シルクドゥソレイユ 崖っぷちからの挑戦
今日は「シルクドゥソレイユ 崖っぷちからの挑戦」というテーマの文章を書きたいと思います。
アマプラで7月から配信になってた、このドキュメンタリー作品を観ました。
コロナで大打撃を受け、95%の人員カットを余儀なくされたシルクドゥソレイユ。
そんなシルクドゥソレイユが復活を果たすまでの400日間を追ったドキュメンタリー。
ラスベガスに専用劇場があって、そこではO(オー)というショーをずっとやってるんですが、このショーは「水中プール」がメインテーマになってて、独自の世界観を構築してます。
そんなOでパフォーマンスをする団員やスタッフ、裏方の人たちにインタビューを重ね、一人ひとりの思いや心境、ショー復活への意気込みなどを迫る内容となってます。
サーカスって、やっぱり「人」で成り立ってるんだなぁと改めて実感しました。
また、Oはラスベガスにある専用劇場とだけあって、世界中から観光客が訪れ、そして、そんなエンタメの最高峰を味わうための劇場を整えた最高のパフォーマーが詰まったショーとなってます。
つまり、「一切の妥協がない」プロのエンターテイメント空間になってるし、だからこそ、プロとしてのピリピリした様子も映像から伝わってきます。
しかし、それは全てが「観客」のため。
ショーを楽しんで貰いたい、楽しい思い出を持って帰ってもらいたいという意思がシルクドゥソレイユ内でしっかりと共有されている。
そして、それがショーのパフォーマンスに影響する。
インタビューを見てて思ったのは、世界中の運動神経エリートをスカウトしたりしてる劇団なんですが、そのエリート達みんな「ショーやパフォーマンスが好きで堪らない」みたいな感じなんですよね。
四六時中、ショーのことを考えてるんだろうし、ずっとトレーニングしてる。
これは、ラスベガスに行ってショーを観なきゃいけないなぁと思いました。
シルクドゥソレイユの存在を知らない、パフォーマンスを生で観たことがない日本人もたくさんいると思うので、もっとこの世界一流のパフォーマンス集団を知って欲しいなぁと思いました。