2ndday《〜土地と結ぶ〜》
【Gap Week 冬至編】
『結』〜きちんと結ぶ〜
2ndday 〜 葉山 〜《〜土地と結ぶ〜》
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2日目は、葉山へ。
私は、何かを選んだり決めたりする時に、迷うことが多い。
でも、自然の流れに任せていても、導かれる様に、結果、良い方向に繋がることがある。
私は、それは「ご縁」だと思っている。
数年前、念願だった海辺の暮らしを始め、しばらく経った時、
いろんなことから一時的にこの土地を離れることになった。
そこから、仕事の関係で移動生活をしたことがあったが、
どんなに動いても、必ず「海の近く」に落ち着くことに気がついた。
最初は、山方面を指定されても、ギリギリになって、海辺に変わる。
実は、いま、住んでいるところもそうだ。
私は、やはり「海」とは、目に見えない「ご縁」のようなものがあるのだと思う。
そんな私が、しばらく前に葉山の山系の自然保護団体の活動を見学させて頂く機会があった。
何度か、参加させていただくたびに、毎回驚きと感動の連続がそこにあった。
自然や、四季の流れに沿って、
そこに住む鳥や虫、植物など、自然の生き物たちと共存しながら
本当にこの土地が大好きで、保護したい人たちが集まって、活動されているんだなと思う。
ここ数年、少しづつ、環境問題にも関わらせてもらうことが増えてきた。
その中でも、この団体の他にも、逗子〜葉山辺りで活動されている方々の活動や意識に驚きや感動を感じることがとても多い。
この夏は、初夏の熱中症の後遺症が長引き、残念ながら野外活動からは離れていたが、また、再開する機会を狙っていた。
そして、この機会にと、少し勇気を出してメッセージしてみたら「どうぞどうぞ。」と、優しいお返事が帰ってきた。
この日は、2022年最後の活動で、各自分担して作業。
私は、自然栽培の「タノクロマメ」の収穫のお手伝い。
ここの田畑は、鳥や昆虫が農薬や化学物質に汚染されたものを摂取しないようにと自然農法にしているそうだ。
その恩恵を人間がいただく。
作業後の食事で出される食材の自給自足率も高い。
この日収穫したタノクロマメも、各自持ち帰り、干したものを、年明けに持ち寄り、味噌にするそうだ。
2023年は、ここに向かうバスの途中に位置する、春に完成予定のシェアハウスで、
色々のサポート活動もさせていただく予定があり、葉山にいる機会も増えそう。
鎌倉も、葉山も、海と山に囲まれた場所。
大好きな場所を行ったりきたりの生活に胸が躍る。
地域、土地とのご縁、そこに住む人たちとの繋がり、
このGap yearを終えた後は、少しずつ、そんな暮らしをしていけたら良いな。
五感を取り戻す暮らしを手に入れたいな。
Gap yearは、特別な毎日から、本当に手に入れたい日常に出会う旅なんじゃないかなと、
私は、そんなふうに思っている。
監修:Gap Studio
http://gapstudio123.com
プロデューサー: 佐野健人(さのけんと)
人生に新しい選択を
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