フェラーリ
今日は「フェラーリ」というテーマの文章を書きたいと思います。
久しぶりに1人映画です。
レイトショーで1,300円。
一番後ろのど真ん中の席で鑑賞しました。
観客は私1人で貸し切りでした。最高。
男なら一度は憧れたことがあるフェラーリを取り上げた作品です。
私はスポーツカーに憧れたこともないし、フェラーリもそこまで欲しいとは思いません。
人生で一回くらい運転してみたいな、くらいの感じです。
フェラーリって、エンジンがうるさいじゃないですか。それが苦手です。
そして、車高が低い。見るからに低すぎる。
車高が高いクルマが私は好きです。
しかし、フェラーリというブランドやそのブランドを創造した物語などにはとても興味があります。
エンドロールを見ながら、劇場でこのnoteを書いてます。
見終わった後にすぐに文章を書くのは良いですね。採れたて直後の文章です。
さて、フェラーリですが、1950年代のイタリアの街並みやノスタルジックなクルマが次から次に登場して良いですね。
創業者のエンツォフェラーリは大きなレースでマセラティを打ち負かして、一躍有名になって一気に数百台のフェラーリを売り込むことを画策するわけですが、もちろん、そう簡単にことが運ぶわけではありません。
そもそも、エンツォフェラーリは出来が良い男ではなかったらしく、第一次世界大戦で惜しくも亡くなってしまった兄貴の方が将来有望だったそう。
そんなエンツォフェラーリですが、なんとかビジネスの成功に邁進するも、プライベート面では愛人との間に子どもがいたり、妻との子は亡くなってしまったり、かなり複雑で破天荒な男だなぁという印象を受けました。
レースで勝つことがクルマの一番の宣伝になるからこそ、クルマの技術革新には余念がないし、一流レーサーに無茶な走りを要求します。もちろん、大きな事故も時々起こして、メディアからの批判も受けます。
メディアウケするように、女優とフェラーリを上手にカメラに収めさせたりなど、マーケティングにもしっかりと力を入れてるシーンもありました。
とにかく、今はフェラーリはカッコいい、美しい、高いといったブランドイメージがありますが
、この映画を見てると、色んな犠牲のうえにこのブランドが創られたんだなぁとつくづく思います。
でも、だからこそ、そういう美しく、速いフェラーリにみんな憧れるんだろうな。