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約60000文字のノウハウ大公開!【神回】個人で累計1億5000万超えのプロアスリート×熱血ビジネスコンサルタントが使ってる最強セールス手法を徹底解説!全てのコーチ・コンサル・指導者必見!このnote1本で全て理解できます!【完全版】
こんにちは!!プロアスリート×
熱血ビジネスコンサルタントの金沢尚です。
このnoteでは、
・0から100万安定までのマーケノウハウ大公開
・起業家として勝ち続けている人の成功哲学
・ビジネス/スポーツ両方で頂点を現在進行形で
活動しながら、培ったNo. 1理論
これらをメインに毎日配信中!!
今回は「高確率で1000万を達成できるであろう個別相談体験セッション」などの個別セールスを、全てカバーしていきます。
これから
自分のコーチング商品を自信を持って提案したい
高単価の価値を納得して購入してもらいたい
売り込み感なく、「欲しい!」と思ってもらいたい
お金をいただくことにブロックを消して、ありたいセールスの本質を1撃で掴みたい
そう思っているのであれば、今回もかなり貴重な話をすることになります。
また、この記事ののどこかで特別なプレゼントもご用意しておりますので、是非最後まで見ていってください。
セールスの本質
セールスの本質をお伝えする前に、まずはマインドセットです。「なんでまたマインドの話かよ。早く高単価でも売れる方法を教えてくれよ」て思った、そこのあなた。おそらく、そう考えてしまっている人の9割は、セールスに対する正しい認識を持っていません。
このセールスのマインドセットができていないから、9割のコーチは、
売ることに抵抗感がある
お金への苦手意識がある
売り込み感を出したくない
自分の商品に自信がない
お金を貰うのは、申し訳なく感じてしまう
そんな風に、セールスに対しての抵抗感があるんです。
もう、セールスのマインドセットを理解することができると、
セールスの全体像が理解できる
セールスをするのが楽しみになる
セールスに対する苦手意識がなくなる
こんな風に、セールスに対するマインドが変わります。
最初に言っておきますが、このマインドセットこそが、セールスに抵抗感をなくすのにめちゃくちゃ効果的なんです!セールスのマインドブロックでつまづくと、どれだけコーチングスキルが高くても、どれだけ集客ができても、コーチングが売れることはありません。セールスすることにブロックがあると、お金を貰うのは申し訳ない。自分なんか、そんなにお金を貰えない。そう思って自分のコーチング商品を提案できなくなってしまうんですよ。
だから、1番最初にこのセールスのマインドセットをすることが、大切なんです。
では、ここで質問です。皆さんにとって、「営業・セールス」って、どんなイメージですか?どんなことをする?みたいな。何でも良いので、皆さんの中でのイメージを教えてください。正解はありません。一度、ゆっくり自分の頭の中で考えて言語化してみてください。どうぞ。
考えましたか?もしかして、「商品を売り込むイメージ」「買ってください」ってオーラ満載のイメージかな。みたいなイメージではなかったですか?
これに近しいワードが出てきた方は要注意です。セールスに対して抵抗感がある可能性があります。もちろんセールスに対して、良いイメージがある人と悪いイメージがある人がいると思います。一般的に、「セールス」と聞い良いイメージがある人って、少ないと思います。日本人の9割は、悪いイメージがあるはずです。
セールス・営業イコール商品を売ること。商品を売り込むこと。このように思う方が多いはずです。
ただ、その思考だとあなたは絶対に売れません。この思考を今すぐ捨て去ってください!この思考があると、セールスに対してブロックや抵抗感があり、どんどん売れなくなる可能性があります。
「今のままだと、いざ自分のコーチング商品を提案する時にお金を貰うのが申し訳ない」「高単価な商品なんて売れない」「自分のコーチング商品に自信がないとセールスすることに抵抗感が出てきてしまいます」
でも、安心してください。この動画であなたのセールスへの抵抗感を、消し去ります!
「尚さん、そんなことできるの?」任せてください。セールスに対して抵抗感がある方は、セールスに対して良いイメージがないから抵抗感が生まれるんです。これは、日本人特有のお金を稼ぐイコール悪、みたいなイメージが定着してしまってるからなんですよね。
例えば、テレビとか時代劇は見ことありませんか?僕はおばあちゃん子だったんで、小さい頃から強制的に時代劇を見せられていました。その時のお金持ちのイメージって、悪役が多いんですよね。「お主も悪よの~」って悪代官がお金を渡しながら、悪い顔をしてるの、見たことありませんか?僕と同じ世代なら分かるはずです。
つまり、僕たちはお金を持ってる人イコール悪い人、みたいなイメージを小さい頃から擦り込まれてるんですよね。だから、お金を稼ぐことに抵抗感があるんです。
「確かにお金を稼ぐことに抵抗感があったかも。じゃあ、正太さん、どうすればいいんですか?」
大丈夫です。では、どうすればいいのかと言うと、そのイメージを書き換えればいいんです。「成約のイメージ定義を書き換える」ということです。
「イメージを書き換える?どういうこと?」
大丈夫です。ゆっくり解説しますね。お金を稼ぐイコール悪いことではありません。セールスイコール売り込むことでは決してありません。もしかして、皆さんはお客様に対して何か詐欺をしようとしてるんですか?
「尚さん、何言ってるんですか!私は詐欺なんかじゃないですよ」
そうですよね。僕の動画を見てる人は、詐欺なんかやろうとしてる人は1人もいません。コーチングで人の役に立ちたいと思っている優しい人しか見ていないはずです。僕たちコーチ・コンサルタントは、コーチングを通してお客様の理想の未来を叶えるお手伝いをします。そういう強い思いがあって、あなたは今こうやってコーチング事業を学んでいるはずです。
では、ここでワークです。
あなたのコーチング商品を購入したお客様はどうなりますか?
あなたのコーチング商品を購入したお客様は、どんな理想の姿になれますか?
ここを一度言語化してみてください。どうぞ。
どうですか?出来ましたか?言語化してみてどうですか?
「その今、皆さんが考えた理想の未来になれる」って、悪いことですか?むしろ、お客様のためになってると思いませんか?そうなんです。あなたのコーチング商品を買ったお客様は、幸せになれると思いませんか?こうやって言語化することにより、皆さんのセールスに対するイメージが書き換わります。
そして、まだまだいきますよ。今、この瞬間から、あなたのセールスの定義を書き換えましょう!
「尚さんのセールスの定義は何なんですか?」
良い質問ですね!僕のセールスの定義は、「お客様の理想以上の未来を一緒に作っていくきっかけ」だと思っています。僕たちのようなコーチ業は、コーチング商品を買ってもらわないとその方たちをサポートすることができません。
そして、コーチングとは商品を売って終わりではありません。売って初めてお客様と伴走する期間が始まります。なので、売って終わりの情報商材とは違い、売ってからお客様と理想の未来を作るための本当の期間が始まります。
だから、僕はセールスすることに全く抵抗感はありません。なぜなら、僕がセールスすることによってお客様が理想以上の未来を一緒に作れるからです。そして、僕がセールスしなければ、お客様の理想以上の未来を作って行くサポートができないからです。
だから、僕はセールスすることに一切の抵抗感がないんです。セールスは人助けです。そう思えば、売ることが申し訳ないとか、売ることが迷惑だなんて思いませんよね。そして、あなたの商品を必要な方にだけ届けければいいんです。
逆に、皆さんの商品が必要ないと判断した方には提案しなくてもいいんです。必要な方にだけ提案してあげればいいんです。そして、あなたの商品を必要としている、悩みも解決できるのに、あなたがコーチング商品を提案しないのなら、あなたはまだ誰も助けることはできません。
なので、あなた自身やあなたの思い、あなたの商品にもっと自信を持ちましょう!そして、自信を持ってあなたのコーチング商品を提案しましょう。
もう一度聞きます。
あなたにとって、セールスとは何ですか?
もう一度しっかり考えてみてください。どうぞ。
どうですか?1回目のワークに比べて、セールスのイメージがガラっと変わったんじゃないですか?お客様にあなたのコーチング商品を買ってもらうことは、お客様を豊かにして、お客様を幸せにすることです。是非、このマインドセットは覚えておいてください。だからこそ、皆さんは自分に自信を持ってお客様にコーチングを提供してください。あなたのコーチングに救われる人は必ずいます。
セールスに必要な3つの自信
「セールスの定義は言語化できたけど、それでもまだ自分に自信がないです。」
そういう人もいるかもしれませんね。では、これからセールスで大事な3つの自信についてお伝えします。
セールスに自信がないと感じている人は、セールスする前に最低限、今からお伝えする3つの自信を見つけてください。
まず1つ目は、「自分に対する自信」です。
「自信がない人から商品を買いたいと思わないんじゃないですか?正太さん、自分に自信がないから困ってるんですよ」
そう思う人も多いかもしれませんね。でも、これほとんどの人が勘違いしてるんですよね。皆さんがコーチングを提供する時に、こんな風に思ったことはありませんか?
こんな自分のスキルでお金をもらってもいいのかな。
自分よりすごいコーチがたくさんいるのに、自分でもいいのかな。
こんな風に自分に自信がなくて悩んでいますよね。これ、ほとんどのコーチ初心者が陥る罠なんです。だって、コーチ業界には自分よりもすごいコーチがたくさんいるじゃないですか。
もちろん、自分よりスキルも実績も上のコーチはたくさんいます。でも、もしかして皆さんは、コーチ業界でトップクラスにでもなろうとしていませんか?トップコーチでもなろうとしていませんか?これ、よくあるコーチの勘違いなんですけど、皆さんがコーチング業界のトップになる必要、全くないんですよね。お客様にとって、あなたがオンリーワンになるだけでいいんです。
よく、「自分には自信がありません。」っていう方もいますが、あなたがこれまで学んできた知識や経験を必要としている人は必ずいます。むしろ、あなたの半径5m以内の人で、あなたほどコーチングを学んだり、知識に自己投資したり、誰かの役に立ちたいとこうやって僕の動画をここまで見て、熱心に学んでる人は、いると思いますか?いませんよね。
それにもし、あなたが30歳だとしたら、30年分の学びをあなたは持っているんです。30年分のあなたにしか経験できなかった知見と今まさに、あなたがこうやって学んでいる知識が詰まっているんです。だから、あなたの価値は安くないんです。
あなたの価値を安売りして欲しくないんです。「自分なんて」と思わず、「自分の助けを待っている人がいる」「自分だからこそ助けられる人がいる」、そういうあなたの思いを忘れないでください。別にコーチ業界でナンバーワンになる必要なんてないんです。クライアントさんにとって、あなたがナンバーワンコーチになればそれでいいんです。そして、コーチとしてあなたを選んだのなら、クライアントさんにとってあなたがナンバーワンコーチです。このマインドを忘れないようにしてください。
2つ目は、「商品に対する自信」です。まだ自分のコーチングスキルやコーチング商品に自信がないかもしれません。でも、最初なんてみんなそうですよ!0からいきなり完璧な商品なんて作れるわけないじゃないですか。最初から完璧な商品なんて作ろうとしなくたって大丈夫なんです。むしろ、完璧な商品なんて一生できることはありません。ずっとずっとブラッシュアップされて、改善し続けていくんです。
例えば、iPhoneだってそうですよね。毎年毎年、商品がアップデートされていきますよね。それと同じように、あなたのコーチング商品もブラッシュアップさせていけばいいんです。最初から完璧なものをを作ろうとせずに、テスト販売のつもりで始めていきましょう。
3つ目は、「理念・思いに対する自信」です。あなたが人の役に立ちたいとコーチを目指した理由は何ですか?講師として、人の人生のサポートしたいと思ったきっかけは何ですか?その理念や思いを忘れないでください。そのあなたの綺麗な思いに自信を持ってください。
「その思いを、皆さん語っていますか?いや、恥ずかしくて語れないですね。」
絶対語ってください!その思いが、あなたが講師として選ばれる理由になるんです。そんな綺麗な心意気を諦めないでください!そのあなたの心意気を形にできたのなら、今よりもっといい顔になりそうじゃないですか?綺麗事だって、笑われたっていいんです。あなたが「人の役に立ちたい」と思った熱い思いは、めちゃくちゃ素敵です。その思いを忘れないでください。
「尚さんにも、コーチを目指した思いってあるんですか?」
もちろん、僕にもありますよ。僕がコーチを目指したきっかけは、SNSではあまり公開していませんが、こちらのノートで限定公開しています。
https://note.com/kanasawa9420/n/n7d2fbc2a4e8c
ここまでで、セールスに対するマインドセット、セールスに対する自信をお伝えしてきました。ここまでで、セールスに対する抵抗感が少しはなくなってきたはずです。
「セールスすることに抵抗感はなくなってきたけど、そもそもセールスについてよく分かりません。セールスってやったことがないので、あまりイメージが湧きません。」
そう思いますよね。では、ここからはセールスの全体像についてお伝えしていきます。
セールスの全体像を理解する
実は僕自身も会社員出身なんで、セールスなんて全くの初心者でした。なので、セールスをしたことがない皆さんの気持ちが痛いほど分かります。なので、ここからは皆さんにも分かりやすいように、セールスを恋愛に例えて解説していきます。
「恋愛?セールスと恋愛って関係あるの?そんなことより早くセールスの流れを教えてよ。」
そう思いますよね。でも実は、恋愛にはセールスの要素が全部含まれているんです。セールスって単体で考えると、正直あまり良いイメージってないじゃないですか。そして、僕みたいに営業経験も成約した経験もない人にとっては、理解しづらいじゃないですか。
でも、「セールス」に「恋愛」をくっつけて考えると、ものすごく分かりやすく理解することができるんですよね。この恋愛に例えて解説することで、大好きなあの人(お客様)と付き合うまでのストーリー(成約する前の流れ)が、正しく理解することができます。
だから、皆さんもご自身の恋愛体験を思い出しながら見ていただけると、より学びが深まります。
この恋愛の流れを5ステップにして説明していきます。コーチングスクールでは絶対に教えていない、セールスについて日本一分かりやすく解説していきます。
ここからからは、僕の彼女としてしっかり考えてくださいね。「私、結婚しているから」とかなしにしてくださいよ。結婚している人は、1回その指輪を捨ててもらってもいいですか?こっからは、皆さんフリーになったつもりで見てくださいね。
まず、恋愛って出会うところからスタートしますよね。なので、ステップ1は「出会う」ことから行きます。
では、皆さんに質問です。あなたは今、恋人探しのために合コンに来ています。初対面の異性と対面した時に、こんな人素敵だなみたいな感じで、どんな人に好意を抱きますか?
あなたが「こういう人、良いよね。」っていうポイントがあれば教えてください。一度ゆっくり考えてみてください。
どうぞ。
どうですか?考えましたか?
「う~ん、笑顔が素敵な人かな。愛嬌がある人がいいです。明るくて優しい雰囲気がある人かな。一緒にいて話が楽しい人。チャラチャラしてない人がいいかな。」
こんな感じで、皆さんの中で色々あると思います。ではここで、皆さんに質問です。皆さんがこれからセールスをする立場になった時に、初対面のお客様とお会いする時、あなたは今言ったことを全て気をつけていますか?
正直「ギクッ」とした人も多いはずです。皆さんは自信を持って「気をつけてた」と言えますか?もし、違ったらコメント欄で教えてください。
ぶっちゃけ、セールスここで決まってるんですよね。セールスのスキルとかじゃないんですよ。ちょっと衝撃的なお話をしてしまいますね。「第1印象が悪ければ、そこで試合終了です。」
「え、さすがにそれは言い過ぎなんじゃないの?」
そう思いますよね。でも、これには根拠があるんです。「人は第1印象で決まる」って聞いたことありませんか?人は、1番最初に印象に残るのは、視覚情報だと言われています。
皆さん、「メラビアンの法則」って聞いたことありませんか?「メラビアンの法則?何それ?」
メラビアンの法則とは、人と人とのコミュニケーションにおいて、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、話の内容が7%のウェイトで影響を与えるという心理学上の法則の1つです。つまり、半分以上はその人を見た瞬間の第1印象で決まるということです。
どれだけ良いことを言っても、第1印象が悪ければ無駄なんです。だから「第1印象が悪ければ、そこで試合終了」ということです。そして、初対面の人の印象は3秒で決まると言われています。もはや自己紹介とかしてる場合じゃないですよね。「会った瞬間」、その人が良い感じの人か、悪い感じの人かの印象が決まってしまうということです。
しかも、これ恐ろしいのが、その初対面に印象づいた印象は、6ヶ月間変わらないと言われています。つまり、第1印象が悪かったら、6ヶ月間悪い印象のままだということです。
結局、どれだけセールスのスキルを学んでも、印象が悪ければもう無理です。だから多分、皆さん僕のこのYouTube動画を初めて見た時に、僕のことを「すごいいい印象」を持って、この動画をここまで見てくれてると思うんですけど。違いますか?もし違ったら、コメント欄で教えてください。全力で謝ります。
なので、スキルやノウハウ、テクニックよりも、この第1印象をどれだけ良く見せれるか?良い雰囲気?良い人に見せれるか?に注力してください!第1印象、侮らないでください!常に他人からどう見られているか、ここを意識していきましょう!
第1印象に気をつけたら、次のステップです。あなたは気になるあの子をロックオンしました。そんな気になるあの子を射止めるために、あなたは?
また考えてみてください。どうぞ。
どうですか?考えましたか?
「この子、なんかいいな」と思ったら、皆さんは何をしますか?話しかけに行くか、どんなことが好きなのかな?とか観察しちゃうかもしれないな。
そんな感じですよね。「この子、どんな子なのかな?」って隣の席に行って話しかけてみようってなりますよね。なので、ステップ2は「相手のことを知る」です。
皆さんが言った通りに、相手のことを知らないといけませんよね。なので、「相手のことを知る」っていうのを、次のステップでやっていきます。
皆さんは、恋人を探しに来たのに、その人のことを知らないと、付き合えませんよね?では、皆さん、その気になる人がいたら、どんなことが知りたいですか?また、ここで考えてみてください。どうぞ。
どうですか?
「そりゃあ、その人の好きなこととかが知りたいかな。好きなタイプとかも聞きたいかな。自分との共通の趣味があるかとか、好きな食べ物とか聞くかな。」
今、皆さん、こんな感じに気になるあの子には、色々聞きたいことがあったと思うんですけど。ここで、また衝撃的なお話をします。
それは、「セールスになった途端、相手のことをろくに聞かずに、いきなり商品説明をしていませんか?」
これも正直「ギクッ」とした人が多いはずです。「これ、やっちゃってない?もしくは、やられた!」ってことありませんか?
ぶっちゃけ、僕は売れてない頃、めちゃくちゃやっていました。ここの「相手のことを知る」というステップをすっ飛ばす人が本当に多いんです。
好きな人(お客様)と付き合う(成約したい)となったら、まず、その人がどんなことが好きなのか?とか、どんなことが嫌なのか?とか、その人のことを知らないと付き合えないじゃないですか。「し、正太さん、そんなの当たり前じゃないですか」
そうですよね。恋愛だと、これ誰でも分かるんですけど。でも、これ不思議なのが、いざセールスに置き換えた瞬間、いきなり商品の説明をし始めちゃうんですよね。
特に今、SNSがすごい便利なので、「DMとかで、私こんな商品を扱ってるんですけど、どうですか?」みたいなのって、来たことありませんか?ありますよね。
これ、恋愛に例えたら、僕があなたと合コンであったとします。僕があなたとお付き合いしたいと思っていて、あなたの横に座って、「僕は、車はベンツに乗ってて、東京の港区に住んでいて、ベンチプレスも100kg持てるんですよ。今まで、30人くらいと付き合ってて、めちゃくちゃモテてきたんですけど、ちょうど今フリーなんですよね。僕と付き合いませんか?」って言ってるようなもんなんですよ。
誰が付き合うの?って話ですよね。これと同じように、セールスになった瞬間、商品の説明をしないといけないと思っているんですよね。
だからこそ、ヒアリングが大事ってことなんです!相手がどんなことを求めているのかを聞かないといけないですよね。
例えば、コーチングで言えば、「コーチングして欲しい。」って依頼が来たとしたら、「なんでコーチングして欲しいのかな?」っていうところに興味を持たないといけないんです。
ここ、大事なところなのでマジで気をつけてください。いきなり商品説明をした人が本当に多いんです。「ここ、マジで注意です!これ、をしちゃうと本当に売れないので、皆さんマジで気をつけてくださいね。」
で、これ補足なんですけど、人は自分の話を聞いてくれる人に好感を持ちやすいという心理学があります。例えば、皆さんも自分の話をもっと聞いて欲しいって思ったりしませんか?
「確かに、自分の話を聞いてくれると嬉しいかも。」
人に話、そういう話を聞いてもらいたいという欲求があるんですよね。だからこそ、「あなたのことをもっと知りたいです!」っていうスタンスで聞いてあげるのが大事なんです。
なので、商品の説明をする前に、「あなたの話を聞く姿勢」ってのは、お客様からすると、あまり整ってないんですよね。だからこそ、お客様に「あなたの話を、私も聞きますよ。」という姿勢に持ってきてからじゃないと、商品説明をしても聞いてもらえません。
なので、あなたがお客様に対して、どんどんヒアリングをしてあげるこというのは、信頼関係も気づきやすいし、お客様に「次は、あなたの話も聞きますよ。」ていう姿勢にも持っていけるので、一石二鳥なんですよね。だから、ヒアリングが大事なんです。
だからこそまずは、「相手のことを知る」。相手のことをろくに知らずに売り込むのはやめましょう。
ここまで大丈夫ですか?
相手のことを知ろうとヒアリングもできました。では、次のステップに行きますね。
相手のことも知れて、話も盛り上がり、お互い、すごい印象もいいです。第1印象もいいし、話も盛り上がって、後日あなたは2人でデートに行くことになりました。
ここからがあなたの腕の見せ所ですね。そこで、ステップ3の「デート」になります。
ちなみに、「デート」って、セールスで言うと何になりますか?「プレゼン?」「体験セッション?」「自分自身の説明?」とかそんな感じですよね。「デート」イコール「商品説明」です。
デートは、好きな子と付き合って欲しいので、自分を売り込みますよね。「あなたと付き合ったら楽しそうだな」って思ってもらうのが、デートになります。
「この商品を買ったら、すごく良さそうだな」って思ってもらうのが、デートになります。
では、気になるあの子とデート当日になりました。あなたはどんなことを意識してデートに望みますか?
「うん、デートの計画を立てるかな。ここまで来たら嫌われたくないから、雰囲気を良く見せるかな?とりあえず、相手を喜ばせることを考えるかな。」
そんな感じに思いますよね。なので、デートでは特にこの3つを意識して欲しいです。
デートで意識するべき3つのポイント
相手が喜ぶことを考える。
ワクワクさせて感情を動かす。
付き合った時の未来をイメージしてもらう。
この3つになります。
例えば、男性に聞きたいんですけど、デートって言ったら、皆さんサプライズとかって用意しませんか?
「用意しますよね?え、僕だけですか?」
じゃあ、女性に聞きます。サプライズとか用意してもらってたら嬉しくないですか?
「めっちゃ嬉しいですよね。」
これ、何が言いたいのかと言うと、相手が喜ぶことって、デートだと分かると思うんですけど、セールスに換えるとどんなことをしたらいいか、イメージがつきますか?
営業とかセールスしたことがないと、ちょっと難しいですよね。これ、結論から言うと、相手が求めている情報や資料を事前に用意しておくということなんですね。
例えば、僕が実際に経験した話なんですけど、僕は両親が住んでいる実家をリフォームしてあげたんです。でも、やっぱり予算が気になってたんですよ。これは、僕自身に「予算が気になる」という悩みがあったということです。
その時に、営業マンがその僕の悩みを先読みして、税金対策や控除に関する資料を用意してくれたんですね。その時に、「あ、めっちゃこの人使えるし親切だな。」って思ったわけなんです。その時の営業マンは、僕が予算を気にしているというニーズを組んで、税金や工事の話をしてくれたんですね。
例えば、コーチングの体験セッションとかだったら、「コーチングって何?どんなことするの?」と不安に思ってる子がいたとしたら、コーチングの解説資料などを事前に用意してプレゼントしてあげると嬉しいですよね。
「確かに、それなら用意できそうかも。」
こんな感じで、お客様が今、どんなことを求めているのかな?こういうものがあったら嬉しくないのかな?っていうのを、事前に用意しておくということです。
こんな感じで、相手が喜ぶことを考えてみましょう。では、2つ目に行きます。2つ目、「感情を動かす」ということです。セールスというのは、この感情を動かしてあげるというのが大事なんです。
「感情を動かす?ってどういうこと?難しいよ。感情を動かすって誰でもできるの?」
そう思いますよね。それが、できるんです!これは、右脳・左脳の話になるんですけど。「右脳・左脳?ほら、もう分からないよ。」
大丈夫です。本当に簡単なので、しっかりとついてきてくださいね。
右脳は、ひらめきやイメージ、芸術性、想像性など。左脳は、話す、書く、計算する、分析するなどと言われています。
簡単に言えば、右脳が感情、左脳が論理になります。これ、右脳と左脳、どっちも動かしてあげることが大事なんですよね。
大体、皆さん商品説明をする時って、数字の話とかしませんか?例えば、「これには、こういう機能があって」みたいな感じです。
でも、機能や性能ばかり説明されても、感情が動いてないから、欲しいとはならないんですよね。で、そのまま終わってしまうんです。だからこそ、右脳も動かしてあげる必要があるんです。
この右脳と左脳、どっちも動いた時に、人は物を買えます。大丈夫ですか?ついてこれてますか?「右脳がどっち?左脳がどっち?覚える必要はないんです。」大丈夫です。
「じゃあ右脳を動かすためには、どうすればいいの?」
誰でも簡単に1撃で右脳を動かす方法を、これから伝授します。では、皆さん想像してみてください。
あなたは女性で、気になる彼に家までベンツで迎えに来てもらって、ディズニーランドに行きます。夜は高級お寿司屋さんでご飯も行きます。しかも、全部ご馳走してもらいました。でも、その時のデートが1mmも楽しくなかったら、あなたはその人と付き合いたいと思いますか?
「さすがに、それは付き合えないかな。」
そう思いますよね。でも、これってデート的には完璧じゃないですか。つまり、商品説明(左脳・論理)の部分は完璧だったということです。
でも、付き合いたいとはならないですよね?デートが楽しくなかったら、その人と付き合えるのかって話なんです。
でも、それよりだったら、電車で一緒に話しながらディズニーランドに行って、一緒に耳とか付けながらワイワイはしゃげるような人の方が、付き合える可能性ってありそうじゃないですか。「確かに。デートが楽しい方が付き合えそうだな。」
そうなんです。つまり、何が言いたいのかと言うと、「あなたといたら楽しい」って思ってもらうことが重要なんです。これが、感情を動かすということです。
「でも、尚さん。その「楽しい」って思ってもらうためには、どうすればいいの?」
そう思いますよね。これ、実は1番簡単に「あなたといて楽しい」と思ってもらえる方法があるんですよね。「あなたと一緒にいて楽しいと思ってもらえる方法?これ、知りたいですか?翔太さん、早く教えてよ。」
焦らしてすいません。「あなたと一緒にいて楽しいと思ってもらえる方法」、それは「よく笑う」ということです。本当にこれだけです。
「え、尚さん。「よく笑う」より、面白いことを言って笑わせた方が、いいんじゃないの?」
そう思いますよね。でも、これもよくある勘違いなんですけど、僕たちって「誰かを楽しませるために面白いことを言わないといけない」って思い込んでいませんか?皆さんも、そう思った経験ありませんか?
でも、僕たちって芸人さんじゃないんだから、面白いことって一切言わなくていいんですよね。むしろ、素人のボケって寒いことが多いじゃないですか。もちろん、そういうお笑いが得意な人はいいかもしれませんが、ほとんどの人は芸人さん並みに面白いことは言えないはずです。
だから、その分よく笑ってあげるんです。これ、面白いんですけど、人は自分を笑わせてくれる人より、笑ってくれる人の方が好きなんですよね。
これ、例えば皆さんの1番の友達を思い出してみてください。その人って、めちゃくちゃ面白ですか?
「どうですか?そんなに芸人さん並みに面白いわけではないですよね。あなたが一番仲のいい友達って、一緒にいて気が合うし、居心地がいい人じゃないですか。確かに、そこまで面白い人ではないかも。」
だから、喋って面白いことを言おうとしなくていいんです。よく笑って、よく聞く。これが1番大切なんです。これが、感情を動かして、感情を動かすということです。
ここまで大丈夫ですよね?ガンガンいきますよ。そして3番目、「付き合った時の未来をイメージしてもらう」。
デートでは、「あなたとお付き合いしたら楽しそう」ここをイメージしてもらうのが大事なんです。例えば、コーチングで言うと、「あなたのコーチングを受けたら変われそう」「理想の目標を叶えられそう」そう思ってもらうことが大事なんです。
よくある間違いなんですけど、お客様はコーチングが欲しいわけじゃないんですよね。コーチングをしてもらって、変われた未来が欲しいんです。だから、ここでは「僕とあなたが付き合ったら、どんだけ幸せになれるのかをイメージしてもらう」ことが大事なんです。
ここは大事なところなので、もう少し深掘りしますね。だから、このステップ3のデートでは、ワクワクしてもらって感情を動かして、商品を購入した未来をイメージしてもらうことが大事なんです。
これをコーチングで例えると、コーチングセッションしてると、どんどんどんどん楽しくなって来るじゃないですか。新しい気づきとか、理想の未来を描けてくるとワクワクしてくるじゃないですか?そこが、感情を動かすというところです。
「そこで、「じゃあ、ちなみに僕の半年間の継続セッションを受けたら、どうなるんです?」が、ここの「商品を購入した未来をイメージしてもらう」ということになります。
では、次はステップ4になります。
では、皆さん、デートもうまくいって、雰囲気もめちゃくちゃいい感じです。皆さんなら、次は何をしますか?
「そりゃあ、もう思い切って告白するでしょう。あとは、告白してOKをもらうだけ。」
もしかして、そう思っていませんか?そう思った人は正直に手をあげてください。
今、手を上げた人全員、甘い!です。まだ甘いんですよ。大好きなあの子を確実に仕留めるためには、もう1段階ステップを踏む必要があるんですよね。このステップを踏むかどうかで、クロージングが必要なくなるんです。
「え、もう1段階?って、何をすればいいの?」
それが何かと言うと、「意思確認」です。「意思確認?そんなこと必要なの?」
これ、めっちゃ大事ですね。これ、セールスだと、テストクロージングとも言ったりします。「テストクロージング?何それ?」
セールス用語で、「クロージング」と「テストクロージング」というものがあります。
クロージングとは、直訳すると「終わり」や「締めくくり」などを意味する言葉で、営業活動においては、相談を契約へ結びつける最終段階のフェーズを指します。
テストクロージングとは、営業トークの途中に購入する意思がどれくらいあるかを顧客に確かめることです。通常のクロージングは個別相談を最後に行いますが、テストクロージングは個別相談中に行います。顧客にほとんど購買欲がない場合は、そのまま個別相談を終えることもあります。
つまり、このテストクロージングとは、気になるあの子に「付き合う気はあるのか?」というのを探りを入れるということです。
例えば、その子のリアクションがめっちゃ微妙で、「まだ付き合いには気が早かったかな?」って思えば、告白しないで、またデートを繰り返してもいいですよね。
もし、相手も「付き合いたい」とその気があれば、そのまま告白(クロージング)という流れになります。
いきなり告白しても、振られちゃうことが多いんです。なので、告白前に相手の意思を確認しておいた方が、振られる可能性も低くなりますよね。
簡単に言ったら、クロージングする前に相手の意思を確認しましょうね。ということです。
つまり、あなたはデート(商品説明)が終わった後に、相手が現段階であなたの事(商品の事)をどう思ってるのかを確認してから、告白(クロージング)していますか?っていうことです。
「確認してなかったな。」
ほとんどの方は、確認していないはずです。例えば、僕は青森に住んでいます。あなたは東京に住んでいます。このままお付き合いすると、遠距離になるじゃないですか。「これって、遠距離で本当にうまくいくのかな?」って不安があるじゃないですか。
これを、告白してから相手の不安を覆すんじゃなくて、告白する前に、その相手の不安を解消してあげることが大事なんです。
「それって、どういう意味があるの?」
実は、これめっちゃ意味があります。このテストクロージング(意思確認)をすることで、そもそもクロージングがいらないんです!
例えば、僕があなたに告白した後に、「尚さんと一緒にいたいんだけど、やっぱり遠距離だからな~」て言われた後に、「いや、遠距離でも大丈夫ですよ。僕が毎月会いに行きますよ。」て、僕が言ってきたら、なんかめっちゃ必死だなって思みませんか?ダサくないですか?「確かに、余裕がない感じがするな。」
そうですよね。これがセールスになると、おし売り感が出てしまうんです。「この人、売れてないのかな?人気ないのかな?余裕がないのかな?」って思っちゃうわけなんですよね。
だから、例えばデートで言ったら、デートが終わる頃に、「僕は、はなこちゃんのことを真剣に考えていて、よかったらお付き合いしたいなって思ってるんですけど。もし、仮に僕とお付き合いするとなったら、何か不安に思ってることってないですか?」って、告白前に確認するってことですね。
「え~そんなこと聞けるかな?」
そう思うかもしれませんが、聞いておいた方が、はなこちゃんのためにもなるんです。そこで、はなこちゃんから色々不安が出てくるかもしれないじゃないですか。その不安を解消してあげてから告白した方がスムーズですよね。
これを、セールスで置き換えたら、例えば、「僕は、〇〇さんの役に立ちたいと本気で思ってるんですけど。もし、仮に僕のサポートを受けるとしたら、今、不安なことってありますか?」って聞くことが大事なんです。
「ここ、少し難度が高くなってきましたけど、大丈夫ですか?その意思確認をした後は、どうすればいいの?」
確認をして、何も不安なことがなかったら、あとは思い切って告白しちゃえばいいんです!もし、不安なことがあれば、告白はまだ早いです。
例えば、「契約内容がまだ不安かな?」「金額が不安かな?」「サポート内容をもう少し聞きたいかな?」色々不安があると思います。
ここで、何が引っかかってるのか
これを明確にすることが大事なんです。ここの不安なことを解消しておくと、後で告白した時にごちゃごちゃ言う必要もなくて、めちゃくちゃ楽なんですよね。
例えば、僕がはなこちゃんに告白をして、花子ちゃんが「遠距離がちょっと」って、やや否定的なことを言われると、その後気まずくなるじゃないですか。重たい空気が流れて耐えられないですよね。それよりだったら、「僕と付き合ってください!お願いします!」って気持ちよくお付き合いできる方が理想的じゃないですか。
ここまで、なんとなく大丈夫ですか?ここのテストクロージングの感覚は上級者向きなので、ここまではなんとなく理解してる程度で大丈夫です。
この記事を見てるにつれて、少しずつ理解が高まってきます。なので、ここまでは「なんとなく」で大丈夫です。
なので、このステップ4をまとめると、「告白(クロージング)する前に1回、不安なことがないかを確認しましょうね。」ってことですね。
もし、ここで不安なことが出てきたら、しっかりとそれを解消してあげてから告白してくださいね。ってことですね。
ここまで来たら、後は告白です。相手の意思もしっかりと確認できたら、あとは最終ステップに進むだけです。
ここまで聞いていただいて、「意思をしっかりと確認して、なんか彼女もその気があるし、行けるかもしれんな」って判断したら、思い切って告白して、成功しそうじゃないですか?「確かに、ここまで来たら成功確率も高そうだな。」
そうなんです。この告白までに来る段階で、付き合えるかどうかは、ほぼ決まっているんです。
ここで衝撃的なんですが、基本的にはこの、この告白(クロージング)までで勝負が決まっています。「ここ、めちゃくちゃポイントです!告白する前に付き合えるかどうか、決まっているということです。」
「え、告白前に勝負が決まっているの?最後のクロージングで勝負が決まるんじゃないの?」
そう思いますよね。では、皆さんは「クロージング」とはどんなイメージがありますか?
最後に説得する話術でしょ?
お客様を説得することでしょ?
相手が断れない状況を作り出すこと。
クロージングで切り返したりして、契約を勝ち取ること。
そう思いますよね。「クロージング」について、そういうイメージをしている方が多いと思いますが、そのイメージを今、この瞬間から消し去ってください。
そういうイメージがあるから、セールスすることに抵抗感があるんです。「確かに、保険とか車の営業とかって、ゴリゴリくるイメージがありますよね。だから、営業マンって良いイメージがないんですよね。僕もそうでした。それがセールスに対する悪いイメージだったりするんですよね。」
だから、今日からクロージングに関する常識も変えてください。「クロージングは、ノーをイエスにすることではないのです。」
「で、クロージングとかって、切り返しトークが大事だと思っていた。」そう思ってる人が多いと思いますが、断言します。「クロージングを勉強しようとしないでください。」
例えば、商品が売れないとしたら、クロージングを改善しようとするのではなくて、商品説明だったり、ヒアリング方法に問題がある可能性があります。だから、クロージングを勉強する必要なんてないんです。
よく、成約コーチや成約コンサルタントが「切り返しトーク、何選」とかって言ってますけど、あんなのマジで勉強しなくていいです。
例えば、告白して、はなこちゃんに振られたのに、「どうやってはなこちゃんのノーをイエスにしようかな?」て考えますか?「考えないですよね。もう無理じゃないですか。」それと一緒なんです。
告白して振られた後に、「僕と付き合うと、こんなにいいことがあるよ。」「僕と付き合わないともったいないよ。」などとと言われても、嫌悪感しかないですよね。だから、告白する前に勝負が決まっているんです。
〇〇ちゃんに告白して振られた後に、「告白の仕方を変えた方が良かったかな?」って思いますか?「それよりだったら、もっとデートの回数を増やした方が良かったかな。サプライズとかを増やして、もっと喜ばせてあげた方が良かったかな。」て、思いますよね。
これと一緒なんです!なので、もしこの動画を見ている方でクロージングに苦戦している方は、クロージングを見直すんじゃなくて、クロージング前のフェーズを見直してみてください。
もちろん、成約してもらうためのテクニックや心理学もあるんですが、そこをもちろん教えていくんですが、それよりももっと改善できるところがあるということです。9割、クロージング前のフェーズでずれている可能性が高いです。だから、クロージングまでで勝負がついていると思っててください。
「クロージングはどんな感じにすればいいんですか?」
クロージングは、ただ背中を押してあげるというイメージです。「僕は、花子ちゃんと真剣にお付き合いしたいと思っています。もしよかったら、僕とお付き合いしてもらえませんか?」と思い切って、思いをぶつけるだけでOKです。
告白は、ストレートに思いをぶつけるだけです。人は思いをぶつけられると、そこでまた感情がより動きます。そういうところでも感情を動かしていきましょう。
ここまでのステップ、
出会い
相手のこと知る
付き合った時の未来をイメージしてもらう
意思確認
告白(クロージング)
これらをしっかり踏めば、あなたの大好きなお客様と付き合えることが可能になります。是非、このセールスの全体像を理解しておいてください。
コーチングを売りたいなら、コーチングを売ってはいけない
ここまでで、セールスの全体像を理解することができたと思います。「よし!セールスの全体像も分かったし、これからバンバンコーチングを売っていくぞ!」
ちょっと待ってください!そう思ったあなた、マジで聞け!です。「コーチングを売りたいなら、コーチングを売ってはいけません!」
「ん?どういうこと?尚さん、意味が分からないです。」
そう思いますよね。実は、売れているコーチはコーチングを売っているわけではないんです。「じゃあ、何を売っているんですか?」
そう思いますよね。ここから、より詳しく解説していきますね。コーチングスクールでは絶対に教えていないので、集中して聞いてくださいね。
例えば、皆さんがこれからコーチングをご案内する時、どうやってご案内していますか?
「それは、普通に商品の説明をするんじゃないんですか?」
そう思いますよね。普通の人はそう思うはずです。
「でも、これから皆さんが売れるコーチになりたいのなら、その考えだと、いつまでたっても売れません。今から、この言葉をしっかりと覚えておいてください。それ、それは、「商品を売りたいなら、商品説明をするな!」いいですか?「商品を売りたいなら、商品説明をするな!」この言葉、しっかりと頭に叩き込んでください。」
「いやいや、商品を売るなら商品説明しないと買ってもらえないでしょう。自分の商品の魅力を伝えるためには、商品説明をするでしょ!」
こんな風に思った方も多いはずです。
でも、実はこの考え方、自体が間違っているんです。「え、そうなの?」
そうなんです。なぜなら、商品を売る方のコーチと、商品を買う方のお客様とでは、目的が違うからです。「ん?どういうこと?」と思った方も多いはずです。
大丈夫です。こっからもう少し丁寧に解説していきますね。では、皆さんに質問です。お客様の目的は何だと思いますか?
「う~ん、コーチングを受けること。話し相手が欲しいとか、色々あると思います。」
ここ、大事なので何度も言いますが、実はお客様は商品が欲しいのではなくて、お客様の目的とは、「商品を手に入れた先の未来が欲しい」んですよね。
例えば、
コーチングを受けることで、自分軸を持って他人に振り回されずに生きたい。
コーチングを受けて、起業するという目標を達成したい。
ここをしっかりと理解しておく必要があります。
さっきのコーチングの語源のように、馬車の説明を延々とされてもいらないですよね。なので、あなたのコーチングを受けることで、お客様はどんな理想の未来を叶えられるかを言語化しておく必要があるんです。
では、ここでワークです。
あなたのコーチングは、誰のどんな悩みを解決しますか?
あなたのコーチングを買ったら、お客様はどうなりますか?
ここを一応、しっかりと原稿化してみてください。
どうぞ。
是非、あなたの答えをコメント欄で教えてください。では、次に裏側コーチの目的は何だと思いますか?
「コーチングを買ってもらいたいこと。継続セッションを受けて欲しいこと。」
そう思いますよね。そうなんです。裏側コーチは、商品を買って欲しい、成約が欲しい。そう思っているんです。だから、「商品を買ってもらうためには、もっと商品の魅力を伝えないといけない。」そう無意識に思ってしまってるんですよね。
ここでお客様と裏側コーチでは、目的のギャップが生じてしまうんです。お客様は、理想の目標を手に入れたいし、商品は手段でしかないんです。ただ、売る側(コーチ)は契約が欲しいから、「もっと商品の魅力を伝えないと」って思ってしまうんです。
この営業マンとお客様の目的の違いを理解しようことで、あなたのコーチング商品を提案する時のスタンスが変わってくるはずです。
逆に、この目的の違いを理解せずにコーチング商品を成約すると、あなたは契約が欲しいばかりに、商品説明ばかりしてしまい、逆にコーチングを受けるメリットが伝わらなくなり売れなくなってしまうんです。
この目的の違いは、めちゃくちゃ大事な考え方なので、しっかりと理解しといてくださいね。
売る側と買う側の目的の違いを理解する
「売側と買う側の目的の違いは分かったけど、じゃあどうやってコーチングを売っていけばいいの?」
そう思いますよね。
ここで、また皆さんに衝撃な事実をお知らせします。この事実を知らないでコーチングを売り始めると、一生売れないコーチになってしまいます。これから皆さんにセールスの方法、高単価の売り方について解説していこうと思うんですけど、皆さんにここで残念なお知らせがあります。
それは、実はコーチングは売れません。「え、ショータさん、どういうこと?これからコーチングの売り方を教えてくれるんじゃないの?」
そうなんですが。でもぶっちゃけ、これが本質なんです。「コーチングは売れません。」
3,000円とか低単価なら売れるかもしれませんが、商材を記載すると30万円以上の高単価だと、「コーチングは売れません。」
「え、でも、尚さんの受講生、売れてるんじゃない?それは、なんでですか?」
そうですね。コーチングは30万円以上では売れませんが、なぜ売れているコーチがいるのか、その秘密をこれから公開いたします。
では、ここで皆さんに1つ質問です。
なぜ、コーチングが30万円以上でも売れると思いますか?30万以上って、結構な金額ですよね。30代会社員の1ヶ月分の給料くらいはありますよね。なぜだと思いますか?
「資格があるから。スキルがあるから。実績があるから。」
もちろん、コーチとしての最低限のスキルは必要です。
ですが、違います!コーチングをビジネスにしていくのに、資格は全く必要ありません。コーチングは国家資格でも何でもないです。世の中にある、なんちゃら認定コーチというのは、ただ民間のコーチングスクールが発行しているだけで、特に単価アップに効力は全くありません。
その資格があるからといって、制約が取れたり、単価が上がるわけでもありません。
ちなみに、僕はやりませんが、「認定コーチ」という資格も発行しようと思えばできます。「認定コーチ欲しい方」は、コメント欄で教えてください。別に、これはコーチングスクールを否定しているわけではなくて、コーチングをビジネスにしていきたいのなら、資格にこだわる必要はないよっていうだけの話です。
コーチングスクールでコミュニケーションや対話スキルを身につけるために、スクールで学ぶのは全然問題ないです。ただ、コーチングビジネスしていくのに、資格にこだわる必要はないよっていうだけです。
その上で、コーチングが30万以上でも売れる理由って、何か分かりましたか?
「資格じゃないなら、実績や経験?年数が長ければ?」
そう思いますよね。それも違います。
結論から言うと、「30万以上の価値があれば、お客様は買ってくれるからです。」
「え、30万以上の価値?って何?よく分からなくなってきた。」
大丈夫です。ここからは、コーチとして売れるためにはめちゃくちゃ大事な考え方なので、しっかりと聞いてくださいね。コーチングスクールでは絶対に教えていないことです。
何度も言いますが、「売れないコーチほど、コーチングを売ろうとしているんです。」コーチング自体には価値はないんです。「え、じゃあ、何に価値があるの?」
そう思いますよね。
「コーチングには価値はなくて、コーチングで得られる未来に価値があるんです。」
「コーチングで得られる未来?まだなんか難しいな。」
大丈夫です。ちゃんと解説しますね。
お客様は、コーチングに価値を感じるんじゃなくて、コーチングで得られる未来に価値を感じるんです。つまり、「コーチングは30万円で売れる」んじゃなくて、「コーチングを通して得られる未来が30万円で売れる」んです。
こちらに関してはこの記事でも詳しく語っているのでご興味ある方は実践されてみてください。
だから、お客様にこの「コーチングで得られる未来」が伝わっていないと、30万以上でご成約することができないんです。「コーチングで得られる未来?が、まだ分からないな。」
オッケーです!ここで、しっかりと原稿化していきましょう!また、1つワークをします。
あなたのコーチングを受ければ、お客様はどんな未来を得られますか?
あなたのコーチングを受けることで、お客様は何が叶えられますか?
これを言語化してみてください。ここを、あなた自身がしっかりと言語化できて、お客様に伝えられないと、残念ながらお客様は皆さんのコーチング商品に価値を感じません。
皆さん、コーチングは絶対に売れることはありません。
似たようなワークが多いかもしれませんが、僕は角度を変えて質問しているので、言語化すると多少なり表現が変わってくるはずです。そこで、新たな気づきだったり、新たな言語化が生まれてくるはずです。なので、真剣に取り組んで見てくださいね。
では、どうぞ。
どうですか?出来ましたか?言語化できた人から、コメント欄で教えてください。
このワークをやる人、やらない人で、必ず差が出てきます。ライバルは面倒くさくてやらない人がほとんどです。ここで、ライバルたちと差をつけるためにしっかりと取り組んでいきましょう。
ここまでワークを通して、
皆さんのコーチングを受ければ、お客様はどんな未来を得られるのか?
お客様は何が叶えられるのか?
これらが言語化できたはずです。
コーチングで得られる未来を言語化する
「価値があれば、高単価で売れるのは分かったけど、30万円の価値って、どんなのがあるの?」
そう思いますよね。
「価値があれば売れる。」と頭では分かってても、なかなか理解しづらいですよね。大丈夫です。事例を交えて分かりやすく解説しますね。
では、お客様はなぜ価値を感じれば、お金を払っていただけるのか?皆さんもご存知のライザップを事例にして解説したいと思います。
ライザップのダイエットプログラムは、3ヶ月で30万円以上するくらい高額です。ただ、この世の中にはダイエットノウハウなんて山ほどありますよね。では、なぜライザップはここまで爆発的にヒットしたと思いますか?
「会社が大きいから。CMをたくさんしていたから。ダイエットトレーナーが優秀だから。」
それらもありますが、実はライザップ君は、ダイエットを売っていないんです。「え、そうなの?ダイエットのサポートをしているんじゃないの?」
もちろん、そうなんですが、本質的には違います。では、何を売っていると思いますか?
「トレーニング?プロテイン?場所代?」
もちろん、それらも含まれていますが、これも本質的ではないです。
お客様は、ライザップの何に価値を感じて高額なお金を払ってると思いますか?分かった方は、さすがです!
そう、「痩せた体」です。
お客様は、自分の痩せた未来の体が欲しいんです。だから、その理想の未来の体を手に入れれるために、30万円でも払うんです。
「自分は別に、そこまで痩せた体は欲しくないな。」
そういう人は、このライザップではお金は払わないです。つまり、ライザップのお客様ではないということです。さすがに、みんながみんなお客さんになるわけではないですよね。
ただ、
今まで何度をダイエットにチャレンジしたけど、結局どれも挫折してしまった。
1人でダイエットするのが苦しくて、いつも我慢できなくて食べてしまう。
そんな、1人ではダイエットが続かなかった人が、このライザップの商品を高額でも買うんです。ライザップのサポートに価値を感じて、高額でも欲しいと思うんです。
その痩せた未来の体が手に入るのなら、お客様は価値を感じて30万円でも買うんです。
「ライザップが高額でも売れるのは分かったけど、コーチは違うでしょ?ライザップは企業だし、個人でそこまで高額契約は取れないんじゃないの?」
そんな風に思う方もいるんじゃないでしょうか。
もちろん、会社が大きければ、それだけ信用や信頼、安心感があるので、高額でも売れやすいかもしれません。
だからと言って、個人が売れないのかと言ったら、そんなわけではありません。ビジネスの原理原則は同じです。個人のコーチでも、企業同様、高額での成約は可能です。お客様にとって30万以上の価値があると思っていただければ、個人でも売れるんです。
よく高単価でセッションが売れないコーチは、「コーチングで30万円も払う必要があるの?高額で払えない人もいるから、低単価でいいんだよ。」そういうコーチもいますが、コーチングは高単価であればあるほどいいんです。しっかりと相応の対価をいただいた方がいいんです。「え、どういうこと?安ければ安い方がいいんじゃないの?」違います。
それは、日本人特有の考え方です。これは事業主として、講師としてもとても大切な考え方なので、しっかりと聞いてくださいね。
ほとんどの売れないコーチは、この間違った考え方をしているから、
いつも無料セッションばかりで売れない。
単価を上げるのが申し訳なく感じている。
こういった悩みを抱えています。だから、今回の内容でしっかりと売れるコーチのマインドをインストールして欲しいんです。
コーチングは、相応の対価をいただいた方がいい理由、それは実は、「人は自分でお金を払った分しか、受け取れないんです。」
これは、行動経済学で「損失回避バイアス」と言います。「損失回避バイアス?初めて聞いたな。」
損失回避バイアスとは、多くの人にとっての「喜び」と「損失の悲しみ」を比べると、後者の方が大きく感じるという人間の特徴のことなんです。
簡単に言うと、人は損をしたくないという生き物だということです。皆さんも、心当たりありませんか?「食べ放題の焼肉屋に行って、支払った分の元を取ろうとして食べ過ぎた経験。僕、めちゃくちゃあります。これは、自分でお金を払ったからこそ、その分回収してやろうという精神ですよね。」
実は、それ以外でも、僕はこの損失回避バイアスを実感した時があったんです。少しだけ、僕の昔話を聞いてください。
僕はずっと陸上競技に夢中だったので、高校の授業など、いつも寝てるような学生時代を過ごしていたんですけど、自分で払った、自動車学校の免許は1度も寝ることもなく、全ての授業にも参加しました。もちろん無遅刻・無欠席です。
そして、半年間通い、無事にを合格することができました。これってどういうことか分かりますか?
僕は、自分で学費を支払ったからこそ、損もしたくなかったんです。自分でかけた金を無駄にしたくなかったんです。元を取りたかったんです。だから、勉強という形でしっかりと行動できたんです。今思えば、割といいながらこれも立派な自己投資だったなと思います。
この経験から何が言いたいのかと言うと、人はお金を払った分だけ絶対元を取ろうとして、本気で行動する。行動して成果が出れば、価格以上に価値を生み出す。だから、しっかりと、お金を払った方が、人は行動できるんです。
そのためにも、お客様にはお金を払ってもらって行動してもらった方が、その人のためにもなるんです。逆にお金を払わせない方が優しくないんです。
「理屈は分かるけど、なんかまだ難しいな。だからと言って、高い必要があるの?低単価の方がいいんじゃないの?」
例えばですけど、もし皆さんが僕のコーチングセミナーを受けるととして、僕の無料のセミナーと10万円のセミナーだと、どっちが本気で学ぶと思いますか?
「無料のセミナーでは、メモすら取らないと思います。もしかしたら、無料だと平気で遅刻や欠席もするかもしれません。しかし、10万円のセミナーだとどうですか?ぜ、絶対に遅刻はしないし、本気でメモも取るし、めちゃくちゃ質問もしてくるし、セミナーが終わった後も、ガチで行動するんじゃないですかね。」
なぜなら、人は損をしたくないからです。元を取ろうと行動に移します。人間、行動心理的にそうなっているんです。これは人間心理なので、抗うことはできません。
「この感覚、なんとなく分かりますか?だから、僕たちコーチは目に見えない、形のないものを提供しているけど、その人の人生にとって大切な価値を提供しているので、お金をしっかりといただくことが大事なんです。お金を払ってもらうことは大切なのは分かったけど、コーチングのように無形のものを販売するのって、なんかうさん臭くないですか?」
その通りです。僕たちコーチは、コーチングセッションなど目に見えないものを売っているので、うさん臭く思われるのは仕方ないです。「じゃあ、うさん臭く思われないためには、どうすればいいんですか?」
だから、しっかりと価値を与えないといけません。その価値を与えることができないと、ビジネスとしては成立しません。ビジネスの本質は何か分かりますか?そう、問題解決です。
皆さんが何か価値を提供してお客様の問題を解決してあげないと、それはただの詐欺になってしまいます。ただ、僕のこの記事をここまで見ている方は、コーチとして人の役に立ちたいと思う優しい人ばかりです。しっかりとコーチとして価値を提供できるはずです。大丈夫です。自信を持ってください。
「価値はしっかり届けるけど、それでもまだコーチングって、うさん臭く思われますよね。」
その気持ちもめちゃくちゃ分かります。僕も公務員時代に、「コーチングって洗脳だよね。」「あいつ、コーチングって、うさん臭いことやってるよ。」そんな風に、同僚に言われ続けてきました。
でも、はっきり言って、「うさん臭く持ってる人」にコーチングは売れません。もし、皆さんが僕のことをうさん臭く思っていたら、僕のコーチングを受けたいと思わないですよね。
そんな人は、お客さんにはならないので、気にする必要はないんです。ただ、僕のことを信頼してくれてる人には、50万円でも100万円でもコーチングを受けたいと言ってもらえるんです。現に、そう言って僕のコーチングプログラムを受講してくれてるクライアントさんは、たくさん増えました。
つまり、「信頼関係があれば売れる」ということです。だから、コーチには信頼関係が大切なんです。それに、これはコーチングビジネスしていく上でとても大切な考え方なんですけど、僕たちコーチのことを「うさん臭い」と思ってる人には絶対に売らない方がいいです。そういう人には、有料商品を提案しないでください。
何度も言いますが、僕たちコーチはお客様を選べます。商品を売るお客様を選んでもいいんです。そんな方に無理して売っても、コーチングは機能しません。あなたの優しい思いもくじかれてしまいます。あなたも、その方を全力で応援したいとも思えないはずです。
コーチングはお互いの信頼関係の上で、初めて成り立ちます。あなたのことを信頼してくれて、あなたからコーチングを受けたいと思ってくれてる人にだけ、売ればいいんです。それだけのことです。
どんな価値を届ければ売れるのか
「お客様が価値を感じてくれたら、30万以上でも売れるのは分かったけど、具体的にどんな価値を届ければ売れるの?」
そう思いますよね。
では、次のチャプターで、具体的にどんな価値を伝えればいいのかをお伝えします。
ここからは、具体的にどんな価値を提供すれば、高単価でもコーチが売れるのかを解説しますね。
そもそも、お客様ってコーチに何を、求めてると思いますか?ちょっと考えてみてください。
「安心感?寄り添ってくれること?」
そんな風に思う方も多いと思います。
が、お客様が求めているのは、この動画で何度もお伝えしている、「価値」です。
「価値」とは、例えば、
自分のやりたいことを見つけてチャレンジしたい。
今抱えてる悩みを解決して、充実した人生にしたい。
など、自分の「得たい未来」を求めているんです。
つまり、コーチはコーチングを通してお客様の「得たい未来」を実現させてあげるのが、コーチの役目です。
しかし、売れないコーチは、「コーチングで、めちゃくちゃ素晴らしいので、是非一度コーチングを受けてみませんか?」
これって、お客様が求めてることではないですよね。お客様は、コーチングが欲しいんですか?違いますよね。お客様が求めているのは、自分の得たい未来ですよね。
つまり、大事なのは、「あなたが何をしたか?」ではなく、「お客様が何を得たか?」ここなんですよ。大事なので、もう一言いますよ。「あなたが何をしたか?」ではなく、「お客様が何を得たか?」です。
では、この上で、お客様が理想の未来を得るために、あなたが提供できる価値は何ですか?ここをもう一度、徹底的に言語化していきましょう。
それが最初のチャプターでお話した、
あなたのコーチングを受ければ、お客様はどんな未来を得られますか?
あなたのコーチングを受けることで、お客様は何が叶えられますか?
ここが価値になります。
「それが、価値になるの?まだ分からないな。」
大丈夫です。一緒に考えていきましょう。
占いコーチは、「コーチング協会、〇〇〇認定コーチですが、無料コーチングを受けてみませんか?」と営業しています。
これだと、売れないんです。もう、さすがに分かりますよね。そう、これはコーチングを売ろうとしている典型的な悪い例です。
ビジネスは、あなたが提供した価値の対価として、お金をいただきます。だから、皆さんは何かしらの価値提供をしないといけません。
このチャプターの冒頭でもお伝えしましたが、「コーチングは売れません。」お客様は、コーチングが欲しいわけではないんです。お客様が欲しいのは、コーチングを通して得られる未来が欲しいんです。
「いやいや、尚さん。コーチングにも価値はありますよ。」
分かります。スクールに通ってコーチングを学べば学ぶほど、コーチ側はコーチングに価値があると思ってしまいます。ただ、それはコーチ側だけなんです。お客様には、コーチングの価値は分かりません。むしろ、コーチングって言葉すら知らないかもしれません。
だから、「コーチングを売る」のではなくて、「お客様が得たい未来(価値)を提供してあげる」んです。
だから、コーチ側は、自分でコーチングを通して提供できる価値を言語化しなくてはいけないんです。
では、ここでワークです。
あなたのコーチを通して、お客様はどんな姿になりますか?
例えば、
あなたのコーチングを受けることによって、自分の価値観が明確になって、本当にやりたいことが分かるようになる。
自分と向き合う時間を作ることによって、もっと自分が好きになれる。
コーチングのやり方ができるようになって、子供との会話が楽しくなる。
こんな感じで、今までのワークよりももっとより具体的に言語化してみてください。
正解はありません。少し難しいかもしれませんが、チャレンジしてみましょう。
どうぞ。
出来ましたか?こうやって、何度も何度も自分のコーチングについて言語化していくことによって、どんどんどんどん具体化されていきます。
こうやって、皆さんの言語化の精度を上げていきましょう。何度も言語化していくうちに、あなたのコーチング商品の魅力もより明確化していきます。
言語化できた人から、コメント欄で教えてください。
コーチングの価値とは何か
ここまでで、皆さんがコーチングを通して提供できる価値を言語化して、皆さんのコーチングで得られる未来が見えてきましたね。
でも、まだこんな風に思ってませんか?
自分が提供できる価値は分かったけど、自分のコーチングにそこまで価値があるのかな?
自分のコーチングの価値に自信がないから、売るのもためらってしまう。
正直、まだ少し不安ですよね。任せてください。ここからは、具体的に皆さんのコーチングにはどれくらいの価値があるのか?どうやって高単価セッションを売っていくのか?分かりやすく解説していきます。
ほとんどのコーチは、こんな風にセッションを提案していませんか?
60分の体験セッションが5,000円です。
継続セッションが1回1万円です。
6回パックで4万5,000円になります。
もう、さすがに分かりますよね。これだと、全然売れません。しかも、この売り方だと、コーチングを通してどんな未来になれるのかも分からないし、価値も感じづらいんです。そして、この売り方そのものが、コーチングは高単価にできない要因の1つなんです。
「え、そうなの?コーチングスクールでは、こんな風に教わったけど。」
コーチングスクールは、ビジネスやマーケティングは教えてくれません。実は、こういうコーチ業界ではあまり知られていませんが、単発セッションも回数券のセッションも、構造的に単価を上げづらいんです。
「単発セッション、回数券のセッションもダメなら、どうやって売ればいいの?」
そう思いますよね。
結論から言うと、「期間契約のセッション」です。「期間契約?どういうこと?」
ほとんどのコーチは、単発セッションを主に売っているはずです。おそらく、高い方でも1回1万円から2万円くらいだと思います。実際に、僕も単発契約していた時は、1回2万円でコーチングセッションしていた時期もありました。
ただ、この売り方そのものが、単価が上がらない理由だったんです。「え、単発契約はダメなんですか?」
そうです。コーチとして売れたいなら、単発契約は絶対にやめてください!
どういうことかと言うと、例えば、皆さんが月30万円の収入が欲しかったとしたら、1回1万円のセッションを30回やらないといけないですよね。
しかも、それが全て単発契約だったら、どうですか?30人お客様集めないといけませんよね。30人お客様を集めることってできそうですか?「ぶっちゃけ厳しいですよね。」
そうなんです。コーチングをビジネスとして、本業並みに収益を上げていきたいのなら、単発契約だと構造的に無理があるんです。ビジネスで一番難しいのが、このお客様を集めること。集客が1番難しいんです。それなのに、コーチ1年目で、毎月お客様を30人集めようなんて無謀過ぎませんか?
「30人集めるのが難しいのは分かったけど、じゃあどうすればいいの?」
そう、だから期間契約なんです。
単発契約を売っている人は、1回のセッションを売っていますよね。つまり、1時間のあなたの時間を売っていますよね。
正直、「僕と話すのに、6回パックで30万円です。」って言われると、高く感じませんか?「そう、これって、時間を売ってることと同じことなので、人は高く感じるんです。」
ただ、それが「6ヶ月間で30万です。」って言われたら、どうですか?セッション回数は6回かもしれませんが、6回のセッションだけクライアントさんと関わるのではなくて、6ヶ月間クライアントさんと一緒に、関わり続けると考えたら、安く感じませんか?
これが、期間契約で売るということです。
つまり、単発のセッションより、6ヶ月間の期間契約の方が価値がありませんか?そう、それが何度もお伝えしている、「価値」を売ることなんです。
売れるコーチと売れないコーチの差は、ここです。
売れるコーチは、与えられる価値を見ています。
売れないコーチは、コーチングを提供することに価値を置いています。
つまり、コーチは資格があれば売れるのではなく、「価値を提供できれば売れる」んです。
ここから、講師としてとても大切な考え方を解説するので、しっかりとついてきてくださいね。
例えば、佐藤さんという人がいます。佐藤さんが、「自分の才能ややりたいことが分からないんです。それで、なかなか自分のことも好きになれないんです。」と、あなたにセッションを申し込んでくれたとします。
この問題って、1回だけのセッションで解決できそうですか?「正直、1回だと厳しいですよね。その時のセッションでは、少しは前向きになるかもしれませんが、次の日にはまた落ち込んでしまってるかもしれません。」
そこで、あなたが6ヶ月間の期間契約として徹底的に佐藤さんに寄り添ってあげて、佐藤さん自身が、
才能が分かる
やりたいことが見つかる
自分のことがもっと好きになれる
これって、どれくらいの価値があると思いますか?
「これって、めちゃくちゃ価値があると思いませんか?」
「うん。確かに、すごく価値はありそうだな。」
では、あなたが6ヶ月間寄り添ってあげてサポートしてあげた佐藤さんAと、あなたがサポートせずに現状のまま、1人で6ヶ月間を過ごした佐藤さんBとでは、どれくらいの差があると思いますか?
現状のまま過ごした佐藤さんBにとっては、「才能が分かって、やりたいことが見つかって、自分のことがもっと好きになりたかった。」そんな、佐藤さんAの姿は、どれくらいの価値があると思いますか?
「この佐藤さんAと佐藤さんBの差が価値になる。」
こう考えると、皆さんのコーチングセッションは、めちゃくちゃ価値がありませんか?「確かに、そう言われると、めちゃくちゃ価値を感じるな。」
そう、それがコーチングを通した価値なんです。だから、安売りをして欲しくないんです。
ちゃんと自分のセッションに自信を持って、価値を届けて欲しいんです。あなたのコーチングには価値があります。自信を持って提案していきましょう。
ボールペンを1,000円で売る方法
そして、まずは身近な友人や知人、既にあなたのことを知っている方、信頼が溜まっている方、あなたが助けられそうな方に向けて、コーチングサポートしてみてください。最初は、無料でもいいんです。
僕も最初は、カフェ代を自腹で払って友人や後輩の話を聞いてあげていました。そこで友人の悩みが晴れて、勇気が湧いて、一歩前に向かって進んでいく表情が見れて、めちゃくちゃ嬉しかったのを今でも覚えています。なので、あなたも大丈夫です。
日本一のコーチになる必要はありません。その人にとって、あなたがオンリーワンのコーチになれれば、それでいいんです。
ここまでで、高単価でコーチングを売るイメージがなんとなく見えてきたはずです。
では、ここで一度ロールプレイングをしてもらいます。
いきなりですが、「このボールペンを1,000円で売ってみてください。」
「あなたがこのボールペンを1,000円で売るなら、どんな風に売りますか?」
「いやいや、尚さん。さすがに、それは厳しいですよ。ボールペンって、そこら辺で100円ぐらいで売ってるじゃないですか。」
そうですね。ボールペンって、大体100円ぐらいで買えますよね。ただのボールペンだと、1,000円で売るなんて無理です。
なので、何かしらの付加価値をつけないといけません。では、ここでワークです。
あなたが今持っているボールペンを、1,000円で売ってみてください。昨日は3つまで付け加えても大丈夫です。あなたなら、どうやって売るか実際に考えてみてくださいね。
では、どうぞ。
どうでしたか?売れそうなイメージとか湧きましたか?これ、高仲間とか2人で相互に売って練習するのも面白いので、是非やってみてください。
皆さんは、どんな感じにボールペンを提案しますか?もしかして、
このボールペンは、他に比べてとても書きやすくて。
このボールペンはすごく持ちやすくて。
このボールペンはインクがすごく長持ちするんです。
などと、商品説明から入っていませんでしたか?ここまで動画をしっかりと見てきてる人なら、大丈夫ですよね。
さっきのチャプターでも話しましたが、「商品を売りたいなら、商品説明をするな!」これです。
商品を売る時に、商品説明からするのはNGなんです。「ここ、ポイントなので、しっかりと聞いてくださいね。」
商品説明はもちろん大切なんですが、商品説明をまず先にすることがあります。それが何か分かりますか?
「え、分かりません。」
冒頭の恋愛編のチャプターは覚えてますか?覚えている方は、さすがです。「お客様の悩みをヒアリングする」ということです。
お客様が、
何に悩んでいるのか?
どんな問題を解決したいのか?
どんな価値を求めているのか?
これを聞くことが大事なんです。
「え、お客様の悩み?そうなんです。」
なぜなら、お客様の目的は、「商品を購入した先の価値」を求めているからです。何度も言いますが、お客様はコーチングが欲しいわけではないんです。コーチングで得られる未来が欲しいんです。
なので、まずはこのお客様が「何を求めているのか?」「何に困っているのか?」ここをヒアリングすることが、とても重要なんです。
で、実際に僕がやってみますね。
お客様がボールペンを探しにお店に来たところから再現しますね。
「本日は、どういったものをお探しですか?」
「ボールペンが欲しくてきました。」
「ありがとうございます。ボールペンって、いろんなところで売ってると思うんですけど、うちの店を見に来ていただけたりって、何かあるんですか?」
「ちょっといいボールペンが欲しくてきました。仕事でお客様に契約書にサインしていただく時なのに使うので、安いボールペンだと失礼になるかなと思って。先輩とかもいいボールペンを使っているので。」
「なるほど。確かにそうですね。僕も今営業してるんですけど、契約書にサインしていただく時は、いいボールペンを出せって先輩にいつも怒られるんです。ちなみに、今どんなボールペンを使われてるんですか?」
「今は、100円の安いやつを使ってるので、ここのお店がかっこよさそうなのが多かったので、ちょっと立ち寄ってみました。」
「ありがとうございます。どんなデザインが好みですか?」
「うん、そうですね。だと、黒っぽいネイビーみたいな感じだと好きです。そして、こうやってパチパチ落つやつじゃなくて、回すやつがいいですね。」
「なるほど。では、細いのと太いのと、どちらが好みですか?」
「そうですね。あまり細すぎると握りづらいので、どちらかと言えば太い方がいいですね。」
「なるほど。重厚感がある方が好みなんですね。」
「そうですね。で、お客様が営業先で契約書に、そのボールペンを渡しした時にお客様にどんなことを言われたら嬉しいかとか、どんなことを思ってもらいたいとかって、ありますか?」
「ああ、それで言うと、大事な契約の時なので、なんか重みがあって、背筋が伸びるような。「これから契約するぞ」と覚悟が決まるようなボールペンだと嬉しいですね。」
「なるほど。それはいいですね。では、最後にボールペンに求める性能とか、使いやすさとか、今まで使っていたボールペンとかで困ていたことってありますか?」
「ああ、それで言うと、僕、ボールペンをめっちゃ使うので、インクがすぐなくなるんですよね。使いたい時に使えないのが、すごく焦れったいんです。」
「なるほど。分かりました!お客様にちょうどぴったりのボールペンが、うちにありました。ご案内いたしましょうか?」
「本当ですか?是非お願いします!」
「はい。お客様に、こちらのボールペンがおすすめです。こちら最新の限定モデルで、黒っぽいネイビーでどちらかと言えば太めで、重厚感のあるデザインになっています。これ、実は他の営業マンの方からもご好評いただいていて、お客様から「これ、どこのボールペンなんですか?」とかよく聞かれるみたいで、「契約する時の重みがあっていいですね。」て声を、よくいただくそうです。」
「え、そうなんですか!めちゃくちゃいいですね。インクはどうですか?」
「インクに関しても、アプリ1クリックで最短1日に配送が可能なんですよ。こちら、当店10周年記念で限定5本だけ再生産されていて、これがラスト1本になります。期間限定で1,000円で販売しているのですが、もしよかったら、どうですか?買います!」みたいな感じです。
どうでしたか?今、見ていただいた通り、僕はいきなり商品説明はしていませんよね。ただ、売れないコーチは、いきなり商品説明からし始めます。もし、いきなり商品説明をしちゃってる人がいたら、要注意です。
「これ、営業マンの立場になったら、物を売りたくて商品説明ばかりしちゃう人って、本当に多いですよね。」
ここで少し、おさらいをします。
お客様は、「商品を購入した先の価値」が欲しいんです。
コーチングを受けてどうなりたい?
ダイエットしてどうなりたい?
自己肯定感を上げてどうなりたい?
こんな感じで、お客様はこの先の未来が欲しいんです。
でも、ほとんどの方は商品を売る時に、「商品の魅力を伝えないと」と商品説明ばかりしちゃうんですね。これは、セールスの原則なので本当に気をつけてください。
だから、ヒアリングが大事なんです。皆さん、ちゃんと聞けていますか?
お客様は、どんな価値を求めているのか?例えば、僕のさっきの例では、「お客様が営業先で契約書にそのボールペンを渡しした時にお客様にどんなことを言われたら嬉しいかとか、どんなことを思ってもらいたいとかってありますか?」
ここで、「このボールペンを持つことによって、どうなりたいのか?」ここを、聞き出してみます。
そうすると、「ああ、それで言うと、大事な契約の時なので、なんか重みがあって背筋が伸びるような。「これから契約するぞ」と覚悟が決まるようなボールペンだと嬉しいですね。」という、ボールペンを持った先の理想の未来を聞き出しています。
このお客様がどんな価値を求めているのか?ここを、聞き出せているコーチは売れます。
なので、「商品説明をする前に絶対に、ヒアリングは必要なんです。絶対に、ヒアリングです!ヒアリングは、コーチを学ばれてる方は得意な人が多いはずです。ヒアリングをしてから商品説明、セールスはこの流れが鉄則ですよ。」
セールスで契約を勝ち取るために必要なこと
「よし!ちゃんとヒアリングしてから商品説明をすればいいんだな。これで、自信を持ってセールスに望めるぞ!」
ちょっと待ってください。まだセールスするには早いです。セールスをする前に頭に入れておかなければいけないことがあります。
では、皆さんに質問です。
人はどういう人から商品を買いたいと思いますか?分かりますか?分かった方は、さすがです!
それは、「信頼している人」です。「信頼?そんなの、当たり前じゃないですか。」
そう思いますよね。今の時代、信頼されていなければ物は売れないですよね。なので、セールススキルも重要ですが、信頼構築が大事なんです。
では、ここでワークです。
あなたが人を信頼する時って、どんな時ですか?「この人、信頼できるな」と感じる時は、どんな時ですか?少し考えてみてください。
どうぞ。
どうですか?考えれましたか?
「自分を理解してくれた時。否定されずに肯定された時。相談に乗ってくれた時。」
そんな感じに思いますよね。
「これって、信頼される時ってどんな時?」って聞かれても、意外とパッと出てこないですよね。でも、任せてください。正太先生が、皆さんに答えを授けます。「正太先生的、人が信頼する時は、2つあります。それは、「親近感が湧いた時」「話を聞いてもらった時」です。」
「なるほど。尚さん。でも、それは、どうやってやるの?」
そう思いますよね。これから、その信頼構築していく方法をお伝えします。
まず1つ目の「親近感が湧いた時」についてお話しします。皆さんは、親近感を湧いてもらうためにどんなことをすればいいと思いますか?
「共通言語で話す。自己開示する。」
とか、いいですね。それももちろん大切です。
親近感を1撃で湧いてもらうためには、あることをすれば完璧です!それは、「共通点を見つける」ことです。
事前準備編でも、「共通点を見つけてあげる」っていうのは出てきましたよね。だから、「共通点を見つけてあげる」のは、その場でするのでもなくて、事前準備の段階で見つけておいてください。
ここまでは大丈夫ですよね。問題は次です。
2つ目の「話を聞いてもらった時」です。前のチャプターでも話しましたが、「人は、笑わせてくれる人より、笑ってくれる人の方が好き」でした。てことは、お客様に話をしてもらわなければいけませんよね。
「お客様に話をしてもらう?って、迷惑じゃないの?」
そう思いますよね。これが、迷惑じゃないんです!では、何をお客様に話してもらえばいいと思いますか?少し考えてみてください。
どうぞ。
どうですか?分かりましたか?少し難しいですよね。
答えは、「相手が話したい話題を、こちらから振る。」これです。
「え?そんなんでいいの?」
これでいいんです。
ちなみに、皆さんはどんな話題を振られたら、めっちゃ喋れますか?
「自分の好きなこととか。飼ってる犬のこととか。」
そうですよね。ちなみに僕は、筋トレがなので、筋トレのことなら朝まで喋れます。つまり、相手が話したいと思ってることをこちらから聞けばいいんです。
例えば、相手の仕事のこと、「今の仕事をやり始めたきっかけ?」「趣味の話?」「プライベート?」とかですよね。
大体、この3つを聞けば、お客様はめっちゃ喋ってくれるはずです。この3つのうちのどれかを、お客様に振ってあげてください。人は、自分の好きなことについては喋りたいですよね。
これ、前のチャプターでも話しましたけども、お客様にバーって喋ってもらった後に、今度は「あなたの話を聞こう」って思って頂けるんですよね。この辺から、「お客様を聞く姿勢」にもっていくっていうのが、大事になります。
つまり、話をたくさん聞いてくれる人を信頼しやすいから、あなたの話を聞こうって姿勢にもなるし、信頼関係が構築できるんですよね。
成約率を高める3つの秘密道具
「信頼構築もバッチリだし、これで売れるための準備はバッチリですね。」
まだです!まだ早いです。「早くセールスさせてくださいよ。」
その気持ちも分かります。が、あと少しだから頑張ってくださいね。セールスする前には、まだ準備しないといけないことがあるんです。
「まだ準備することがあるんですか?」
最後の準備として、皆さんの成約率を上げるための施策があるんです。ぶっちゃけ、これからご紹介する方法は決して楽な方法ではありません。僕が今までビジネスコンサルタントや陸上のプレイングコーチとして起業して、自分でも実践して、受講生にも実践してもらった結果、「楽ではないけれど、これに取り組むと、今ですぐにも効果が出るな。」と思う3つをご紹介いたします。
その反面、怖いのが、これからご紹介する3つの方法を実践していないと、制約率が圧倒的に悪くなります。
では、早速「成約率を高めるための3つの秘密道具」をご紹介いたします。
まずは、先ほどの事前準備編でもお伝えした「事前アンケート」です。「事前アンケートが大事なの分かってるけど、具体的にどんなことを聞けばいいの?」
そう思いますよね。なので、ここでは具体的にどんなことを聞いていけばいいのかを解説しますね。
これ、事前アンケート回答してもらうかどうかで、制約率に大きな差が出てきます。「事前アンケートって、お客様にとっても面倒くさいんじゃないの?なんか、わざわざ回答してもらうのが申し訳ないな。」
そう思う人も多いかもしれませんね。
でも、実は事前アンケートに回答してもらうことで、お客様にもメリットがあるんです。
事前にお客様からアンケートを取るメリット
お客様自身が悩みを言語化しておくことで、当日のセッションがスムーズになる。
事前にお客様の悩みを理解しておくことができる。
当日のセッションの流れをシュミレーションできる。
など、コーチ側だけではなくて、お客様側にもメリットがあるんです。
特にコーチ1年目は、このくらい入念に準備しておくと、より効果的なセッションができるので、是非明日から取り組んでみてください。
主に事前に聞いておく内容としては、お客様との関係性やコーチング商品の属性にもよりますが、最低限、
何に悩んでいるのか?
どんな理想の姿になりたいのか?
必要があれば、有料プランのご案内をしてもいいのか?
最低限、これだけは聞いといてください。
既に講師として活動されている方は、1番と2番は事前にヒアリングされててる方も多いと思いますが、正直3番を意識して事前に聞いているコーチは少ないはずです。事前ヒアリングでは、この3番が特に重要なポイントになります。
「有料プラン、ご案内してもいいのか?って聞いたら、なんか売り込まれそうとかって思われたりしませんか?」
そんなことはありません。逆に、これを聞かないでセッション中に、「実は有料プランがあるんですけど」なんて言われた方が、逆に嫌な気分しませんか?
例えば、デート中、ずっと優しくて好印象だった彼が、デート終盤に「ホテル予約してるよ」って言われると、「ずっと優しかったのは、そのためかよ。」思えませんか?だから、事前に有料プランがあることを伝えておくことが大事なんです。
事前に告知もなく有料プランや自分の商品を案内されたら、お客様からしたら、「売り込まれてる」と警戒心を持たれてしまいます。一度警戒心を持たれると、セッション中にその警戒心を解くのは難しくなります。
なので、事前に商品のご案内がある場合があることを告知することで、当日に売り込み感もなく、ごくごく自然の中で商品説明ができます。また、お客様自身にも商品が提案される場合があることを事前に告知することで、お客様の心の準備にもなります。
なので、お客様から事前に、
何に悩んでいるのか?
どんな理想の姿になりたいのか?
必要があれば、有料プランのご案内をしてもいいのか?
この3つをヒアリングしておきましょう。
「有料プランのご案内を聞いておくのはいいけど、自分にはまだ商品ができていません。」
そんな人も多いかもしれませんね。
なので、2つ目は、「商品設計」です。
「ん?商品設計?そんなの、当たり前でしょ!」
て思うかもしれませんが、この当たり前のことが、コーチ1年目の方ができていない方が非常に多いんです。
これはこちらの記事でも語っているので、ぜひチェックしておいて欲しいのですが、
皆さん、自分のコーチングをちゃんとサービスとして設計していますか?もちろん、初期の頃は、この商品設計が難しいと思います。しかし、皆さんのコーチングがサービスとしてしっかりと価値を感じてもらえれば、20万円でも30万円でも価値を感じて購入してくれる方は必ずいます。
この商品設計が決まっていないコーチは、「コーチング入ります。1時間1万円です。」などと、単発の低単価のセッションで疲弊してしまうコーチが多いんです。
僕にご相談に来るコーチも、単発セッションばかりのコーチがめちゃくちゃ多いです。ほとんどのコーチのコーチングは、1時間5,000円など、よくても1時間1万円で提供してる方がほとんどだと思います。
ぶっちゃけ、それだとコーチングだけで生活していくのは難しいですよね。なので、より高単価で価値を感じていただくために、しっかりと商品として作り込んでいく必要があるんです。
以前、僕はこの商品設計をプロデュースした時にコツを掴んで、その月にすぐ月収100万円以上を達成し、6ヶ月後には累計500万円以上収益化に成功したコーチもいました。
そのくらい、コーチにとって商品設計1つで、売れるか売れないかを左右してしまうってことなんです。
ぶっちゃけ、「商品設計ができるまでは、体験セッションしないでください!」
この商品設計をせずに体験セッションし続けても、あなたの有料商品が売れることはありません。そのくらい、コーチ1年目がクライアントを獲得するのに最も重要なことなんです。
「じゃあ、具体的にどんな感じに商品設計をすればいいの?」
そう思いますよね。大丈夫です。コーチングスクールは絶対に教えていない、コーチングの商品設計について解説します。
商品設計とは、主にこの項目を自分の中で作り込んでみてください。
どんな人の?
どんな悩み?
どう変化できる?
期間?
回数?
保証?
特典?
金額?
これが、いわゆるバックエンド商品と言われるものです。バックエンド商品とは、あなたが1番価値を提供できる商品ということです。
まだ1度も有料でコーチングを提供したことがないコーチは、大体のイメージで大丈夫です。「今、皆さんの頭の中にある「こんな感じの商品を作りたいな」でも大丈夫です。」
なんとくでいいので、この商品設計を決めておいてください。「いやいや、正太さん。なんとくで大丈夫なの?」
そう思うかもしれませんが、なんとくで大丈夫です。
なぜなら、最初ここでガチガチに商品を決めても、どうせ後で変わるからです。
特にコーチ1年目は、モニター価格として販売して、色々テストしていく必要があります。
自分は、どんなことが求められているのか?
本当にこの商品を売っていきたいのか?
この商品設計で、成果を出してあげることができるのか?
期間・サポート内容、これでいいのか?
お客様は、どんなところでつまづくのか?
など、色々改善していく必要があります。
なので、あなたの頭の中で、なんとなくでいいので、この商品設計を決めていてください。「それなら、別に商品設計決めなくていいんじゃないの?」
本当に、それが必要そう思って何も準備しない人もいますが、それだといつまで経っても有料でコーチング商品が売れることはありません。
絶対に、商品設計は作っておいてください。
この商品設計を作る理由は、あなたがお客様に商品を提案する時に、あなた自身が自分の商品のイメージができてないとお客様に価値を伝えることができないからです。ある程度商品設計を決めておくことで、お客様に提案する時にも、提案しやすくなるんです。そして、あなたの自信にもなります。提案する時におどおどする必要もなくなります。
あとは、お客様と期間や回数にご希望があれば、それをすり合わせながら、そのお客様仕様にカスタマイズして提供してあげればいいんです。
売れないコーチは、この商品設計をしていない方が本当に多いんです。なので、今すぐこの商品設計を作っておいてくださいね。
では、いよいよ「制約率を高める3つの秘密道具」、最後の3つ目は「セールス台本」です。「セールス台本?何それ?」
そう思われた方も多いと思います。
セールス台本とは、有料セッションや有料プログラムをご案内する時に、事前に話す順番を決めておくということです。
例えば、皆さんこんな経験ないですか?
「ここから継続セッションを提案するの、なんか緊張するな。」「値段を伝えるのも、やっぱ緊張するよ。」「どんな流れでご案内しようかな。」
こんな風に、商品をご案内する時に迷ったり、緊張したりする経験はありませんか?僕もコーチ1年目の時は、めちゃくちゃ緊張していました。
これって、なんで緊張するか分かりますか?
「準備をしてないから。」
そうなんです!これも事前準備と同じですが、話す順番を準備してないからです。
このセールス台本をあらかじめ用意しとくことで、自分のコーチング商品をご案内する時に緊張することもなく、そのまま台本通り読み進めるだけでいいんです。
次は何を聞こうかな?
どんな切り返しで話そうかな?
こんな風に、悩む必要はもうありません。
このセールス台本を用意しておけば、あとはそのまま台本通りに質問していくだけです。
恥ずかしながら、僕が講師として活動していた初期の頃は、セールス台本を用意すればいいなんて全く知らずに、「なんとなく熱量をぶつけて、勢いがあればなんとかなる」と思っていました。
案の定、うまくいくこともなくて、提案してもいつも断られていました。体験セッションが終わって、いざ継続セッションを提案しようと思っても、「どんな感じに提案しようかな。」なんて、全く考えていませんでした。だから、緊張するし売れないんです。
その自信のなさが、お客様にも伝わるんです。
そこから、提案する前のセールス台本をしっかりと準備してから、落ち着いて提案することもできました。
この僕と同じセールス台本を使って、僕自身、約3年で個人で累計1億5000万円以上の収益化に成功し、僕の受講生含めて5,000万円以上の収益化に成功しました。
マジで、このセールス台本があるのとないのとじゃ、制約率がガラっと変わってくるので、セールス台本がない方は、この記事が終わったら今すぐに用意しときましょう。
「セールス台本が大事なの分かったけど、どうやって作ればいいんですか?」
そう思いますよね。他の情報発信者なら、ここで動画を終わらせるかもしれません。
が、「ここでは終わらせませんよ。1人でも売れるコーチが増えてもらうために、ここまで見てくださったあなただけに、売れるヒアリングの流れ、7つのステップ。これをお伝えします。正直、有料級の内容なので、絶対に拡散しないようにお願いします。」
これは、コーチングスクールで絶対に教えていない内容です。例えば、コーチングスクールでは、こんな風に教えていませんか?
「まずは、コーチングを体験してもらって、それに価値を感じてもらったら、有料の継続セッションをご案内しましょう。」
皆さん、これ言われたことがある人が多いはずです。ぶっちゃけ、これだと売れないんですよね。世の中のコーチングスクールは、この売れない方法を教えちゃってるんですね。
「じゃあ、どうすればいいんですか?」
まず、結論なんですけど、「コーチングを売るのに、いきなり体験セッションはしないでください。」
「気持ちは分かります。「コーチングを売るのに、体験セッションするなんて、どういうこと?」て思いますよね。」
じゃ、どうすればいいのかと言うと、「コーチングを体験してもらうのではなくて、悩みを顕在化させてください。」
「大事なので、もう一度言いますね。「コーチングを体験してもらうのではなくて、悩みを顕在化させてください。」」
「ん?どういうこと?」って思いますよね。
こっからがかなり重要になってきますので、しっかりとついてきてくださいね。
先日、僕のInstagramとYouTubeでこんなアンケートを取りました。「人がお金を払う時って、どんな時?」というアンケートに、50名以上が回答していただきました。皆さんは、どう思いますか?少し考えてみてください。
考えてみましたか?
このアンケートの結果は、
第1位:欲しい未来が見えた時。
第2位:ワクワクした時。
第3位:その人のファンになった時。
こんな結果になりました。
1位と2位は、いわゆるベネフィットと言ったりしますよね。ベネフィットとは、顧客が商品から得られる恩恵やプラスの効果という意味で、簡単に言えば、「その商品を手に取ったらどんな理想の未来があるのか?」ということです。
このアンケート結果では、9割の人は「ベネフィットが見えたら、お金を払ってても欲しくなる」と思っています。
これは間違いではないです。昔の僕も、確かにそう思っていました。
では、あなたが体験セッションして、めちゃくちゃセッションがうまくいって、お客様にめちゃくちゃワクワクしてもらえました。「なんかできそうな気持ちになりました!めっちゃ自信が出てきました!」で、セッションにはめちゃくちゃ満足してもらったけど、いざ有料セッション提案すると、「とりあえず1人でやってみます。」って有料の継続セッションをしてもらえないのは、なんでだと思いますか?
この原因って考えたことありますか?
恥ずかしながら、まさに昔の僕もそうでした。いざ継続セッションを提案すると、「とりあえず1人でやってみます。」とよく断られてました。これって、断り文句第1位ですよね。
そして、これって不思議なのが、コーチングセッションとしては大成功しているのに、ビジネスとしては失敗してますよね。無料セッションでめちゃくちゃワクワクしてもらってるし、欲しい未来も見えてるのに、断られる。
この原因って何だと思いますか?
「コーチングスキルが足りないから?セールススキルがないから?ファンではないから?」
もちろん、これらのスキルも必要なんですけど、セッションは大満足してもらって、ベネフィットも見えてる。こう考えると、人がお金を払ってでも欲しい理由って、ベネフィット以外にもあると思いませんか?
そう、その原因こそが、「体験セッションしてもコーチングが売れない原因」なんです。
その原因は、めちゃくちゃシンプルなことでした。実は僕も、これに気が付いてから制約率が20%から60%にグンと上がりました。しかも、継続セッションを提案する前から、「正太さんのコーチング受けたいです。」とお客様の方から言ってもらえるようになりました。
そこから、みるみるうちに継続セッションが売れていくようになりました。
では、人はどんな時にお金を払ってでも欲しいと思うのか?9割のコーチが知らない、人が物を買う時の心理。その本質について、これからお伝えします。「翔太さん、早くそれを教えて。」
落ち着いてください。
ビジネスの本質とは
では、ここでクイズです。「ビジネスの本質は何ですか?」
僕の記事でも何度も出てきてますが、皆さんは覚えていますか?もう一度思い出して考えてみてください。
どうぞ。
思い出しましたか?
「う~ん、お金稼ぎ?人を幸せにすること?価値提供をすること?」
皆さん、色々出てきたと思います。では、答えを言いますね。
「ビジネスの本質は、「問題解決」です。」
「問題解決?どういうこと?少し難しいです。」
大丈夫です。コーチングスクールでは絶対に教えていないビジネスの本質を、僕が日本一分かりやすくお伝えします。
ビジネスは、人の問題を解決して、その対価にお金をいただきます。
では、人はどんな時にお金を払ってでも欲しいと思いますか?
「う~ん、お腹が空いた時。遊びたい時。おしゃれをしたい時。夢を叶えたい時。」
色々あると思います。
人がお金を払ってでも欲しいと思う理由、それは、「悩んだ時」です。
「え、悩んだ時?お金を払う時は、絶対に悩んだ時なの?」
そうなんです!世の中にあるほぼ全ての商品・サービスは、何かしらの悩みを解決しています。
例えば、直近で僕がお金を払って購入したものを紹介します。
最近、僕が購入したのは、
新作のiPhoneとiPhoneのレザーウォレット。前に使っていたiPhoneの充電の持ちが悪くなっていたのと、家の鍵やクレジットカードを出す時に、財布からカードを取り出すのが面倒だったから購入しました。
MacBookの覗き見防止シートです。カフェでYouTube台本を作成する時に、隣の席の人にパソコンの中身を覗かれるのが嫌だったので購入しました。
AirPodsProです。5年間使用したAirPodsが壊れて、作業中やトレーニング中に集中力が切れれないように購入しました。
こんな感じに、ベネフィットももちろん大切ですけれど、人は悩んだ時に、お金を払ってその問題を解決します。
皆さんはどうですか?ビジネスの講座やコーチングの講座を購入した時は、「こうなりたい」というベネフィットの他に、現状の何かに悩んでいませんでしたか?
例えば、「もっと収入を増やしたい。」というベネフィットがあったとします。これは、つまり今の現状の生活や収入に何らかの不満があるということですよね。
他には、あなたがコーチングスクールに入ったのは、「講師として独立したい。」というベネフィットの他に、「今の会社を辞めたい。」「もっと家族との時間を増やしたい。」と現状に悩んでいませんでしたか?
皆さんがお金を出して何かを購入した時は、自分の何かしらの問題を解決したいと、お金を払っているはずです。
つまり、コーチングセッションをした時にも、「もっと良くなりたい」とベネフィットが見えたとしても、実際は現状に満足していて、そのことについて本気で悩んでいなければ、人はお金は払えません。「悩んでなければ、高額なコーチングスクールや起業塾は買わないはずです。」
これが、人の心理なんです。ここを見誤ってるから、9割のコーチが体験セッションで断られるんです。これって、意外と多くのコーチが理解できてないんです。
では、ここでワークです。
皆さんが直近でお金を払って購入したものは、何ですか?
それは、どんな問題を解決してくれる商品でしたか?
それをご自身の体験から言語化することで、よりこの意味が腹落ちできるはずです。では、一旦動画を止めて考えてみてください。
どうぞ。
どうでしたか?言語化できましたか?
僕の動画は、この言語化のワークを多めにしていますが、このワークを脳でやることで、無意識のうちに皆さんの言語化能力が上がって、ビジネス筋力がついていくからです。是非、真剣に取り組んでみてくださいね。
体験セッションしてもコーチングが売れない理由
「正太さん。悩んでなければ人はお金は払わないのは分かったけど、だからって、体験セッションしなくてもいいの?」
そう思いますよね。
ここからが、超重要です。頑張ってついてきてくださいね。
そもそも、あなたがこれまで体験セッションしてきて、コーチングが売れなかった理由は、大きく分けて2種類あるはずです。「え、2種類もあるの?何?何?教えて!」
それは、
悩んでいない人に売っている。
問題を顕在化させれていない。
この2種類です。「もう、何言ってるか分からない。」
大丈夫です。分かりやすく解説しますね。
まず、1つ目の「悩んでいない人に売っている。」これは、例えば皆さん、お友達とかに「練習だから、コーチング受けてみない?」「無料だから。」そう言って、体験セッションしていませんか?そして、「もし今回のセッションが良かったら、有料のセッションを受けてみない?」て提案していませんか?
これだと、絶対に売れないんです。「え、コーチングスクールでは、そうやれって教えられたよ。」
そんな方が多いはずです。そして実際に、有料セッションが売れたことがある人は少ないはずです。「確かに、あまり売れたことはないな。」
では、なぜそれだと売れないと思いますか?
それは、「悩んでないから」です。たまに売れることはありますけど、それはごくまれです。お友達だからという、これまでの信頼関係があるからこそ、売れているだけです。
ほとんどのコーチが、お友達にこういう提案ばかりをして、断られまくっています。そして、行動する勇気、提案する勇気がなくなり、コーチングをやめてしまうんですよね。
それは絶対に、避けなけれいけません。せっかくコーチとして人の役に立ちたいと学び始めたのに、そんなことや思いを諦めないでください。
では、ここで1つ聞きたいのですが、あなたが提案したお友達は、そもそも何かに悩んでいましたか?お金を払ってまでも解決したいと悩んでいましたか?「悩んでないですよね。」
そりゃ、買わないですよね。
もちろん、皆さんはコーチングの魅力を伝えたくて、お友達に必死にコーチングの良さを説明してると思いますが、それをやればやるほどおし売り感が強くなり、余計売れなくなってしまいます。お友達からも「久しぶりに連絡してきたと思ったら、なんかこいつ、売り込んできたな。」そんな風に思われてしまいます。
「なんで、そんな厳しいこと言うんですか?」
それは、僕も皆さんと全く同じことをしてきたからです。
友達を体験セッションに誘っては、コーチングの魅力を熱量高く伝えれば、そのうち売れると思っていました。時期がありました。でも、実際は全く売れませんでした。その時の友達には、「コーチング?って何?なんか宗教の勧誘か?」みたいに思われていたかもしれません。
つまり、何が言いたいのかと言うと、「悩んでない人」に、いくらコーチングの魅力を伝えても買わないということです。
コーチングの体験セッション、無料までは受けてくれる人は多いはずです。でも、その後のバックエンド商品(有料セッション)買うかと言ったら、買わないです。それは、なぜか?もう分かりますよね。
そもそも、悩んでいないからです。
体験セッションをして、その時は気分が良くなるかもしれません。ワクワクするかもしれません。でも、人はワクワクしただけでお金を払えますか?理想の未来を見せることとか、ベネフィットを見せることはもちろん大切です。
しかし、コーチングのように無形商品を売る時に、ワクワクだけで人はお金を払うと思いますか?「そう、払いません。」
ビジネスの本質は、問題を解決することです。問題を抱えていない。つまり、問題を認識していない、顕在化していない人に物を売るのは、とても難しいんです。セールスをしてみれば分かります。悩んでないと、本当に買わないです。1回のでしょ?3,000円でも買いません。
悩んでない人に、いくら、
コーチングで得られる未来や
メンタルサポートで解決できる悩みや
カウンセリングで心が楽になること
を伝えても、買いません。
ここまで、大丈夫ですか?
でも、次が1番大事です!
しっかりついてきてくださいね。
では、2つ目の「問題を顕在化させれていない。」
これについて解説しますね。
9割の人は、本当の自分の悩みや課題に気がついていません。なので、問題を顕在化させてあげないといけないんです。
お客様は、自分の悩みを全て整理できて、理解して、言葉にできてるわけではないんですよ。つまり、自分の本質的な問題に気がついていないということなんです。「そんなことあるの?」
そう思いますよね。不思議なんですが、実はそうなんです。
脳科学や心理学を学ばれてる方なら分かると思いますが、「潜在意識・顕在意識」は聞いたことは、ありませんか?
「え、潜在意識?って何だっけ?」
潜在意識が分からない人のために、簡単に解説しますね。
よく、これらを説明する時に、氷山を例にして説明しています。皆さん、氷山はテレビでなんとなく見たことありますよね。あれを見て、めっちゃでかいなって思いませんでしたか?
でも、実は僕たちが見ている氷山っていうのは、海面の上にある氷のほんの一部でしかないんですよね。実は水面下には、それ以上の何倍もの体積の氷の塊があると、言われています。
これは、人間の意識も同じで、氷山の大部分は水面下にあるように、人は自分が意識できている、気づいていることよりも、無意識の世界にはるかに膨大な情報を持っています。
これらを、心理学・脳科学の世界では、「顕在意識・潜在意識」と言います。
この三角形は、クライアントが持っているリソースです。この三角形全体が、クライアントが本来持ってる100%のリソースです。
全体のリソースの中で、顕在意識というのは、自分自身で見えている、気づいている、分かっている、使えている、言葉にできているリソースのことです。つまり、「意識できている」ということです。
例えば、
自分にはこういう能力があると気がついている。
自分の強みはこれだと認識できている状態。
を、顕在化されている状態と言います。
それ以外の水面下に隠されている、この潜在意識の領域の中には、まだまだ自分自身が見えていない、気づいていない、分かっていない、使えていない、言葉にできていないというリソースが隠されているということです。
つまり、「自分が認識できる前、言葉にできる前」ということです。
では、僕たちは本来、この100%あるはずのリソースの中で、一体どれの割合で顕在化されて、使いこなせていると思いますか?また、どれくらいの割合で潜在化されていて使いこなせていないと思いますか?少し考えてみてください。
全体が100%だとしたら、何対何の割合でしょうか。
「大体、5対5かな?7対3くらいかな?」
大体、そのくらいだと思いますよね。
でも、実は、
顕在意識のリソースが3%
潜在意識のリソースが97%
と言われています。
これって面白くないですか?つまり、僕たちは自分自身のリソース(資源)のほとんどを使いこなせていないということなんです。
そこで、コーチの出番なんです。
お客様は、僕たちコーチにいくつかのテーマを持ってきますよね。例えば、
人間関係や
健康、
お金、
仕事
など、色々な悩み事があります。
「いつまでに、ここまでの成果を出したい。でも、それまでにどうやったらいいか分からない。頑張って行動してきたけど、つまづいてしまう。自分自身の仕事や方にやりがいを持てなくなってきている。」
これらの悩みは、実はたった3%しかないリソースだけで立ち向かっているから、難しいんです。悩むんです。解決されないんです。
たった全体の3%のリソースで、人間関係の解決や目標達成をしようとするから厳しいんです。
では、僕たちコーチの役割は何ですか?それは、まだクライアントが気がついていない、意識できていない、言葉にできていないこれらのリソースを顕在化させていくのが、僕たちコーチの役割です。
潜在意識の問題を顕在化させる方法
「じゃ、どうやってこの見えていない、気がついていない、顕在化されていないリソースを顕在化させてあげられると思いますか?コーチの皆さんなら、もう分かりますよね。」
そう、それが「質問」です。
コーチがクライアントに質問を投げかけることによって、クライアントに考えてもらえます。そうすることで、普段考えていないことを思考するし、感じようとします。今まで言葉ができなかった潜在的な問題が顕在化されるということです。
つまり、何が言いたいのかと言うと、自分自身で自覚できている顕在的な問題はたった3%程度であり、ほとんど潜在的な問題に関しては、まだ自覚できてないんですよね。だからこそうまくいかないし、失敗して挫折してしまうんです。
だからこそ、自分で気がついていない問題に気づかせてあげることが、コーチの役目なんです。「ただ、ワクワクしてもらうだけ」がコーチの仕事ではありません。
なので、コーチはお客様の潜在的な問題を質問を通して気づかせてあげなければいけないんです。
「体験セッションで理想の未来ばかりを描いても、コーチングは売れません。コーチングでは、クライアントの理想の未来の状態を描く以上に、潜在意識にある問題を引き出してあげる必要があるんです。」
「潜在意識の問題を引き出すのって、なんか難しそう。それに、わざわざ問題を引き出してあげる必要ってあるの?問題を引き出してあげるのって、なんかかわいそうな気がする。」
優しい人は、そう思うかもしれませんね。
例えば、虫歯が多い人は虫歯を放置してる人が多いですが、これって歯の重要性に気がついてないですよね。
肥満体質な人は、太っていることで将来健康に害を及ぼすことに危機感がないですよね。
これって、本人にその問題の大きさに気がついてもらわないと、将来大きな問題に発展してしまいますよね。
では、例えば皆さんが健康診断で引っかかって病院で再検査をしたとします。「まあ、今は大丈夫ですが、少し太り気味だから痩せましょうね。」て、軽く言われたら、どうですか?
あまり危機感も感じないので、必死にダイエットとかはしないですよね。そして、そのまま問題を放置すると、どうなると思いますか?
潜在的な問題が、どんどん水面下で大きくなってって、自然と顕在化、症状が現れる時には、時すでに遅しですよね。
それが、もし「うん、結構肥満体ですね。このままこの生活を続けると、心臓病や脳卒中の危険性が高まります。お子様の成長を見届けることなく、入院生活になってしまいますよ。」って言われたら、どうですか?
「一気に「やべっ」て、危惧を感じますよね。」
それが、問題を顕在化させてあげることです。
「さすがに、それは大げさじゃないですか?」
これは決して大げさに不安を煽っているわけではないんです。今の悩みの潜在的な部分には、大きな問題が潜んでいることを気づかせてあげているんです。
この潜在的な問題に気がついている人と、潜在的な問題に気がついてない人とは、明らかにこれからのアクションも変わってきますよね。
だからこそ、この潜在的な問題に踏み込み、自分の問題の大きさに危機感を持ってもらうことが大切になります。そこに気づかせてあげるのが、コーチであるあなたの役目なんです。
「え、なんか自分には重荷です。」
そう思いますよね。
でも、そこが売れてるコーチと売れてないコーチの差です。その潜在的な問題に気づかせてあげることができなければ、あなたのコーチングは売れることはありません。
そして、あなたがその人を助けてあげないと、水面下でその潜在的な問題がどんどんと大きくなり、その人を助けてあげることができません。
「ワクワク」だけでは、人を助けることはできません。「問題の大きさに自覚してもらい、行動してもらわなければ、あなたはまだ誰も助けることはできないんです。」
潜在意識の問題を引き出す7つのステップ
悩んでない人は買わないのは分かったけど、どうやって潜在意識にある本当の問題に気づかせてあげればいいの?」
そう思いますよね。
では、ここからは、「それ売ってください。」って言われる、潜在意識の問題を引き出す魔法の7つのステップをご紹介いたします。
「それ売ってください。」って、本当に言われるの?「魔法って、そんなにうまくいかないでしょ?」
そんな風に思ってる人も多いのではないでしょうか?
実は、僕自身、全く同じことを思っていました。僕もコーチ1年目の時にコーチングを提案する時に、「コーチング受ければ、めちゃくちゃ人生が変わるよ。」とか、「コーチングで考え方が変わるから、絶対受けた方がいいよ。」と、初めの頃は熱量高く商品の説明をすれば、商品の魅力が伝わり売れるもんだと思っていました。
それで、たまたま売れることはありましたが、それが長く続くことはありませんでした。
そこから、この潜在意識の問題を引き出す魔法の7つのステップを実施してから、受講生で累計5,000万円以上の収益化に成功しました。
受講生の実績
「この順番通りにヒアリングすれば、コーチ1年目でも「欲しい!」と言われます。」
このヒアリングの順番を、あなたの事業に当てはめて、セールス台本を作ってみてくださいね。なので、ここから少し上級的な話になりますので、しっかりとついてきてくださいね。
「潜在意識の問題を引き出す魔法の7つのステップ」の全体像は、この流れになります。
現状確認
課題の発見
課題の深掘り
理想の未来の明確化
理想と現実のギャップ
選択肢の言語化
解決策の提案
この7つのステップで解説します。
「7ステップもあるし、分からない言葉ばかりで、なんか難しそうだな。」
そう思いますよね。実は、そんなことありません。特にコーチを学ばれた方なら、理解しやすいはずです。
この7つのステップは、実はコーチングとめちゃくちゃ似ているんです。その仕掛けも最後にお話ししますので、是非最後に集中して聞いてくださいね。
まず、1つ目は「現状確認」です。現状確認とは、お客様が今どういった状況なのかを確認するということです。今のお客様の状況を把握できないと、お客様にとって最適な商品をご案内することはできません。
コーチがお客様の現状を把握するためにも、お客様の現状を把握するための質問を投げかけましょう。
例えば、
コーチングに興味があるということですが、なぜ受けようと思っていただけたんですか?
今まで、コーチングを受けたことはありますか?
今、どのようなことに悩んでいるんですか?
など、質問して聞き出していきます。お客様の今の現状を理解していきましょう。
「じゃあ、めちゃくちゃ質問して、深掘りしていこう。」
それはいけません。
現状を聞きすぎると、嫌われてしまいます。ここでは、まだお客様自身も緊張しており、信頼構築もそこまでできてるわけではないので、あまり踏み込んで話を聞かれると警戒されてしまうので、ある程度今の現状について把握できたら、次のステップに進みましょう。
2つ目は、「課題の発見」です。課題の発見とは、「あなたの話を聞きに来た動機」を聞き出します。そこにお客様の本質的な悩みが隠されています。
例えば、「どうして今回、このお悩み相談会に来ていただけたんですか?」
「実は最近、太ってきたので痩せたいんです。」
という悩みを抱えていた人がいたとしても、「痩せたい」という悩み1つでも、その奥底に他の本質的な悩みが隠されている可能性があります。
例えば、
好きな服が切れなくなってきて、おしゃれが楽しめなくなってきた。
太っている自分の姿を見ていると、自信がなくなってしまう。
太った姿だと、好きな人に振り向いてもらえない。
健康に害が出てきてしまい、最近体調が悪い。
体重が増えて、最近営業の成績が伸び悩んでいる。
などなど、あり、そのお客様の本質的な悩みが異なると思います。
なので、ここで、お客様が抱えている表面的な問題ではなくて、表面的な問題を作り出している本質的な課題、ここを聞き出しましょう。
コーチの皆さんなら、聞き出して深掘りするのは得意だと思います。是非ここで、皆さんのコーチングスキルを活用して、どんどん深掘りしてみてください。
「よし!本質的な課題を見つけたら、早速商品を提案しよう!」
待ってください!課題を見つけたからといって、すぐにコーチング商品を提案しないでください!「え、課題を見つけたら、すぐに解決策を教えてあげた方がいいんじゃないの?お客様の本質的な課題を見つけたら、すぐにコーチング商品を提案してもいいでしょう。」
そう思う方もいると思いますが、早まらないでください。
これって、コーチの方がよくやってしまう間違いなんですけど、ほとんどコーチの売れない原因は、ここでコーチング商品を提案してしまっていることなんですね。
お客様に「売る前」に「欲しい!」と言ってもらえるためには、ここで商品提案を絶対にしてはいけないんです。
皆さんの商品を提案するのは、もっともっと後になります。そして、商品提案をもっと後にすることで、お客様潜在的な問題が引き出されて、よりあなたの商品に価値を感じていただけて、「欲しくなります。」
ここまで、大丈夫ですか?ここからが、めちゃくちゃ重要なポイントになりますので、集中して聞いてくださいね。
3つ目は、「課題の深掘り」になります。2つ目のポイントの「課題の発見」で出てきた課題に対して、「どうしてそれが問題なのか?」ここをもっと深掘りしていきます。
「え、問題を深掘りしちゃったら、お客様の傷に泥を塗るようなもんじゃないの?さすがにそれは、やりすぎですよ。」
そう思う方もいるかもしれませんね。しかし、潜在意識の問題を開くためには、ここが最も重要なポイントになります。
なぜなら、お客様は本当の自分の問題に気がついてないからです。「そう、ここが潜在的な問題を顕在化させていくフェーズになります。」
「うん、ちょっと難しくなってきたな。」
大丈夫です。もっと詳しく解説しますね。
この「課題の深掘り」の目的とは、「潜在的な問題に気がついてもらって、その問題の重要性に気がついてもらう」ということです。
基本、人は自分の顕在的な悩みにしか気がついていません。そこで、潜在的な問題まで踏み込み、自分の問題を自覚してもらわなければいけません。
「翔太さん。課題を深掘りして、潜在的な問題を引き出すのってなんか難しそう。自分にもできるかな?」
安心して下さい!潜在的なニーズを引き出す方法はいくつかありますが、今回は最も簡単で、1番効果的な方法をお伝えします。「え、そんな方法があるの?早くそれを教えてよ。」
それは、「3回深掘りして質問する」ということです。「え、3回も深掘り?できるかな?」
大丈夫です。できます。では、実際にやってみますね。
人間関係で悩んでる人が、お悩み相談会に来たとします。こんな感じに、お客様とコーチを実践してみますね。
「ね、職場の人間関係が辛くて、会社に行くのも辛いんです。会社での人間関係を良くしたいから、今日は話を聞きに来ました。」
「どうして、会社の人間関係を良くしたいんですか?」
「今の仕事も好きだし、続けたい気持ちもあるんですけど、このままだと本当に仕事に行くのが辛くて。」
「今の職場の、人間関係が悪いことで、どんな悪い影響がありますか?」
「せっかく好きな仕事ができてるのに、仕事が楽しめてないし、家族にも心配をかけています。正直、もう会社に行くのも辛いんです。家でもそれで疲れちゃって、家族との時間も取れてないんですよね。」
「そのまま、今の職場の人間関係がうまくいかなければ、どうなるんですか?」
「このまま行くと、家族との関係も悪くなり、最悪会社を退職して、家族を路頭に迷わせてしまうかもしれません。」
みたいな感じで、3回深掘りすることを意識してみてください。
お客様は、「人間関係の悩み」から、実は「このまま行けば家族にも影響を及ぼしてしまう可能性がある。」ということに気がつきましたよね。
この「問題の重要性」にお客様自身が気が付いてもらうことが、最も重要なポイントになります。
「そこまで問題を深掘りするのって、お客様がかわいそう。」
そんな風に思う人もいるかもしれませんね。でも、果たして本当にそうでしょうか?
あなたがその方の問題をそのまま放置して、その方が最悪な結果になった方がいいんですか?
本当の優しさは、その問題の大きさに気がついてもらって、その問題を解決してもらうということです。そして、お客様の理想の未来を手に入れていただくということです。
だから、この問題の深掘りをし、本質的な問題に気がついてもらう必要があります。
「そんなに問題の深掘りって大事なの?」
めちゃくちゃ大事です!
この問題の深掘りをしないで、いきなり2の「課題発見」で商品を提案しているから、断られるんです。売れないんです。
是非、優しさを持ってお客様の本当の問題に気づかせてあげてください。それが、本当の優しさです。
4つ目は、「理想の未来の明確化」です。ここからは、コーチの腕の見せ所になります。「どれだけ感情を揺さぶれるか?」ですね。
3の課題の深掘りで、お客様はだいぶテンションが下がっているはずです。
そこで、「本当はどうなったらいいの?」「もし、それらが全てうまくいったとしたら、どんないいことがありそうですか?」と、今の問題を解決した先の理想の未来を想像してもらいます。
「そうなれたら、めっちゃ最高!私もそうなりたい!」とお客様はワクワクして、感情が動きます。
課題の深掘りで、未来のマイナスのイメージをしてもらった後に、理想の未来の明確化で、未来のプラスのイメージをしてもらうということです。
このマイナスとプラスのふれ幅が大きければ大きいほど、お客様はその課題を解決したいと思うし、よりその理想の未来を手に入れたいと自覚します。
このマイナスの未来とプラスの感情のふれ幅が大きければ大きいほど、その解決策(コーチング商品)に価値を感じてもらい、高単価でご制約することができます。
なので、ここはコーチとしてあなたのコーチングスキルをフルに使って、どんどん理想の未来へ臨場感を持ってもらいましょう。
「よし!じゃあ、お客様がワクワクしているこのタイミングで、解決策になるコーチング商品を提案すれば、ご制約できそうだな。」
まだ、早いです。早まらないでください。「売れないコーチは、すぐに商品を提案しようとします。」が、まだ早いです。
「え、もう十分でしょう。せっかくお客様は気持ちよく理想の未来にワクワクしてるんだから、ここで商品を提案しないと熱が冷めちゃうよ。」
そう思いますよね。今のお客様の心境は、どんな状態ですか?「ワクワクしてる。理想の未来が手に入りそう。」そう、そんな感じですよね。
皆さん、このチャプターで僕がどんなアンケートを取ったか覚えていますか?
そう、「人がお金を払ってでも欲しいと思う時って、どんな時ですか?」
「ワクワクしたり、理想の未来が見えた時です。」
か?違いますよね。
ワクワクしてても、理想の未来が見えても、人はお金は払わないんです。
もし、ここで皆さんが、「私のコーチングを受けてみませんか?一緒にあなたの理想の未来を叶えましょう。」といったところで、帰ってくる言葉は、「なんだか、自分でできそうになりました!ありがとうございます!とりあえず1人でやってみます。」これです。
僕も、何十回と言われました。
もちろん、「1人でその理想の未来を叶えられるなら、それでいいです。」けど、そもそも1人で行動できるなら、今ここに相談に来てないですよね。悩んでるからこそ、ここに相談に来てるんですよね。
あなたと話をして、今は少し勇気をもらって、エネルギーが上がって、今この瞬間は行動できそうな気分になっているだけです。すぐに、行動することはなくなるはずです。
皆さんも、そういった経験はありませんか?誰かからモチベーションもらって、その場ではやる気になったけど、すぐにモチベーションが下がって、結局何もしなかった経験。
僕は、めちゃくちゃありますよ。
「じゃあ、「1人やってみます。」と言われないためには、どうすればいいんですか?」
そう、それが次の「理想と現実のギャップ」に気づかせてあげることなんです。
5つ目は、「理想と現実のギャップ」です。
今、お客様は理想の未来にワクワクして、「なんかできる気」になっているだけなんです。お客様をこのまま返してしまうと、どうなると思いますか?
お客様は、また結局「何をすればいいの?」って、悩んでしまいます。
だから、ここで、もう1度現実に戻ってきてもらう必要があるんです。
例えば、
その理想の未来を叶えるために、今取り組んでることはありますか?
今のまま行けば、理想の未来は達成されそうですか?
こんな感じで、今の現状のままでは問題は解決されないことを、自覚してもらいます。
ちょっときつい言い方をすると、せっかくふわふわと気持ちよく飛んでいたのに、いきなり崖に突き落とされたイメージです。
「え、、さすがにそれはひどいんじゃないですか?」
そんなことありません。逆に、ここで気持ちよくなって、「なんかできる気」になって送り出しても、その方の理想の未来を叶えることはできませんよね。
もしできる方なら、それでいいんですけど、できないから今、その方は悩んでいるんです。
気持ちよくなって終わるのではなくて、しっかりと現実を見てもらう必要があります。
コーチングが自己啓発のように意味がないと言われるのは、こうやって気持ちよくなって終わる人が多いからです。
厳しい言い方をすると、コーチングセッションを受けても、「なんかできる気になっている」だけで、何も行動に移さない人が多いからなんです。コーチングの価値は、行動を促して、現実を変えることです。
未来にワクワクしてもらうだけが高知ではありません。
ここで、理想と現実とのギャップを自覚してもらいましょう。
「理想と現実とのギャップを自覚してもらったら、次はどうすればいいの?」
では、ここから残り2つのステップ、集中して聞いてくださいね。
6つ目は、「選択肢の言語化」です。
理想と現実のギャップを自覚したら、「どうすれば理想の未来が手に入るのか?」「叶わないとしたら、何が問題なの?」
この選択肢を質問を通して、洗い出していきます。
例えば、
理想の未来を手に入れるためには、どんなことが必要そうですか?
他にどんな学びやサポートが必要そうですか?
今のあなたに足りていないことを教えてください。
など、お客様に問いかけていきましょう。
ここでお客様は、自分が理想の未来に行くための「必要な要素(アクション)」を考え始めます。
もし、お客様から必要な要素が出てこない場合は、どうすればいいの?
その時は、専門家のあなたから見て、その方の理想の未来を叶えるために必要な要素があれば、提案(フィードバック)してあげてもいいです。「え?ここでお客様に必要だと思ったことは提案ししてもいいの?」
もちろん、コーチは話し過ぎはダメです。話し過ぎれば、「押し売り」と感じられ、お客様の熱が冷めてしまいます。あくまでお客様自身に課題に気がついてもらうことが重要です。
その上で、お客様自身が必要だと感じたことを、専門家のあなたから「こういったことも必要そうじゃないですか?」「こういう問題を解決すると、理想の未来が叶えられそうじゃないですか?」と、提案してあげてもいいです。
ここまでくれば、お客様は既に問題の重要性に気がつき、理想の未来を叶えるための必要な要素も見えてきます。
そこで最後の7つ目は、「解決策の提案」です。
既にお客様は、
理想の未来が欲しいとワクワクしています。
そして、自分の問題の大きさに気がつき、「このまま問題を放置すれば、理想の未来を叶えられない」と自覚もしています。
でも、理想の未来は欲しい。
ここまでくれば、あとはそっとお客様の背中を押すだけで十分です。
最後に、この決めゼリフであなたの商品をご案内するだけでいいんです。
それは、「その足りてないもの、私の商品で全て解決しますよ。」これです。
「え、それだけでいいの?」
お客様の「理想の未来」と「現実」の差を埋めるのが「商品」です。その商品で、自分の問題が解決され、理想の未来が手に入るなら、人は欲しいと思います。
自分の問題が解決され、理想の未来が達成されるなら、手段は何でもいいんです。その手段が、コーチングに過ぎないんです。
もちろん嘘はいけませんが、あなたのコーチング商品を必要としている人に対して、あなたがその理想の未来へ連れていけそう、お役に立てそう、成果を約束できそう、サポートできそうと感じたのであれば、あとはこの一言だけで十分です。
既にお客様は、喉から手が出るほど理想の未来を叶いたいと思っています。その理想の未来を叶える手段として、あなたのコーチング商品があれば叶えられるのなら、あなたのコーチング商品が欲しくて欲しくてたまらないはずです。
おし売りすることもなく、あなたのコーチング商品に価値を感じてくれるでしょう。
そうなると、お客様は、「それ、欲しいです!もっと詳しく話を聞かせてください。」と、商品に価値を感じ、あなたの提案も受け入れてもらいやすくなります。
そこから、あなたのコーチング商品を自信を持ってご案内してあげればいいんです。
グローモデルとの共通点
ここまでで、「潜在意識の問題を引き出す7つのステップ」をご紹介しました。理解できましたか?
ここで、皆さん、あることに気が付きませんでしたか?敏感な方は、さすがです!
そう、「この7つのステップ」って、「コーチング」と似てませんか?
コーチングの王道の方に「グローモデル」というものがあるんですが、グローの意味は、
G:Goal(目標)
R:Reality(現在地・資源)
O:Options(選択肢)
W:Will(意思決定・決意)
今回の「潜在意識の問題を引き出す7つのステップ」をグローモデルに当てはめると、こんな感じです。
なので、既にコーチングを学ばれてる方や、僕のnoteをチェックしている方は、このフローを覚えるだけで、比較的簡単に潜在意識の問題を引き出すことができます。
そして、ただこの7つのステップ通り質問をしているだけで、お客様は潜在的な悩みに気がつき、あなたのコーチング商品を「欲しい!」と思ってもらえるんです。
なので、この7つのステップを意識して、あなただけのセールス台本を作成してみてくださいね。コーチングを既に学ばれてる方は、本来こういったヒアリング方法は得意なはずです。是非取り組んでみてください。
まとめ
皆さん、お疲れ様でした。
この1記事だけで、コーチングを売るためのマインドセットと手順を、まるっと学べたはずです。いかがでしたでしょうか?
ただでも、正直このnoteを見るだけでは、セールスに対する抵抗感っていうのは、完全に消え去れないかもしれません。
だからこそ、しっかりとワークに取り込んで、自分に落とし込んでみてください。
中には、まだ「お金を貰うのが申し訳ない。」「稼ぐことは悪だ。」そう思ってる人もいるかもしれません。
でも実は、こういうお金のメンタルブロックがある人が、1撃でお金のメンタルブロックが外れる方法があるんです。
それは、「お金のブロックが外れてる人と、一緒にいる。」ということです。
ぶっちゃけ、家族や会社の同僚でお金に抵抗感がない人は、少ないはずです。お金を稼ぐことは悪いことだ、そんな風に思い込んでる人も多いはずです。
そんな人たちと同じ環境にいては、なかなかブロックを外すことは難しいです。「じゃあ、どうすればいいの?」て、思いますよね。
その解決方法が、「お金のブロックが外れている人と、一緒にいる。」ということです。
つまり、僕の記事を何度も何度も見て、僕の言葉を聞いてください。僕の動画を何度も何度も見返してるうちに、僕の考え方や思考が皆さんの頭の中にインストールされていくはずです。
そうすれば、「稼ぐイコール悪」だなんて思考には、絶対になりません。なぜなら、「稼ぐイコール価値提供」、すなわち「人の役に立つ」ということだからです。
そして、少し厳しいことを言いますが、皆さんが対価をいただかずにコーチングセッションをしているうちは、まあ、誰のことも助けられていないということです。
サービスとしてお客様にコーチングを提供して、対価としてしっかりと、お金をいただいてあげてください。そこから初めて、あなたのコーチ人生が始まり、そのお客様の人生に伴奏させていただけるというスタート地点に立てます。
是非、あなたのその綺麗な思いを形にするために、一緒に頑張っていきましょう。あなたの助けを待ってる人は必ずいます。
コーチ事業のスタートとして、この動画のセールス完全攻略を抑えておくことで、必ず少ない影響力でも収益を最大化できると思いますので、是非何度も見て自分に落とし込んでみてください。
最後にお知らせです。
ここまで見てくれた方限定で、
現在、
・人によっても言ってることが違うし
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「結局自分が何をしたらいいか分からない」
こんな風に思われているあなたへ。
金沢尚が直接個別相談をやります!!!
ご参加オススメできない方
・”億”を目指す為の「組織化」のヒントが知りたい
(個人向けなら可)
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・ノウハウだけ学んで、全く実践しない
・「起業したい」「副業したい」と思ってるだけで行動しない
・「これを受ければなんとかなる」と思ってる他責思考
・メンタルが弱い
※特にメンヘラの方
→人によっては”かなりキツイこと”をいいます。
ご参加オススメな方
・すでに「自分のビジネス(コンテンツ)」を持っている
・体力がある人または体力に自信がある人
・「やりたいジャンルが明確に決まっている」
・やりたいジャンルはないが、最後まで
やり抜く力と素直に実践する覚悟がある
・自分のフォロワーの伸びや売上が安定しない
・「ラッキー」で売上を作ったことがあるが、それを再現出来ない
・「今のままでいいのかな」という不安がある
・メンター等がいなく、自分のビジネスに対して「客観的な意見」が欲しい
・自分がコレまで受けてきた or いま受けてるコンサルがオワコン
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・起業してある程度安定売上でてるけどさらに事業を爆発的に伸ばしたい
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そして、学びや感想をXでアウトプットしてもらえればと思います。
ということで、今回も最後まで見ていただいて、ありがとうございました。また、次回の記事でお会いしましょう。