがないんです。

なぜならフォロワーさんは、そもそも「自分のメリット」だけを考えて日々インスタを見ているので、そのメリットを享受できないのであれば、あなたを見る理由がないからです。

普通に考えて、あなたがよっぽどの有名人やアイドルじゃない限り、他の人のプライベートなんてどうでもいいと思わないかな?

もちろん仲の良い友達や、好きな人のプライベートだったら気になるかもしれないが…

要するに、インスタをビジネス活用している私たちは、日々有益な情報を発信することで、フォロワーさんにメリットを享受させなければいけないということなんです。

間違っても、プライベート投稿を多発してはいけない。

残酷ですが、「誰も私たちのような発信者には興味がない」と思って運用しなきゃいけないんです。

では実際、「有益情報ストーリー」では何をあげればいいのか?

例えば、こんな感じです。

こんなイメージで、フォロワーさんがメリットを享受できるように、ニーズのある企画をストーリーにあげることがおすすめでしょう。

これが1つ目の「有益情報50%」です。

次に「ミッション・思い39%」についてです。

ミッションや思いのストーリーというのは、要するに「価値観の共有」のことです。

あなたが持っている価値観だったり、理念・思いをストーリーズに上げることによって、フォロワーさんの価値観を書き換えることができるんです。

要するに「マインドセット」のことです。

とは言っても、

「価値観を書き換えて何か意味あるの?」
「マインドセットって何?それ洗脳じゃん…」

なんて思うかもしれません。

しかし、フォロワーさんのマインドセットができているかどうかで、売上が大幅に変わってくるでしょう。

なぜなら、「商品を販売したり、ストーリー上で何か告知した際の反応率が大幅に変わる」からです。

他の反応率が大幅に変わるということは、

  • 商品への申し込み数が増えたり

  • 顧客の来店やお問い合わせがより多く繋がる

というわけです。

とは言え、かつての私も全く同じように思っておりました。

それこそ「マインドセットなんて意味ない。有益な情報だけで商品は売れる」と思ってインスタを運用しておったんです。

しかし、この割合で価値観の共有ストーリーをあげ始めた翌月に、売上2,160万円を達成したんです。

しかも、日々私の価値観を共有しているので、私と価値観の似ているお客様ばかり来てくれるようになったので、成果がかなり早いスピードで出るようになったんです。

「売上」という視点からもそうなんですが、「お客様の成果が出る」という視点から見ても、価値観の共有ストーリーは超効果的だと気づいたんです。

私も疑心暗鬼でしたが、本当に価値観の共有ストーリーは、有益情報と同じくらい重要なんです。

ただそうは言っても、

「価値観の共有って、具体的に何をあげればいいの?」
「マインドロンを発信するのは苦手なんだけど…」

なんて思う人も多いでしょう。

なので、実際に私が活用していた「価値観の共有ストーリーテンプレート5種」を特別に対公開するのです。

そしてテンプレートはこんな感じです。

  1. 理想の未来を認識させるストーリー

  2. 再現性を強調するストーリー

  3. 行動するモチベを与えるストーリー

  4. 投資の重要性を解くストーリー

  5. 信頼性を担保するストーリー

1つずつ、実例を元に解説していきます。

早速、1つ目の「理想の未来を認識させるストーリー」はこんな感じです。

フォロワーさんの理想を刺激するような内容をあげると効果的です。

多くの人は、そもそも理想の未来を認識していないので、こんな感じで理想を刺激するような内容をあげると良いでしょう。

2つ目の「再現性を強調するストーリー」はこんな感じです。

多くの人は「自分にはできない」と思い込んでいるので、「誰にでもできるよ!」というのを訴求してあげるようなイメージです。

そうすることで、商品がかなり売れやすくなるでしょう。

3つ目の「行動するモチベを与えるストーリー」はこんな感じです。

結局、行動した方がいいのはフォロワーさんも分かっているのですが、その最後の一歩が踏み出せないでいるんです。

なので、その背中を押すようなストーリーをあげることで、自分の商品を買ってもらいやすくなるというわけです。

4つ目の「投資の重要性を解くストーリー」はこんな感じです。

多くの人はお金を払うことに対するマインドブロックがかかっております。

そして、お金を払うことに対するマインドブロックが入っていると、商品を購入する際に「買うかどうか迷ってしまう」んです。

なので、ここも日々価値観を共有しておくことで、マインドブロックを外すことができるでしょう。

5つ目の「信頼性を担保するストーリー」はこんな感じです。

フォロワーさんの中には、「この人怪しい…」「本当に大丈夫なのかな?」なんて思っている人もいるんです。

なので、「私は信頼できる人間ですよ」というのをストーリーズであげることによって、信頼を獲得し、結果商品購入に繋がりやすくなるというわけです。

以上、「価値観の共有ストーリー」では、このテンプレート5種を元にあげてみるのです。

次に「実績・お客様の声10%」についてです。

この実績やお客様の声は、別名「社会的証明」ともいい、フォロワーさんからの圧倒的な信頼性を獲得することができるんです。

先ほども説明しましたが、商品を販売したり、何か告知を行う際は、その人自身や商品の「信頼性」がかなり重要な要素になってくるんです。

要するに、例えどんなに悩んでいて、どんなにお金がある人でも、この信頼性がないだけで商品を購入しないというわけです。

しかし逆に言うと、実績やお客様の声が大量にあるだけで、商品が購入されると言っても過言ではない。

なぜなら、お客様が商品を購入する1番の理由は、「自分の理想を確実に手に入れたい」からです。

この「確実に」というのがポイントで、要は「100万円払って確実に200万円に増える商品があったら、誰でも買う」わけです。

もちろん確実にではなくても、高確率で投資分を回収できる見込みが、買う前に分かっていたら誰でも買うんです。

そしてその確率をより高く感じさせるために、「実績」と「お客様の声」を出すことが重要というわけです。

実際に私の事例はこんな感じです。

ポイントとしては、

  • リアルな口コミと一緒に載せること

  • ビフォーアフターを明確にすること

  • 名前や顔出しの許可をもらってから出すこと

この3つです。

また、別に大きな実績ではなく、小さな感謝の声でもOKです。

こんな感じのイメージです。

これをあげることによって、商品・サービスに対する信頼性を獲得できるので、結果売れやすくなるというわけです。

ただし、実績やお客様の声を上げすぎてでも怪しさが出てしまうので、「10%」という比率は守った上で、あげることが大事です。

最後に「プロモーション1%」についてです。

プロモーションというのは、要するに企画の押し出せや告知などです。

大体100ストーリーに対して1回くらいがベストです。

そしてよくあるもったいない例としては、毎日のようにアフィリエイトリンクをストーリーズで流したり、高頻度で告知を行っているケースです。

商品は違えど、高頻度で同じような告知を行った時に、フォロワーさんがどんな感情になるか分かりますか?

そう、「この人いつも何か売り込みしてるな」という感情になるんです。

その結果、本当は濃いファンだったフォロワーさんが離れていってしまい、アカウントがオワコン化するという事例を、私は100以上見てきました。

そもそもなぜ高頻度で何か告知をしたり、アフィリンクを貼ってはいけないかと言うと、「ユーザーのアドリテラシー」です。

「アドリテラシー」とは、「広告への知識」という意味で、要は一般消費者の間でも、「アフィリエイトで稼ぐ」ということが一般化してきたということなんです。

一般化してきたということは、当然「これアフィリンクじゃん…」「この人めっちゃ稼ごうとしてるじゃん…」という風に思われてしまうということです。

よくYouTubeのコメント欄でも、

「また案件かよ…」
「結局この人もお金稼ぎに走ったか…」
「今まで好きだったのに残念だな…」

なんてコメントを、1度は見たことがあるのではないでしょうか?

まさしくあれが「アドリテラシー」がついているユーザーというわけです。

なのでインスタのストーリーズでは、頻繁に告知をせず、大体100本に1回くらいの頻度でやるのがおすすめでしょう。

先ほども例に出しましたが、実際に私が使っていたクリエイティブはこんな感じです。

そして「プロモーションストーリー」の中で、最もおすすめなのが、「プチプレゼント企画のプロモーションストーリー」です。

例えばこんな感じです。

このようなストーリーであれば、5%くらいやってもむしろフォロワーさんのファン化に繋がるのでおすすめです。

何度も同じことを言いますが、大原則「フォロワーさんにとってメリットになることを発信すればいい」んです。

なので、プロモーションストーリーもできる限りメリットを提示できるように心がけて欲しいのです。

それが最終的な収益に必ず直結してくるんです。

また、自社商品を販売している人は、「年に数回の大型企画を行う」という戦略に切り替えることがおすすめでしょう。

なぜなら、いくら100回に1回とはいえ、そんな頻繁に大型企画を行っていたら、シンプルに飽きられてしまうからです。

いくら魅力的なプレゼントだったとしても、毎回同じものが配布されてたら、さすがに受け取らなくなるに決まっておる。

なので、日々のプロモーションストーリーでもプレゼント企画だけを行ってファン化させ、年に数回のプロモーションをかけるイメージです。

なので割合としても、0.1%から0.5くらいになるでしょう。

ここに関しては、公式LINEの特典にて詳しく解説しているので、興味のある人は是非受け取ってみてみるのです。

ということで「発信内容の比率」については以上です。

日々の発信割合は、

  • 有益情報 → 50%

  • ミッション・思い → 39%

  • 実績・お客様の声 → 10%

  • プロモーション → 1%

この黄金比を軸にストーリーズを更新してみるのです。

閲覧数だけではなく、長期的に見て売上が最大化すること間違いなしです。

2-2. 時間帯の配慮

そして次は「時間帯の配慮」についてです。

「え?ストーリーズに時間帯なんて関係ないでしょ?」
「そんなのは聞いたことないんだけど…」

なんて思ったでしょう?

しかし、閲覧数を最大化させるためには、「時間帯の配慮」が必須なんです。

なぜならストーリーズのアルゴリズムは、「初速」という見えない指標がかなり影響しているからです。

「初速」というのは、ストーリーズをアップロードした後に獲得するエンゲージメントの速さという意味で、

簡単に言うと、「1時間後に合計100のエンゲージメントを獲得する」のと「10時間後に合計100のエンゲージメントを獲得する」のでは、前者の方が評価が高いということです。

つまり、評価が高いということは、「閲覧数が最大化する」というわけです。

「なるほど、初速が大事なのは分かった。でもその初速と時間帯の配慮って、何が関係してるの?」

なんて思ったでしょう。

もう勘のいい方はお気づきの通り、ストーリーズにおいても、「フォロワーさんの活動時間を元に上げていくこと」が大切なんです。

時間帯の配慮をすることによって、アップロード直後にエンゲージメントを大量獲得できるので、結果閲覧数の向上に繋がるというわけです。

だからこそ、時間帯を配慮してあげることが大切なんです。

では実際、どのように伸びる時間帯を把握すればいいかと言と、結論「ABテストを行えば分かるようになる」でしょう。

ストーリーズでのABテストとは、「上げるストーリーズの条件を全て同じにして、時間帯でだけずらして行う」という方法です。

そしてテストの日程は、「1日1ストーリーしかあげてはいけない」また「前日のストーリーが残っている場合は、消してからあげる」必要がある。「曜日もできるだけ固定して行う」のがベストです。

その上で、時間帯を「朝・昼・夕方・夜」の4パターンでテストしてみるのです。

これで、閲覧数が最も高かった時間帯があなたの最適な時間帯でしょう。

もちろん、正確な時間帯ではないでしょう。

しかし少なくとも、これ以上正確に測る方法が存在しないので、この方法で行ってみるのです。

上げる時間帯を改善するだけで、エンゲージメントの初速を獲得することができ、結果閲覧数の向上に繋がるでしょう。

ストーリーズ実践編まとめ

ということで、ここまでの話をまとめると、

  1. 発信内容の比率

  2. 時間帯の配慮

これらについて解説してきました。

そして、上げるべき内容と割合に関しては、

  • 有益情報 → 50%

  • ミッション・思い → 39%

  • 実績・お客様の声 → 10%

  • プロモーション → 1%

この黄金比を守ることによって、売上も閲覧数も最大化できるというわけです。

そして、時間帯の配慮としては、初速でエンゲージメントを大量獲得するために、自分のアカウントで伸びやすい時間帯を把握することが必須で、そのためにABテストを行うんです。

この黄金比と時間帯を守るだけで、ストーリーズの攻略法は7、8割マスターでしょう。

とは言っても、「え?7、8割ってどういうこと?残りの2、3割はどうすれば埋めることができるの?」なんて思った人もいるでしょう。

まず、ストーリーズ基礎編の「アルゴリズムの理解」と、ストーリーズ実践編の「発信内容の比率」と「時間帯の配慮」で解説した内容さえ実践すれば、7、8割はほぼマスターしたも当然です。

しかし、残り2、3割を満たすには、あるポイントを抑える必要があります。

それが「ファン化」なのです。

3. ストーリーズ応用編

なので、ストーリーズ応用編では、「ファン化ストーリーズ術」と題して、ストーリーズ攻略の残り2、3割を埋める方法について解説していきます。

さて、ここからは「ストーリーズ応用編:ファン化ストーリーズ術」についてです。

このパートは、「アルゴリズムの理解」「発信内容の比率」「時間帯の配慮」といった基礎と実践を踏まえた上で、「いかにフォロワーをファン化させるか」というレベルの高い話に焦点を当てております。

なので、今までなんとなくストーリーズを更新していたとか、「とりあえずストーリーズをあげればOK」だと思っていたという人にとっては、少し難しく感じるかもしれません。

しかし、このパートの内容を理解し、日々思考錯誤を繰り返すことで、あなたのストーリーは劇的に変化すること間違いなしです。

具体的に言うと、

  • ストーリーズ閲覧数が2倍、3倍になる

  • 商品やサービスがバカ売れするようになる

  • あなたを心から応援してくれる、熱狂的なファンが爆増する

という感じで、とてつもない効果を発揮するでしょう。

「その話絶対聞きたいやつだ!博士、もったいぶらないで早く教えて!」

なんて勉強熱心なあなたの声が聞こえてくるのですが、超焦るでない!今から丁寧に解説していくから、理解できるまで何度も見返すと良いでしょう。

3-1. ファン化ストーリーズ術の全体像

では早速、ファン化ストーリーズ術の全体像ですが、大きく分けて以下の3つのポイントで解説していきます。

  1. 自己開示をする

  2. 積極的に交流する

  3. ストーリーテリング

この3つを意識してストーリーズを行うことで、フォロワーをただの閲覧者ではなく、「ファン」に変えていくことができるんです。

では、1つずつ解説していきます。

まず、1つ目の「自己開示をする」についてです。

自己開示とは、「自分のプライベートな情報や感情、考えなどを他人に伝えること」です。

「え?プライベートは発信しちゃダメなんじゃないの?」
「芸能人とかインフルエンサーの人だけ発信していいんだよね?」

なんて思ったでしょう。

そう思った人は大正解です。

確かにプライベートな情報を発信しすぎると、フォロワーが「興味ない…」と思って離れていってしまうリスクがあります。

しかし自己開示には、「フォロワーとの距離を縮め、共感や親近感を得てファン化を促進させる」という大きなメリットがあるんです。

そこで重要になってくるのが、「適切に自己開示すること」です。

では、適切に自己開示するとはどういうことなのか?

結論、「ストーリーズ実践編」で解説した発信内容に、プライベートをうまく絡めることです。

例えばこんな感じです。

「同級生と久しぶりに会った」というプライベートから、「ミッション・思い」の「行動するモチベを与えるストーリー」に繋げている事例です。

このように、発信内容にあなたのプライベートな日常を少しだけ加えることで、フォロワーはあなたを「より人間味あふれる存在」として認識し、親近感が増すんです。

とは言っても、

「自己開示を絡めたストーリーズなんて難しいよ…」

なんて頭を抱えてしまう人もいるでしょう。

そこで、自己開示で使える3つのテクニックを紹介します。

  1. 日常を切り口に使う

  2. 失敗談や弱みを見せる

  3. 今後の目標や夢を語る

この3つです。

1つずつ解説すると、

まず「日常を切り口に使う」については、先ほども話したように、あなたの日常に起こった出来事と発信内容を関連付けることで、フォロワーはあなたに人間味を感じ、親近感が増すんです。

この際、日常の出来事をストーリーズの1枚目で切り口として使い、2枚目以降で本題に繋げていくと、話の展開がスムーズになります。

先ほどの例みたいな感じです。

次に「失敗談や弱みを見せる」についてですが、失敗や弱みを包み隠さず話すことで、フォロワーは「この人も自分と同じように悩んだり、失敗したりするんだ」と共感し、あなたをより身近に感じることができるんです。

例えば私の場合です。

みたいに、失敗談を語ることで、フォロワーの共感を得つつ、あなたのメッセージに深みを与えることができるんです。

そして3つ目の「今後の目標や夢を語る」についてですが、日々あなたの目標や夢を発信することで、それを見たフォロワーは「私も自分の目標や夢に向かって一緒に頑張ろう!」と思えるんです。

例えばこんな感じです。

あなたの目標を宣言することで、フォロワーとの一体感を生み出すこともできるし、「あの人の夢を応援したい!」って思ってもらえることもあるでしょう。

これらの自己開示を効果的に活用することで、フォロワーとの距離をグッと縮めることができ、「この人のこと気になる…」と思わせるストーリーズを作れるように、私と一緒にプロのストーリーズ運用者を目指して欲しいです。

次に、2つ目の「積極的に交流する」についてです。

これはその名の通り、フォロワーと積極的にコミュニケーションを取ることです。

「え?そんなの当たり前じゃん!フォロワーさんとの交流が大事なんて、みんな知ってるよ!」

と思った人は、もう1つ大事なステップを理解しておるかな?

確かに、DMでやり取りしたり、質問ボックスやアンケートで交流することは大事なんです。

しかし、それだけでは効果半減、いやほとんど無駄にしていると言っても過言ではない。

では、そのもう1つの大事なステップとは何か?

結論、「交流を公開すること」です。

あなたは、質問ボックスで回答を募集したり、アンケートをしたりして、フォロワーからの反応があった時、

「やった!〇〇さんが回答してくれた!俺、DMでもしておこう!」

で終わってないでしょうか?

それではかなりもったいないことをしてるんです。

では、なぜ交流を公開すべきなのか?

そのことについて解説するのですが、その前に、あなたはこれまで発信者さんにDMすることを躊躇した経験はあるでしょうか?

この質問に対して、ほとんどの人が「はい」と答えるでしょう。

そこに全ての答えが詰まっているんです。

一般のユーザーが、発信者さんにDMしたり質問ボックスに回答したりするのは、どうしても抵抗があるんです。

そこで、DMや回答の内容を公開することで、「みんなDMしているんだ!私も質問ボックスに回答を入れてみようかな!」って思ってもらえるんです。

これは、自分・商品・サービスの信頼性を獲得するための「お客様の声」や「実績」の紹介に似ているのですが、交流を公開するストーリーズは、あくまでコミュニケーションの促進を目的としているため、些細な内容でも気軽にあげて大丈夫なんです。

そしてファン化ストーリーズ術の最後が「ストーリーテリング」です。

ストーリーテリングとは、「物語を語ることで聞き手の感情を揺さぶり、共感や感動を与えるコミュニケーション手法」のことです。

「え?ストーリーテリングって、小説家とか映画監督がやることじゃないの?」

なんて思ったでしょう?

確かにストーリーテリングは、小説や映画、ドラマなど、フィクションの世界でよく使われる手法です。

しかしストーリーテリングは、インスタのストーリーズ運用にも応用できる、強力なテクニックなんです。

なぜなら、人はストーリー、つまり物語に引きつけられる生き物だからです。

私たちは子供の頃から、絵本や動画、アニメなど様々なストーリーに触れて育ってきました。

それらのストーリーは、私たちに教訓や学びを与えてくれ、そして人生を豊かにしてくれるんです。

例えば、

  • シンデレラの物語 → どんな困難にぶつかっても諦めなければ、夢は叶うということを教えてくれる

  • 桃太郎の物語 → 仲間と協力することの大切さを教えてくれる

  • 浦島太郎の物語 → 時の流れの大切さを教えてくれる

このように、ストーリーは聞くものを引きつけ、私たちに様々なことを教えてくれるんです。

そこでストーリーテリングを、インスタのストーリーズ運用に応用することで、フォロワーの心を掴み、あなたが伝えたいことをしっかりフォロワーに届けることができるんです。

では具体的に、ストーリーテリングをストーリーズ運用にどう生かせばいいのか?

結論、以下の3つのステップでストーリーズを構築すればOKです。

  1. 問題提起

  2. 展開

  3. 解決

この3つのステップを踏むことで、フォロワーはあなたのストーリーズに感情移入し、最後まで見入ってしまうでしょう。

1つずつ簡単に解説すると、

まず「問題提起」では、フォロワーが共感できるような問題や悩みを提示するんです。

例えば、

  • ダイエットがなかなかうまくいかない

  • 人間関係で悩んでいる

  • 将来への不安を抱えている

といった、多くの人が抱える悩みをストーリーズの冒頭で提示することで、フォロワーの興味を引きつけることができるんです。

次に「展開」では、問題に対してあなたがどのように悩み、葛藤し、思考錯誤してきたのかを具体的に語るんです。

例えば、

  • ダイエットのために様々な方法を試してみたけど、どれも効果が出なかった

  • 人間関係を改善しようと努力したけど、うまくいかなかった

  • 将来のことを考えて不安で、夜も眠れなかった

と言ったように、あなたの苦悩や葛藤を赤裸々に語ることで、フォロワーはあなたに共感し、あなたのストーリーズに引き込まれていくでしょう。

そして最後の「解決」では、あなたがどのように問題を解決し、乗り越えてきたのかを語るんです。

例えば、

  • 自分にあったダイエット方法を見つけて、ついに目標体重を達成できた

  • 人間関係を改善するためのコミュニケーション術を学び、良好な関係を築けるようになった

  • 将来の目標を明確にし、具体的な行動計画を立てたことで不安が解消された

と言ったように、あなたが問題を解決した過程を具体的に語ることで、フォロワーはあなたの経験から学びを得ることができるんです。

ただ、今解説したストーリーテリングは、あくまで基礎中の基礎に過ぎない。

ストーリーテリングは、Apple共同創設者スティーブ・ジョブズが演説やプレゼンで取り入れるくらい、奥が深いものなんです。

なので、最初はうまく作れなくても、思考錯誤を繰り返して実践していくことが大切なんです。

以上のように、ストーリーテリングはフォロワーの心を掴み、ファン化を促進させるための強力な武器になるんです。

是非あなたのストーリーズに、ストーリーテリングを取り入れて、フォロワーを魅了するストーリーズ作りを目指して欲しいです。

ストーリーズ応用編まとめ

ということで、「ストーリーズ応用編:ファン化ストーリーズ術」については以上です。

第4章まとめ

再度、第4章「ストーリーズ攻略編」をおさらいすると、大きく以下の3つのパートで解説してきました。

  1. ストーリーズ基礎編

  2. ストーリーズ実践編

  3. ストーリーズ応用編

この3つのパートです。

まず、1. ストーリーズ基礎編では、

  1. ストーリーズの表示順

  2. ストーリーズのアルゴリズム

の2つについて解説しましたが、ストーリーズの表示順には、

  1. 親密度順

  2. AIからの評価順

の2種類の評価基準があり、AIからの評価を高めることで、親密度が低いユーザーに対しても、優先的にストーリーを表示させることができるようになるんです。

そしてAIからの評価を高めるには、

  1. 滞在時間

  2. いいねボタン

  3. クイックアクション

  4. ステッカーアクション

を意識してストーリーズを運用する必要があり、これら4つの優劣としては、

滞在時間 > クイックアクション > いいねボタン > ステッカーアクション

になっております。

つまり、AIからの評価を高めるには、「滞在時間」と「DMに繋がるクイックアクション」をいかに多く集めるかということにさえ注力すればOKです。

次に、2. ストーリーズ実践編では、

  1. 発信内容の比率

  2. 時間帯の配慮

これら2つについて解説し、

上げるべき内容と割合に関しては、

  • 有益情報 → 50%

  • ミッション・思い → 39%

  • 実績・お客様の声 → 10%

  • プロモーション → 1%

この黄金比を守ることによって、売上も閲覧数も最大化できるというわけです。

また、時間帯の配慮としては、初速でエンゲージメントを大量獲得するために、自分のアカウントで伸びやすい時間帯を把握することが必須で、そのためにABテストを行うことが効果的というわけです。

そして最後の3. ストーリーズ応用編では、「ファン化ストーリーズ術」と題して、ストーリーズ攻略の残りの2、3割を埋める方法について解説してきました。

ファン化ストーリーズで意識することは、

  1. 自己開示をする

  2. 積極的に交流する

  3. ストーリーテリング

この3つです。

  • 自己開示では、上げるべき内容に適切な自己開示を加えることで、フォロワーとの距離を縮めることができる。

  • 積極的に交流するでは、DMや回答の内容を公開することで、心理的なハードルを下げ、その結果コミュニケーションを促進させることに繋がるんです。

  • そして最後のストーリーテリングでは、「1. 問題提起 → 2. 展開 → 3. 解決」この3つのステップでストーリーを構成することで、共感を生み、ファン化を促進させることができるんです。

そんな感じで、第4章「ストーリーズ攻略」は以上です。

エンディング

ということで、ここまで見ていただき本当にありがとうございました。

今回の動画は「2024年と2025年のインスタの伸ばし方、全く違います」ということで、最新アルゴリズムを完全解説し、それを踏まえて最速でインスタを伸ばす方法を、

  1. アカウント設計

  2. リール攻略

  3. ストーリーズ攻略

という3本柱で解説してきました。

今回の記事で少しでも、「インスタ頑張ります!」「インスタ伸ばして収益化まで繋げます!」と思ってくれたら、とても嬉しい限りです。

少しでもためになったという方は、コメント欄に感想や、いいねもお待ちしております。

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ということで、最後まで見ていただき本当にありがとうございました。

次回の投稿でお会いしましょう!

ここまで見ていただき本当にありがとうございました。お疲れ様でした。


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