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滝沢歌舞伎卒業、これからが本当のSnowManの始まり

 こんにちは、カナリア🐥です。普段は経営コンサルとして組織やリーダーシップ、キャリア等についてたまに新聞メディア等でコメントしており、その視点からSnowManについて、たまにnote書いてます。今回は滝沢歌舞伎卒業が、彼らにとってどういう存在だったか人材育成視点で書いてみました(演目の話はありません)通常は単なるファンとして呟いています、ちなみに最初に書いたnote記事(2022/10)はこちら↓あれからまだ半年😵


滝沢歌舞伎は終わりのない学校だった

 渡辺くんが以前そう言っていたが、今回とうとう卒業となってしまった。6人にとってはほぼ入所当初から出続けた自身の柱=まさに芸能学校の卒業。たくさん怒られぶつかりながら色んな表現やダンスを学び、仕事に向き合う姿勢、周りの演者やスタッフへの感謝や気配りを子どもながらにたくさん吸収したまさに青春。長い人生、滝沢くんに一生分叱られたこと本当に役立つと思います、芸能界を要領よく渡り歩くとかとはまた違う、根本的に人間に向き合い、心身の限界まで芸事に向き合う経験をしている彼らの胆力は本当に強い。普通の人生そこまで自分に向き合ってくれる人や機会と、そうそう出会えません。
 その横一列6人時代を経て、滝沢くんから主演を引き継ぐと同時に、それぞれストーリーを背負った2人と中学生ラウールが加入、そこから更に役割が複層し全員が相当なプレッシャーの中、デビューを迎えていきます。そんな伝統のある「滝沢歌舞伎」で最終的に主演・演出となり後輩を指導教育する立場に、まさに人材育成の学校。この目まぐるしい数々の思い出が走馬灯のようにメンバーにもファンにも渦巻いたFINAL期間だったと思います。
 千穐楽後ジャニーズJr達がSnowManとの交流を書いていましたが、それぞれ言葉で伝える人、態度や姿勢で示す人、仲良くする人、悩み相談を聞く人など分担できるのは9人の強み(会社組織と同じ)ですね。

個人的には渡辺くんが挨拶で「僕たちを育ててくれた新橋演舞場にも拍手👏」と、本当に場所=学校だったんだなぁという表現が大好きです

恩師との関係性

 大きな師であった滝沢くん、今は本当に連絡を取ってないのかもですね。でも私が学生〜60代までコーチングやカウンセリングして思うのは、ずっと連絡取ることだけが良い関係ではありません。人生の師はその時々で違ったり、会わなくてもずっと感謝し続け心に残り続けるものです。彼らと滝沢くんがそんな関係性だといいなと思います。
 滝沢歌舞伎ZEROはSnowManのために滝沢くんが演出し、FINALは滝沢くんの歴史に感謝を込めてSnowManが演出したものだと思いました。転換や着替えがあるとはいえ、何度もナレーションやJr.に滝沢歌舞伎の歴史を語らせてたこと、岩本くん深澤くんが会見で「これでよかったのか正解がわからない」と言ってたこと、会見ではしゃいじゃってたこと、明るく幕を閉じたい一心だったはず。でも正解が分かることは一生無いし、伝統を受け継ぎ自分たちで終わらせるとは、そういうことだと思うんです。機械的な正解のない"不確かな解釈"その文化や伝統をその時出せる最大限の力で表現することこそが、エンターテインメントの真髄であり人々が魅了され感動を呼ぶものだと私は個人的に思っています。

伝統あるものに幕を下ろす経験

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