怖い話は苦手、なのにどーしても聞きたくなる
怖い話ってなんであんなに聞きたくなるんだろう。
幽霊系の怖いのが苦手で、ホラー映画や番組のCMは秒でチャンネルを変えられる特技があるくらい。一度見ちゃうと残像でいつまでも震え上がれるほどの怖がり。
tiktokを何気なくながめていたら「トイレの花子さん」のことを話している動画で手が止まった。
え?トイレの花子さん?
トイレの花子さんって言ったら、日本全国、どの小学校のトイレにもいる(と思われている)超有名人。
私の行っていた小学校にも、女子トイレの奥から3番目?入口から3番目だっけ?もうよく覚えていないけど、とりあえず4つの個室の中の、3つ目にいるって話だった。
tiktokでは後日談もあって、花子さんの存在を信じていたかつての女の子たちの背筋を、2時間残業したあとレベルにバリバリに凍りつかせるものだった。
あの頃は花子さんが怖くて、絶対に友だち5人とトイレに行っていたし、してるときに絶対会話は途絶えさせなかったし、怖がらせるようなイタズラは絶対にしなかった。
中学になると先生や先輩、なかなか上がらない成績、社会人になると理不尽なことばっかり起きる現実が怖かった。
目に見えないトイレの花子さんを怖がっていたあの頃は平和だったな。
話は戻して、、、
怖い思いをするのがわかってて怖い話を聞きたくなるのは『カリギュラ効果』というらしい。これは心理学用語ではなく、カリギュラっていう映画が語源。
1980年に公開されたローマ帝国の皇帝の話で、国を率いるのとは別の側面の性癖を描いた部分が、エロティックでグロ過ぎるシーンだという理由でアメリカで上映禁止の州もあったほど。
そんな映画、見たい。
禁止されるほど見たい、どんなにエロくて、どんなグロいシーンなのだろう、自由の国アメリカで「見ちゃだめ」って規制がかかったほどの映画だもん。
tiktokで何気なく見たトイレの花子さんのことを30年ぶりくらいに思い出してみて、今でも怖くなるのを知っても感じたくなるくらい大きな存在なことに驚いた。
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