チェコのクリスマスの過ごし方★Part2プレゼント編
先日、チェコのクリスマスクッキーについての記事を書きました。
さて、今日は、チェコの子どもたちのクリスマスプレゼントのもらい方です。
日本とは大きく異なります。
チェコでは24日の夜のクリスマス・イヴは最も重要なイベントで、家族とゆっくり過ごす時間です。
家族で特別なディナーを楽しんでいる間に、小さなイエス・キリストがクリスマスツリーの下にプレゼントを置いていきます。
父親がクリスマスツリーが置いてある部屋のベルをチリンと鳴らして、子どもたちを呼び、子どもはプレゼントをもらうことができます。
なので、チェコの子どもたちは、24日の夜にプレゼントを受け取ることになるのです。
日本の子どもたちよりも早くプレゼントを楽しめますね。
そして、25日と26日は祝日なので、家族でゆっくりクリスマス休暇を過ごします。
チェコは家族の時間をすごく大事にしていて、良いなと思います。
こちらの写真は、夫の実家に飾られていたクリスマスツリー。
ダイニングからは遠いところにツリーが置かれています。
小さなイエス・キリストがディナーの間にプレゼントを置きやすいように、でしょうね。
誰が持ってきたか分かっているプレゼントはあらかじめクリスマスツリーの下に置きます。
クリスマスになったら開けます。
ちなみに、毎年、本物のもみの木を買うのだそうです。
もみの木の香りが部屋中に広がります。
チェコではお正月の飾り付けがいらないので、クリスマスツリーは新年明けた後くらいまで飾られています。
日本みたいに急いで片付けてお正月の準備!とならず、クリスマス気分をゆっくり味わえるのでいいですね。
だけど、新年明けた後、もみの木が捨てられている光景をあちこちで目にします。
それを見るとちょっと複雑な気持ちになりますけどね。
それでは、次のPart3をお楽しみに!