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「ポンコツなわたしで、生きていく。」を読みました。

今回私が読んだ本は、いしかわゆきさんの「ポンコツなわたしで、生きていく。」です。
いしかわゆきさんの本を読むのは2冊目です。

1冊目の「書く習慣」が私の心に刺さりすぎて、「書いてみたい!」と思わせてくれる本だったので、是非とも「ポンコツなわたしで、生きていく。」も気になり、たまたま書店に売っているのを(しかも、最後の1冊)みかけて、思わず買ってしまいました。

本屋で出会える本って、運命感じちゃいます。笑


本を読み終えて、1番最初に感じたことは、「どうしよう。私ADHDじゃない。」でした。

朝は起きれてしまうし、社会に適合できてない訳ではなさそうだし、遅刻することもなく、一応今までのバイトもそつなくこなせていました。

私は多分、「普通」とか「その他大勢」や「一般的」に入る分類ではないでしょうか。

特別劣っている訳でもないし、飛び抜けている訳でもない。平凡。

そんな私でも何だか共感することがたくさんあり、題名は「ポンコツ」って書いてありますが、「ポンコツ」じゃなくても十分楽しめますし、何だか励ましてもらったような、そんな気分になりました。
そして自分にも一部「ポンコツ」が思い当てはまったりもしました。


「知る」ことは、選択肢を増やすことであり、それによってわたしたちははじめて選ぶことができるようになるんです。

ポンコツなわたしで、生きていく。より引用

確かに。「知る」って本当に大事ですよね。
ちょうどこの間、旦那が病気になって働けなくなり、収入面で心配していたところ、私の母が「こんなんあるよ!」「これはどう?」と国の制度などをたくさんリサーチしてくれて、私も一緒に調べていたんです。

「そんな制度があったのか!」と、旦那が病気にならなかったら絶対知らなかったことが知れて、次どう行動していけばいいのか、選ぶことができたんです。

最後に母は、「知るって大事やな。知ってるだけで強いな。」と言っていました。本当にそう感じた瞬間でした。


大きな決断にはいろんなことをあれこれ考えて決めるのに、毎日のちょっとした取るに足らない選択は、ものすごく適当に決めてきたのです。
 考えて見れば、毎日は選択することばかりです。だからこそ、小さな選択を疎かにすればするほど、毎日が疎かになっていくのは当然のことなのかもしれません。

ポンコツなわたしで、生きていく。より引用

今まさに私は、毎日のちょっとした取るに足らない選択はすごく適当にしていると思います。
誰にも会わないから、髪は適当、服も一緒、メイクもほとんどしない、お昼ご飯は昨日の残り物。

節約できていいじゃないか!と思う部分が5割、なんだかパッとしなくて物足りないのが5割。

このパッとしない5割が毎日積もっていったら、もう人生自体がパッとしないんじゃないか。

え!それはやばい!!って今思っているところです。笑

「毎日の選択」が適当じゃなくて、少しだけしっかり考えてみる。全部じゃなくても1つだけもいから、ちゃんと選んでみる。
そういう気持ちで、ちょっと毎日に色をつけてみようかなと感じました。


どれも「体調と環境のせい」になるのですが、何かのせいにすることは、自分自身を責めるよりもよっぽど気がラクなのです。

ポンコツなわたしで、生きていく。より引用

「もう今日は本当にイライラする!!なんでこんなにイライラするの!!もうやだ!」って思うことがあります。意外としょっちゅう、高頻度に。

イライラしたきっかけなんて、めっちゃ小さなことなのに、本日1発目にうまくいかないことがあって、2発目発動したときにはもう「嫌だ!!」になります。

「なんで?どうしてそうなるの?」みたいに自分じゃ答えが出ない質問をしても答えが出るはずもなく、一度「嫌だ!!」になると中々抜け出せないのもまた事実。

そんな時、「なんだ今日低気圧で頭痛いからイライラするんだ。」みたいに、何かのせいにして「じゃ、仕方ないな。」って思えたら、少し楽になれそうな気がします。

これは少し意識の練習が必要そうだけれでど、そういうマインドでいれるよう心がけていきたいですね。


他にも、心に刺さる言葉がたくさんあったんですが、それには付箋をつけて「ここ、私の刺さった文章」とマークしています。

これは「書く習慣」に書いてありましたが、自分の心に響いた文章にはマーカーしたり、付箋をつけておくといいそうです。
おまけにその文章を読んで感じたこともメモしておくといいそうです。



時々、こうやって本の感想もnoteに残していきたいです。

またいつか、この本を読んだときに、また違った感情で違った文章が刺さるかも知れないし、時が経っても自分にとって刺さる文章が一緒なら、もうそれは自分自身の大事な言葉だと思うので、本はまた時が経ったら読み返してみたいと思っています。



さて、次は何を読もうかな。

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